国際
-
ケニア新大主教にマサイ族出身主教 教会、国家、若者の未来に注力誓う
ケニアの先住民族であるマサイ族出身のジャクソン・オイリー・サピット主教が3日、ケニア聖公会の新大主教に就任した。大主教は崇高な職位ではあるが、サピット氏の友人や支持者らにとってはそれほど衝撃的ではないようだ。
-
ボヘミア出身の宗教改革者、ヤン・フス没後600周年 プラハの式典で終了
チェコテレビ(CT2)は6日午後、90分間にわたる番組で、1415年に異端として処刑された宗教改革者、ヤン・フスとプラハのイェロニームをはじめとした国や宗教の指導者たちを記念する礼拝を放送した。世界教会協議会(WCC)が7日、伝えた。
-
「フセイン統治下以上に厳しい」 迫害で激減するイラクのキリスト教人口
イラクでは、キリスト教徒を含む少数派が、何万人もの規模でテロ集団に殺害され、誘拐されるという「悲惨な」現実に直面している。人権団体「マイノリティー・ライツ・グループ」のマーク・ラティマー代表は、「サダムは恐ろしかった。しかしそれ以来、状況は悪化しています」と語った。
-
ドイツ・ミュンヘンでエキュメニカル大会、300超の教派・団体から1700人が参加
エキュメニカル大会「トゥギャザー・フォー・ヨーロッパ」が、6月30日から7月2日までの3日間、ドイツ・ミュンヘンで開催され、300を超える教派やキリスト教団体の関係者ら約1700人が集まった。
-
誘拐されたイラク人司祭「昼は民兵の霊的父になり、夜は拷問された」
2003年のイラク侵攻後、疲弊した同国で、教会を爆破され、誘拐されて拷問を受けたイラク人カトリック司祭のダグラス・バジ氏が、その体験を語った。バジ氏は捕らえられていた間、昼間は民兵たちの「霊的な父」として助言を求められ、夜には同じ民兵たちから拷問を受けたという。
-
教皇、7月末にアウシュビッツ訪問 説教取りやめ「祈りと涙」で追悼を
教皇フランシスコは7月末、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所跡を訪れる予定だが、そこで600万人のユダヤ人、またその他の何百万人もの少数派の人々の死を「祈りと涙」をもって追悼したいと願っている。教皇はそこで説教するという最初の計画を取りやめたのだ。
-
EUが宗教・信仰の自由に関する報告書を発表、キリスト教徒へ対する世界規模の迫害示す
キリスト教徒と他宗教の人々への人権侵害の数々が、欧州連合(EU)の最新報告書「世界の宗教・信仰の自由の状況に関する年次報告書2015」の中で明らかにされた。同報告書は、世界的規模の迫害を終結させるために、政治的、財政的力を行使することをEUに求めている。
-
「嵐の中で神と出会う」聖公会、気候変動をめぐる正義に関する会議を開催
世界中から聖公会信者が今週、フィジーに集まって気候変動をめぐる正義に関する国際会議を開いている。聖公会の指導者たちが気候変動に関する課題に「もっと精力的に取り組む」のを助けようと企画されたもの。
-
中国政府、献金全額を受け渡すよう教会に強要
中国・浙江省の海岸沿いのある教会は、十分の一献金や他の献金全てを政府当局に受け渡すよう、中国共産党から強要されている。チャイナエイドによると、この献金受け渡し命令は、さまざまな規定を強要することでキリスト教徒を取り締まる、政府の運動の一環だという。
-
コプト正教会の祭司、教会出た後に射殺される 複数による犯行か
コプト正教会のラファエロ・モウウサ司祭(46)が6月30日、エジプト・シナイ半島北部の都市アリーシュにある聖ジョージ殉教者教会の外で銃殺された。教会を立ち去ったとき、自身の車のすぐそばにいた身元不明の犯人に射殺されたという。
-
教皇、バングラデシュのテロ犠牲者を悼む 「神と人間を傷つける野蛮な行為」と非難
ローマ教皇フランシスコは、バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ事件を神と人間を傷つける野蛮なものとして強く非難。犠牲者の冥福を心から祈るとともに、犠牲者の家族と負傷者のために祈りを約束した。
-
バングラデシュ:首相がテロ統制を決意しても、なおおびえる少数者たち
「ダッカでの襲撃を経て、私たちはテロリズムの増大をとても心配しています。これらのテロリストたちによる襲撃は、この国と国外におけるイメージに損害を与えているのです」と、教皇庁バングラデシュ宣教会所長のディリップ・コスタ神父はコメントした。
-
英国に正しい指導者を カンタベリー大主教「私は祈り、信頼している」
カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー氏は1日、欧州連合(EU)からの離脱を決めた国民投票後の英国を、前進させてゆく正しい指導者を与えてくださるように神に祈り、また、神がその祈りに応えくださることを信頼していると語った。
-
ロシア:福音派信者ら、断食祈祷し大統領に伝道規制中止を請願
ロシアの福音派信者らは、伝道と信仰の実践を厳しく規制する法案がロシア連邦院を通過したことを受け、断食祈祷をもって、プーチン大統領に法制化中止を訴えている。法案では、教会の建物や敷地以外での伝道が禁じられ、違反した場合は罰金が科され、外国人は国外退去となる。
-
駐バチカン仏大使が信任状提出
フランスの駐バチカン(ローマ教皇庁)大使に任命されたフィリッペ・ツェレル氏が6月24日、教皇フランシスコに信任状を提出した。
-
イラク首都でテロ、死者130人超す
イラクの首都バグダッドで3日未明、爆弾テロがあり、中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、少なくとも131人が死亡した。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。イラクではISによるテロが相次いでいるが、1回の爆発の被害としては異例の規模になった。
-
シンガポール最古の教会で173年前のタイムカプセル発掘
シンガポール最古のカトリック教会「カテドラル・オブ・ザ・ゴッドシェパード」で、173年前に埋められたタイムカプセルが発掘された。現地の邦字メディア「ASIAX」が報じた。
-
ラスベガスの教会で挙式した男性の相手は「スマホ」
ラスベガスといえば、誰でも簡単に結婚式を挙げられるが、なんとスマートフォンに永遠の愛を誓った男性が登場した。
-
拘束中の中国人牧師「神が私に与えてくださったことに感謝している」
拘束中の中国人牧師が、留置所から妻に心動かす手紙を送り、信仰に踏みとどまり、神を信頼するよう励ました。リー・ギュオズィー牧師は、中国中部・貴州省の家の教会の指導者だが、6カ月以上前に中国当局によって逮捕された。現在も、同省貴陽市南明区で拘束されたままだ。
-
教会に通ってない人の約半数が信仰について語ることにはオープン 米調査
米国の世論調査会社ライフウェイの調査によると、教会に通っていない米国人の約3分の1は、友人に誘われれば礼拝に行くとしており、一方、ほとんどの米国人は死後に何が起こるかについては考えていないという。
人気記事ランキング
-
カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式
-
映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品
-
「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ
-
21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二
-
聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に
-
四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(226)聖書と考える「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」
-
コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(3)コヘレトの探求 臼田宣弘
-
新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者
-
新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも
-
次期ローマ教皇の有力候補4人
-
21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二
-
映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品
-
聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に
-
新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者
-
四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加
-
カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式
-
「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司
-
新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも
-
次期ローマ教皇の有力候補4人
-
新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者
-
ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応
-
聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に
-
フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増
-
2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」
-
イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい
-
米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立
-
21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二