米プロテスタント最大教派・南部バプ連、7年連続で信者数・礼拝出席者数が低下

2014年6月2日11時25分 印刷
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南部バプテスト連盟に加盟する“ギガチャーチ”、ジャクソンビル第一バプテスト教会(フロリダ州、信徒数2万8千人)の礼拝の様子(写真:Fbcjax)

米プロテスタント最大教派の南部バプテスト連盟(SBC)の信徒数が7年連続で減少したと、ライフウェイ・クリスチャン・リソースの年次報告が伝えた。

SBCの総信徒数は昨年末の時点で1570万人で、2012年の1590万人に比べて20万人減少したことが、5月28日に発表された年次報告でわかった。

「我々の福音を伝える力が失われて来ていることは遺憾です」と、ライフウェイ・クリスチャン・リソースのトム・S・レイナー代表は述べた。「福音のリバイバルのために祈り、我々の教会において大宣教命令に対する情熱が再燃されるように祈り続けます。神様が、私も含め我々全員を大いなる慈悲の心でもって再生してくださいますように」

この報告によれば、昨年の日曜日の礼拝出席者数は平均580万人で、これは2012年の約600万人と比べると少ない。さらに、洗礼の件数が過去2年の間に平均4千件の割合で減少している。洗礼は個々人の福音に対するコミットメントを示すものであるため、この数字は重要だ。

一方、全米で新しく創設された教会の数という点では増加しており、2012年は教会数4万6034件であったのが、2013年には4万6125件になった。

SBC執行委員会のフランク・ペイジ委員長は、このような多少の増加はありがたいことと述べた上で、福音を伝えることに対する情熱が信者の間で欠如しているようだと指摘。ペイジ氏はアモス書6章1節(災いだ、シオンに安住し、サマリアの山で安逸をむさぼる者らは)を引用しながら、信者数の減少について語ったと、バプテスト・プレス紙は伝えた。

「アモス書のこの言葉は、神の民の気持ちが緩み、用心を怠り、神に属する事柄に対するコミットメントと情熱が低下していることへの明らかな警告でした」と、ペイジ氏。「今の我々の教会についても全く同じことが言えます。残念ながら、我々のキリストの福音を伝える能力が低下しているのです」

ペイジ氏はさらに、「我々の前にある大きなニーズと大きなチャンスに我々が気付くことができるよう、神様がお助けくださいますように。主よ、シオンに安住してしまっている我らをゆるしたまえ」と祈った。

教会プランティング・ディレクターを務めるジョシュア・ヘッジャー氏によれば、年間800から1000件の南部バプテスト派教会が閉鎖されているという。つまりこれが、信者数、出席率、洗礼件数の減少の原因ということだ。

このことに関してヘッジャー氏は以前、このような教会の死滅を防ぐための「教会の再活性化」運動を南部バプテスト派の教会プランターのグループとして行っていると、米クリスチャンポスト紙のインタビューで語っていた。これには通常、規模が小さくなってきている教会を新たな人材が引き継ぎ、その教会を再び蘇らせる戦略を実行していくというプロセスが含まれる。

「教会が閉鎖となる主な理由は、その地域の文化から断絶されているか、聖書から離れているか、のどちらかです。このどちらかが起こると、教会の生きる力がなくなるのです」と、ヘッジャー氏。「リーダーシップと文化に関して簡単な変化を実行する教会もあります。完全に閉鎖してしまって、新しい教会にその施設、資産、信者を引き継がせるところもあります。他は単にこの両極を避けた中間に落ち着くのです」と言う。

南部バプテスト派連盟の全報告は、バプテスト・プレス紙のページで閲覧可。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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