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米司教協議会長、警官襲撃で「祈り・省察・礼節・対話」求め WCCは「人種をめぐる暴力の拡大」を非難

2016年7月12日10時51分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:アメリカカトリック教会世界教会協議会(WCC)

米国ルイジアナ州とミネソタ州で2人の男性が殺されたことから起きた抗議集会の間に、ダラスで警官が襲われて死亡したのを受けて、米国カトリック司教協議会会長でケンタッキー州ルイスビルのヨゼフ・E・クルツ大司教は8日付の声明文で、「祈りと省察、礼節、対話」を呼び掛けた。

「十字架の下に集まりましょう」と題する英語の声明文で、クルツ大司教は、「昨夜ダラスで起きた警官の暗殺は正当化できない悪の行為でした。善意ある全ての人々へ、私たち共通の人間性に対して目を閉ざす憎悪を拒絶する強さを願い求めましょう。私たちの救い主は人間性が持つ最悪の衝動のせいで苦しみを受けましたが、私たちの中や天なる神にある希望を失うことはありませんでした。愛は悪に打ち勝つのです」と述べた。

「警察は顔のない敵ではありません。彼らは自らの兄弟姉妹を守るために命をささげる息子たちであり、娘たちなのです。イエス様は私たちに思い起こさせてくださいます。『友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない』(ヨハネによる福音書15章13節)」と同大司教は新約聖書から引用しつつ述べた。

そして同大司教は、「同様に、犯罪や定期的な交通の停止の容疑者は単なる顔のない脅威ではありません。彼らは支援や保護、そして公平さを必要としている私たちの群れの一員なのです。憐れみによって私たちがいずれかの苦しみに対して応じるよう駆り立てられないとき、私たちはお互いを見捨ててしまったことになるのです」と付け加えた。

「全ての人々の命と尊厳にさらに大きな重きを置く必要性によって、彼らの生活における身分にかかわらず、私たちは全国的な省察の時へと招かれるのです」と同大司教は記した。「来るべき日々において、人種関係や正義の回復、精神衛生、経済的な機会という問題について、私たちはさらに多くの形で開かれた正直な市民の対話を養い、銃による暴力の浸透という問題に取り組む方へと向いていくでしょう」

「被害を受けた一人一人のために、そして私たちの全国的な話し合いが癒やしと平和という良い実を結ぶよう祈りましょう」と、同大司教はこの声明文を結んだ。

また、米国キリスト教会協議会(NCCC-USA)も9日、これらの事件に関する声明文を発表した。

NCCC-USAはこの声明の冒頭で、旧約聖書の哀歌2章11節「わたしの目は涙にかすみ、胸は裂ける。わたしの民の娘が打ち砕かれたので わたしのはらわたは溶けて地に流れる。幼子も乳飲み子も町の広場で衰えてゆく」を引用。続いて、ミネソタ州の警察官に射殺されたフィランド・キャスタイルさんの恋人、レイビッシュ・レイノルズさんが「ああ主よ、あなたは私たちの権利をご存じでしょう。主よ、あなたは私たちが無実の人々であることをご存じでしょう。主よ、私たちは無実の人々なのです」と語った言葉を引用した。

その上でNCCC-USAは、ミネソタ州ミネアポリスでの銃撃事件とテキサス州ダラスで5人の警察官が銃殺されたことに哀悼の意を表明。「これらの殺害は、私たちの社会を悩ませている人種をめぐる緊張関係や、人の命が持つ神聖さに対する不安なまでの軽視が、武器の普及によって悪化していることを示している」と述べた。

「私たちはダラスで負傷した人たちがすっかり回復するように、またこれらの悲劇的な事件のそれぞれにおいて殺された人たちのご友人やご遺族のためにも祈ります。言葉では言い表せないほど私たちは深く悲しみ、また私たちの国の安定と安泰に対して私たちは深く憂慮しています」とNCCC-USAは記した。「私たちの社会は、疑いと怒りから信頼と和解へという根本的な変革を必要としています。私たちは責任を持って、人種に関する正義と、銃による暴力を防ぐ賢明な措置の両方を追求し、そして自国民の間に和解をもたらすべく働きます」

一方、世界教会協議会(WCC)は9日、米国の平和のために祈りをささげるとともに、「同国と世界中の人々に衝撃を与えた、最近の暴力行為」を非難した。

「ルイジアナ州とミネソタ州で黒人男性が警察による2つの銃撃で死亡したことで、アメリカ合衆国にある特有の人種をめぐる暴力に、あらためて悲しみと嘆きがもたらされた。それに続いて、米国南部中央にある都市・ダラスにおける抗議の間に、銃を持った男が警察官に向けて発砲し、5人の警官が死亡し、9人が負傷した」と、WCCは説明した。

WCC中央委員会議長のアグネス・アボウム博士は、自らの悲しみとともに、拡大する人種間の緊張や暴力が衰えるだろうという自らの希望を表した。「怒りや言葉にできない暴力の根本原因である人種主義や差別に反対して活動するに当たって、私たち皆が変革に刺激を与える人になれるよう、私たちは祈ります」と同博士は語った。

「私たちは世界的に団結し、神の民として自らの運動を続けなければなりません。弱い立場にある人々、愛する人たちを失ってしまった人々、自らの日常生活の中でますます恐怖を感じている人々に希望を与えつつ」と、同博士は続けた。

不釣り合いにも黒人社会が体験し、なおも続いている警察の暴力とともに、抗議の間に標的にされた5人の警官のぞっとするような死に対応している米国のWCC加盟教会から、祈りや悲しみの言葉が相次いだ。

関連タグ:アメリカカトリック教会世界教会協議会(WCC)
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