Skip to main content
2025年11月3日15時29分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ローマ教皇、ペンテコステ派教会を初訪問し謝罪 福音派も支持しカトリックへ対する差別を謝罪

2014年8月2日22時20分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ローマ教皇フランシスコ(ローマ教皇)世界福音同盟(WEA)ジェフ・タニクリフイタリアカトリック教会ペンテコステ派(聖霊派)福音主義(福音派)
ローマ教皇、ペンテコステ派教会を初訪問し謝罪 福音派も支持しカトリックへ対する差別を謝罪+
ローマ教皇フランシスコ(左)と世界福音同盟(WEA)総裁兼総主事のジェフ・タニクリフ氏(右)(写真:Jeffrey Bruno / WEA)

ローマ教皇フランシスコが、イタリアのペンテコステ派教会を初めて訪問した。この訪問で、教皇は過去にローマ・カトリック教会がペンテコステ派を迫害したことについてゆるしを求めた。これを福音派のリーダーたちは感謝をもって歓迎。福音派の世界組織である世界福音同盟(WEA)のジェフ・タニクリフ総裁兼総主事は、逆にカトリック教会に対して福音派がこれまで行った差別について謝罪した。

バチカン放送(英語版)が7月30日に伝えたところによると、教皇がゆるしを求めたことについて、タニクリフ氏は、「これは聖書に基づいたことであり、イエス様のメッセージを反映しています。私の望みは、この教皇フランシスコの行動が、世界に対する、特にカトリックと福音派の間にかなりの緊張関係が存在するような国々に対する、強力なメッセージとなることです」と語った。

一方、タニクリフ氏は、「しかしまたこうも言わねばなりません。過去においては、福音派を含め、プロテスタントがカトリックを差別したという状況も確かにありました。私はこのような行いがあったことを本当に遺憾に思います。神学的に意見の相違があっても、それが相手を差別したり迫害したりすることにつながるべきではないからです」「われわれは皆、自分たちの失敗を全て認めて、互いにゆるしを請う必要があるのです。教皇フランシスコはそのよいお手本を示したと思います」と語った。

教皇フランシスコは7月28日、イタリア南部の都市カゼルタにあるペンテコステ派として知られる「和解の福音教会」を訪問。バチカン放送(英語版)によると、教皇はブエノスアイレス大司教時代に、同教会の創立者であるジョバンニ・トレッティーノ牧師と初めて会った。これまでも教皇は、住居としているバチカンにある聖マルタの家で、複数のペンテコステ派のグループと会見している。AP通信の報道によると、歴代ローマ教皇の中でペンテコステ派教会を訪問したのは教皇フランシスコが初めて。

教皇は、同教会に集まった約350人の前で話し、トレッティーノ牧師と個人的に会見した。一方、バチカン放送(英語版)によると、教皇はトレッティーノ牧師との会見の後、イタリア全土、また米国や南米から訪れた約200人の福音派に温かく迎え入れられたという。

「狂ったようにペンテコステ派を迫害し、否定した人々の中には、カトリック信者もいました」と、教皇はペンテコステ派教会を禁じていたイタリアのファシスト政権に言及。「私はカトリックの神父ですが、自分たちがしていることが分からず、悪魔に誘惑された、そのようなカトリックの兄弟姉妹たちに代わって、許しを請います」と謝罪した。

教皇は、今回の訪問を驚く人もいるだろうと認めた上で、教皇自身は福音派を「兄弟」と考えていると語った。「驚く人もいるでしょう。『教皇が福音派を訪ねたって?』と。しかし、私は単に自分の兄弟たちに会いに行っただけです」と語った。

タニクリフ氏は、世界中の福音派クリスチャンのうち約6億5千万人が所属するWEAの総裁兼総主事を2005年5月から務めているが、「カトリックと福音派との間の公式な対話は、エキュメニカルな模索の一部として非常に重要であり、信頼と友情を築くことは神学的対話を深めることにつながる」と語った。

タニクリフ氏はまた、キリストの身体である教会において、関係を構築することはとても重要だと付け加えた。「ヨハネによる福音書17章で、イエスは明らかに私たちに一つとなるように呼び掛けています。教会の外にいる人々にも、キリスト教の教派の間には違いもあるけれども、中核となるところでは、共通する点も多いと理解してもらうことは重要です」と語った。

WEAグローバル大使のブライアン・スティラー氏が明かしたところによれば、教皇は福音派のリーダーたちと個人的な会合を開いた後、ペンテコステ派教会への訪問を計画していることを、今年6月下旬には打ち明けていたという。

「教皇はわれわれの話を聴いた後、意外な話をしました」とスティラー氏。「教皇になる前から、教皇はあるイタリア人牧師と親しくされていたそうですが、そのうちに、その牧師とその教会がカトリック教会の力と存在を重苦しく感じていることを知りました。だからその教会を訪問して、カトリック信者が過去に行った過ちに対して謝罪しようと決意したのです」と説明した。

ライフ・アウトリーチ・インターナショナルの創設牧師で、妻のベティ夫人と共にテレビ伝道を行っているジェームズ・ロビンソン氏も、6月の会合に参加したが、教皇は過去の過ちを癒す道を模索したかったのだと考えている。

「教皇はこの教会に対して謝罪する理由があると考えたのです。カトリックが福音派とプロテスタントに対して友好的ではなかった地域で、福音派を含めたプロテスタント信者に対して謝罪したかったのだと思います」とロビンソン氏は語った。

また、タニクリフ氏は今回、教皇フランシスコといくらか個人的な時間を過ごす機会も得られたという。

「何年もかけて信頼と友情を築いたおかげで、より深く、より真実味のある対話が持てるのだと分かりました」とタニクリフ氏。「一つのグループが他のグループに嫌がらせをされたら、われわれ一人ひとりが何をできるのかを理解することが、世界的に見ても本当に重要です。バチカンとの関係を進めていく中で、われわれはそれを求めていくつもりです」と語った。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ローマ教皇フランシスコ(ローマ教皇)世界福音同盟(WEA)ジェフ・タニクリフイタリアカトリック教会ペンテコステ派(聖霊派)福音主義(福音派)
  • ツイート

関連記事

  • 国連事務総長、韓国訪問する教皇に「癒しと和解のメッセージ」を要請

  • エリザベス英女王、14年ぶりにバチカン訪問へ 和解に機運

  • 「朝鮮半島における正義と平和そして和解に関する国際会議」共同宣言

  • 世界福音同盟(WEA)宣教委員会、世界会議を開催 世界の教会に宛てた「スミルナからの手紙」発表

  • 9・11、「分裂ではなく一致を」 世界福音主義指導者ら

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • ワールドミッションレポート(10月29日):アンゴラとザンビアのルヤナ族のために祈ろう

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • ワールドミッションレポート(11月2日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(2)

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.