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韓国牧師、北朝鮮地下トンネルを非難

2006年4月3日13時08分
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【ワシントンD.C.】米クリスチャンポスト紙によると、韓国牧師と研究委員会が初めて北朝鮮による韓国領土地下におけるトンネル採掘活動と、それに伴う朝鮮半島の潜在的恐怖について発表した。


 3月31日のディフェンスフォーラムファウンデーションによって主催された昼食会で韓国牧師金ハンシク師とその同僚らは、ソウル地下含む韓国領土地下で少なくとも20以上のトンネルが北朝鮮政府によって採掘されていると報告した。今回の昼食会には米国国会議員含む12社のメディア関係者が出席しており、金師による地下トンネル採掘発言に出席者全員が衝撃を受けた。
 
 金師は、「一つの地下トンネルは、10個の核爆弾よりも強力である」と断言した。金氏は、北朝鮮は自滅を招くために核爆弾は使用できないが、地下トンネルは何千人もの北朝鮮軍隊を韓国に侵入させて主要地域を占領することを可能にさせるものだと説明を加えた。


 金師は、「地下トンネルを使用して1時間に1万人が移動することが出来ます。北朝鮮から韓国に向けて主要なトンネルだけでも24のトンネルがあります。北朝鮮政府は3時間で韓国を北朝鮮に変えることができると言っています」と述べた。


 さらに、金師は韓国の米国軍基地にまで及ぶトンネルも存在することを指摘し、「韓国米軍基地近くにまでも地下トンネルは採掘されていますので、米軍はこのトンネルを掘り当て、世界に公開するべきです。そうすれば、世界中が北朝鮮政権の実態について瞬時に理解するようになるでしょう」と述べたという。


 「世界で最も抑圧的な国家」と言われる北朝鮮は米国指導者や人権活動家にとって深刻な懸念国家となっている。人権活動家らは最近米国務省に対し、2004年度北朝鮮人権法案の主要条項を改正するように訴えている。


 国際キリスト教宣教団体「オープンドアーズ」によると北朝鮮は4年連続で世界一のキリスト教迫害国家であるという。数百人ものキリスト教徒が昨年北朝鮮政権下において殺害され、多数のクリスチャンが投獄、迫害を受けているという。


 米国オープンドアーズ会長カール・モエラー氏は、「北朝鮮は世界で最も抑圧的な国家です。我々の兄弟姉妹が北朝鮮による残虐行為の被害者になっていることを聞いて心が痛みます」と述べたという。


 米国政治政策提唱団体フリーダムハウスによる2006年度人権報告書によると北朝鮮は、参政権や市民解放度において特に改善が必要である世界で最も人権が尊重されていない国家に位置づけられているという。


 金師は31日、米国に対して人権法案が可決されたことに関する感謝の意を表現する前に、「私たちは皆北朝鮮の人権のために共に働きます。しかし金正日が実権を握っている以上、北朝鮮の人権問題は永久に解決の道には至らないでしょう」と述べた。


 北朝鮮における平和運動同様に人権問題に関しても運動してきた金師によると、地下トンネル採掘は北朝鮮と韓国間における停戦条約違反であり北朝鮮半島の平和を深刻に脅かしうるものであるという。


 最後に金師は、「北朝鮮に関する全ての問題を解決するには、金正日政権が崩壊しなければなりません。今回の地下トンネルを世界中に暴露することが政権崩壊の手段として用いられうるでしょう。米国が私たちと共に私たちの国を救うために活動していただけるのなら、私たちはこのトンネル問題においてこれからも対策活動をし続けるつもりです」と述べた。

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