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キリスト教的愛とギリシャ的美が溶け合う歴史ロマン 『クオ・ワディス』
ポーランドの作家ヘンリク・シェンキェーヴィチは、強国に国土を分割され、圧制と搾取に苦しむ祖国の人々を慰めるために、彼らの姿を暴君ネロの迫害に苦しむキリスト教徒たちのそれに重ね合わせて、『クオ・ワディス』を書き上げた。
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韓国カルト「摂理」教祖の性犯罪巡り警察・検察が合同家宅捜索、捜査員200人余り投入
韓国の警察と検察が、同国発祥のキリスト教の異端でカルトとされる「摂理」(キリスト教福音宣教会=JMS、CGM)の教祖・鄭明析(チョン・ミョンソク)氏について、追加の性犯罪の疑いで強制捜査に乗り出した。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(6)戦争に身を投じて
1644年8月、鋳掛屋トマス・バンヤンは、ある商家の寡婦と再婚することになった。妻が亡くなってわずか1カ月もたたなかった。ジョンにとって義母となるこの婦人は、物事をテキパキと片づけ、家事の腕も抜群の人で、夫の商売の注文とりから…
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世界宣教祈祷課題(3月23日):ペルー
ペルーでは近年、福音主義プロテスタント教会が目覚ましい成長を遂げている。これの根は、20世紀になって欧米の宣教師が南米にやってきたことに端を発する。これらの宣教師は、個人の改宗、聖書の読み書き、地域社会への働きかけを重視した新しい福音主義…
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ビリー・グラハム氏の旧宅、牧師や宣教師のためのリトリートセンターに
世界的に有名な大衆伝道者、故ビリー・グラハム氏の米ノースカロライナ州モントリートにある旧宅が、地元の実業家やクリスチャン俳優らの協力によって、牧師や宣教師のためのリトリートセンター(修養施設)として活用されることになった。
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小説『ロスト・ケア』がキリスト教界に投げかける2つの挑戦
映画「ロストケア」のレビューを書いたが、その後に読んだ原作小説『ロスト・ケア』についてもレビューを書きたい。小説は、実際のキリスト教界に対して2つの「挑戦」を投げかけているように思われる。
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危機感にあふれた時代に黙示録的な解毒(その1)
今回はヨハネの黙示録でも取り上げてみようと思ったのであるが、どうも真剣に目を通す気にならないので、とりあえず20章を開いてみた。この書物は書き出しの1章からして、かなりダラダラしているように思う。
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恵泉女学園大学が閉学へ、2024年度から学生募集停止
学校法人恵泉女学園(樋野興夫理事長、廣瀬薫学園長)は20日、運営する恵泉女学園大学・大学院(大日向雅美学長、東京都多摩市)について、2024年度以降の学生募集を停止すると発表した。同日開催された理事会で決定した。
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私たちの「本音」に切り込む秀逸な社会派ドラマ 映画「ロストケア」
映画の冒頭、新約聖書の次の一節が浮かび上がる。「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である」(マタイによる福音書7章12節)
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ウクライナ訪問の岸田首相、110人超の遺体発見されたブチャの教会で犠牲者追悼
ウクライナを電撃訪問した岸田文雄首相は21日、首都キーウ近郊ブチャの聖アンドリア教会を訪問した。ブチャではロシア軍により多くの市民が虐殺され、教会の敷地内に作られた共同墓地からは110人を超える遺体が見つかっている。
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世界宣教祈祷課題(3月22日):インド
近年インドでは「ヒンズー教徒こそが真のインド人であり、キリスト教徒やイスラム教徒、その他の宗教的少数派は、異質なルーツ故、追放されなければならない」と考える国粋イデオロギーの「ヒンドゥーヴァ」が大きく増えている。
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ルカ福音書を読む(50)「ペトロの否認」―イエス様のまなざし― 臼田宣弘
ペトロは、確かにイエス様を愛していました。ですから、他の弟子たちが逃げ出してしまったにもかかわらず、イエス様に従っていきます。しかし、イスカリオテのユダ同様にサタンにふるいにかけられ(ルカ22:31)、3度の否認をしてしまったのです。
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教皇フランシスコ訪日公式カメラマン・石田美菜子さんが六本木で写真展「祈りのかたち」
2019年のローマ教皇フランシスコ訪日時に公式カメラマンを務めた写真家の石田美菜子さんによる写真展「祈りのかたち―潜伏キリシタンの末裔(まつえい)を訪ねて」が、20日から東京・六本木のストライプハウスギャラリーで始まった。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(114)聖書と考える「突然ですが占ってもいいですか?」
聖書に、「占い」について多くの記述があります。そして聖書は、一貫して「占い」を禁止、否定しています。今、世間がどうであれ、社会がどうであれ、世界のベストセラー聖書、つまり神様は「占い」を良しとはされないということです。
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世界宣教祈祷課題(3月21日):ウクライナ
昨年来、戦争勃発によって苦悶(くもん)し続けているウクライナだが、全国でキリスト信者の数が増加したことが分かった。ウクライナ宗教情報サービス(RISU)に掲載されたラズクモフ・センターのデータによると、少なくとも国民の74%が…
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自信を持つ 佐々木満男
日本の中高生の自己肯定感(自尊心、自信)は世界でも最低レベルといわれている。「私は価値がある人間だと思う」に「はい」と回答した人の割合が、米国57%、中国42%、韓国20%、日本8%であった。
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癒やしを引き寄せる信仰の働かせ方 万代栄嗣
この春の日々、神の恵みの中、神からの聖霊の力により、大胆に、神が与えてくださっているビジョンをしっかり捉え直しましょう! 信仰の世界に生きる私たちは、心に信仰の喜びや意欲があふれている者でありたいと思います。
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世界宣教祈祷課題(3月20日):ブルガリア
ガンカとイワンは、生まれたときから信仰に親しい環境で育った姉弟だった。実際、彼らの祖母は、村で最初のイエスの信者だった。しかし、成長するにつれて、2人は主から離れてしまった。
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孤児院への物資空輸準備中に逮捕 パイロットの米国人宣教師ら3人、4カ月ぶりに釈放
アフリカ南東部のモザンビークで14日、反政府勢力を支援した疑いで4カ月以上拘束されていたパイロットの米国人宣教師1人と南アフリカ人ボランティア2人が釈放された。
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世界宣教祈祷課題(3月19日):パキスタン
少し古い話だが、2010年、パキスタンでワールド・ビジョンの職員7人がアルカイダの武装勢力に殺害された。武装勢力は彼らを一列に並べ、一人ずつ射殺したのだ。現場に警察が向かっていることが分かると、武装勢力は爆弾で現場事務所を吹き飛ばして…
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