Skip to main content
2025年5月12日23時09分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

エキュメニカル代表団、国連で不健全な核体制への対案を求める

2014年5月16日15時43分
  • ツイート
印刷
関連タグ:世界教会協議会(WCC)国際連合(国連)
エキュメニカル代表団、国連で不健全な核体制への対案を求める+
ジョナサン・フレリックス氏(写真:Tom Martinez / Witness Photography)

世界教会協議会(WCC)は14日、同協議会平和構築・軍備撤廃担当プログラム幹事のジョナサン・フレリックス氏(米国福音ルーテル教会)の英文による報告記事「エキュメニカル代表団、国連で不健全な核体制への対案を求める」をウェブサイトに掲載した。以下がその日本語訳。

患者が診断に異議を唱えて治療を拒む年1回の検査のように、約200カ国の政府がニューヨークの国際連合で4月28日から5月9日まで会合を行い、核兵器の削減と除去の進行について評価を行った。問題の「病気」は、国際社会が長い間不健全かつ破滅的であると同意してきたもの、つまり自国の核兵器にしがみつく5大国による慢性的な主張である。

エキュメニカル代表団が出席して強力な人道的治療を唱えていた。それは幅広い国際的支持を得ているもので、5大陸にあるWCCの加盟教会が、この核拡散防止条約(NPT)2014年会合に先立って各国政府にもたらしたものである。

核大国は、この会議の議長であるペルーのローマン・モレイ大使と核兵器を持たない184カ国の多くによって行われた、地球規模の核による不快についての注意深い診断を妨害することができなかった。しかし核大国とその同盟国の代表者たちは、本当の問題が彼らにあるのではないということを非常に一生懸命に示そうとしていた。彼らが言うには、本当の問題は核兵器を持たずそれらを獲得するかもしれない国家にあるとのことだった。医療のたとえを続けると、これは伝染病にかかっている人が治療を拒みながら、他の誰もが検疫を受けなければならないと主張しているのと似ている。NPTによる解決策はこれと同じ主張によって失敗を繰り返してきた。

対案を生かす手法は会議場や何十ものサイドイベントに満ちていた。その中で主なものとしては、議長の最終勧告が表現したように、「どんな核兵器の使用によっても、またその結果による破滅的な人道に関わる結末に取り組むだけの十分な国際的な能力がないことから、全人類に訪れるであろう壊滅」に対処する必要性がある。

エキュメニカル代表団は問題のあらゆる側面について、各国――その一部は核兵器を持つ国々もあれば、持たない国々、米国の核兵器に依存している国々もあったが――の政府代表と会合を行った。これらの会合では、最近行われたWCC総会で求められた国別行動について議論が行われた。すなわち、全ての国家が大量破壊をもたらす核兵器による人道に関わる影響に断固として取り組むことである。朝鮮半島の平和のための総会の方針と教会の行動が、北東アジアの非核兵器地帯を提案している委員団によって説明された。

エキュメニカル代表団、国連で不健全な核体制への対案を求める
教会を含む市民社会が国連で人道にかかわる軍備撤廃を促進している(写真:WCC / Jonathan Frerichs)

WCCはキリスト教と仏教・イスラム教そしてユダヤ教の指導者たちの会議に参加し、核廃絶のための多宗教による新たな取り組みについて探究した。米国長老教会の出身でペース大学教授および元WCC国際問題委員のエミリー・ウェルティ博士と、英国のメソジスト・合同改革派及びバプテストの諸教会の政策顧問であるスティーブ・ハックレスビー氏が、NPT会議でのエキュメニカル代表団であった。

太平洋諸国の核実験がこの会議で思いがけない見出しとなった。マーシャル諸島共和国は冒頭に、NPTの軍備撤廃義務の順守を怠ったとして、9つの核保有国それぞれを国際司法裁判所に提訴すると発表した。1950年代と60年代に実施された実験から出た放射能が今もなお、加盟教会を含む太平洋の島国の人たちに影響を及ぼしている。

「より小さいダビデと、より大きいゴリアテの裁判なんてほとんど不可能だ」と、ある大使は米国とロシア・中国・フランス・英国・インド・パキスタン・イスラエルと北朝鮮に対するマーシャル諸島の訴訟について語った。この小さい島国が求めている唯一の頼みの綱は、核軍備撤廃が短期間かつ特定の時間枠のうちに完遂されることだ。

「本当の問題はこういうことだ。つまり、地球規模の核軍備撤廃と不拡散体制が持つ昨今の動態によって、核廃絶の約束を果たせるだろうか?」と、カナダ教会協議会のプロジェクト・プラウシェア(鋤の刃計画)の代表者がこの会議について語った。「『はい』という見通しが乏しい中で、現状維持に対して公然と挑戦する非核保有国が増えつつある」

関連タグ:世界教会協議会(WCC)国際連合(国連)
  • ツイート

関連記事

  • 長崎の被爆マリア像が初渡米 NPT会議に合わせ

  • 長崎大司教、被爆マリア像携えローマ教皇に謁見

  • 2012年平和旬間、「原発と核のない未来へ」

  • 核兵器のない世界追求へ WCC

  • 北朝鮮を名指し非難、国連軍縮委が核廃絶決議

  • 北朝鮮に核放棄求め 日米韓NCCが共同声明

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 主キリストの最大限の恵み 万代栄嗣

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • シリア語の世界(23)辞書3・ヨハネ黙示録の賛美歌6―11章17節― 川口一彦

  • ヨハネの黙示録(2)主は雲に乗って来られる 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(5月11日):フィリピン 実を結ぶ価値観教育ミニストリー

  • 英国国教会の教会検索サイト、この1年で訪問者数が急増

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 自分を愛する生き方 菅野直基

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.