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自由恋愛ではなく、本物の恋愛と結婚を! 菅野直基牧師

2014年8月26日09時48分 コラムニスト : 菅野直基
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関連タグ:菅野直基結婚恋愛
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結婚をしていない男女が、婚前あるいは、婚外交渉を持つことを自由恋愛というそうです。言葉自体は美しいですし、自由に恋愛することは何も悪くはありません。

しかし、聖書は、婚前(婚外)交渉を「罪である!」と断言します。なぜ罪なのでしょうか?神様は、私たちの恋愛に口出しをして、楽しみを奪ってしまう酷で厳しい方なのでしょうか?

聖書は一貫して、「神は愛なり」と語りますが、婚前交渉することは、愛ではないからです。本当に相手を愛し、大切に思ったら、男女を夫婦として一生涯結びつけ、新しい命を授かるような神聖な行為を簡単に行うことはできないはずです。

「お互いに愛し合っているのに何が悪いんですか?」「誰にも迷惑をかけていませんよ!」

しかし、その愛は相手の人格を愛しているのではなく、自分の欲を愛しているのです。自分の欲を満たすために、相手を利用しているとしたら、愛とかけ離れています。また、誰にも迷惑をかけないなんていうことはありません。別れる時には互いに相手を深く傷つけ合います。妊娠をしたなら、人口中絶をすることにつながります。また、お互いの家族や友人を失望させたり、不快な思いを与える可能性もあります。

ある哲学者は、「男を動かす一番強いエネルギーは、女性を喜ばせたいという気持ちだ!」と言いました。この世の中に、男か女のどちらかしかいないとしたら、面白くないだろうと思います。また、恋愛を禁止されたとしたら、生きる楽しみや喜びは半減してしまうでしょう。

神は、性関係を禁止しておられるのではありません。夫婦の性関係を祝福し、「それを喜び楽しみなさい」とすすめています。神が禁止しているのは、婚外交渉です。

老人ホームで、90歳を超えた男女が、再婚をしたというニュースを聞いたことがあります。年を取っても恋愛をするものなのだと驚きました。きっとこの夫婦は、ハネムーンを楽しみ、20歳や30歳は若返って、生きる楽しみを感じているのではないかと思います。

年を取っても恋愛をするとしたら、若い人はどれだけ恋愛の情熱が満ちあふれ、抑えがたい情欲があることでしょう。しかし、性欲は抑圧するのは健全ではありません。心を欲に向けるのではなく、心を相手に向け、相手の人格を愛し、大切に思う方向に心の向きを変えていくことです。その時、恋愛をする男女は結婚を真剣に考えるようになり、結婚に向かいます。

最近は、「結婚相手が見つからないで結婚しない人」ではなく、「結婚できるのに結婚をしない」草食系の人が増えているそうですが、「結婚をしない」もう一つの理由として、婚前交渉を持ち、同棲したり、結婚をしない付き合いを続けているからです。同棲や肉体関係を持ち続けながら結婚しないカップルは、お互いに責任がないので気楽です。ゆえに楽しいです。さらに、いつ別れてもおかしくない気軽さがお互いの新鮮さを保っているのでしょう。

長いこと、同棲生活を続けた男女がついに入籍することになり、「良かった!」と思って喜んでいたら、程なくして別れてしまいました。同棲生活時代は、「いつ切れるかわからない!?」という不安定な絆がかえってお互いを燃えさせましたが、結婚した途端、切っても切れない関係になり、重荷となって、束縛し合い、相手を自分の都合のいいように変えようとして関係がまずくなっていったようです。

人は「しなさい!」と言われれば「したくない!」という気持ちが湧き上がり、「してはいけない!」と言われると「したい!」ものです。「分かっていてもやめられない!」それが、聖書が教える罪の性質です。

どうぞ、「自由恋愛」ではなく「本物恋愛」をして、結婚に向かってください。ズルズルと付かず離れずということはありえません。男女関係は「all or nothing」、つまり「イエスかノー」「黒か白」「0か100」です。

これから結婚を考えているカップルがいたら、婚前交渉はせず、結婚をするまで楽しみに待ってください。これが長い目で見て二人の結婚生活を祝福します。

軽々しく肉体関係を持った男女は「相手を信頼できない」というリサーチ結果があります。理由は「会ったその日に関係を持ったあの人は、私の知らないところで、別の人とも同じように浮気をするかも知れない!?」と考えるからだそうです。仮に浮気はしなくても、心の中で「あの人いいなー」「この人と結婚をすれば良かったなー」と浮気をしているかも知れませんし、相手を信じられないで、信じ合えない夫婦は、同じ屋根の下に住み、肉体は一つでも、心はかけ離れていて寂しい関係です。

しかし、お互いに結婚をするまで固く純潔を守り、愛し合って結婚をしたとしたら、お互いに相手を信頼します。「あの人は絶対に節操を守り、私以外の人と関係を持つなどあり得ない!」と、安心することができます。

聖書は、「『それゆえ、人はその父と母を離れ、妻と結ばれ、ふたりは一心同体となる。』この奥義は偉大です」と語ります。自由恋愛ではなく、本物恋愛をし、結婚をし、生涯変わらない幸せな家庭を築き上げていってください。

◇

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 外部リンク:

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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