クリスチャン作家故三浦綾子さんの最後の小説「銃口」の演劇の韓国公演が今月13日から始まり、11月中旬まで韓国14か所を回る。(韓国クリスチャントゥデイ)
「銃口」は、戦前戦中の旭川を舞台に、理想の教育を目指した青年教師を描いた物語。演劇は東京の劇団「青年劇場」によるもの。朝鮮人青年が登場し、アジアとの友情が人々を通じて受け継がれていくところが見どころだ。21日にはソウルの西江大学メリーホールで上演された。(写真)
韓国芸術文化団体総連合会が主催。戦後六十年の今年、「日韓友情年」の記念事業として上演が実現した。
北海道新聞によれば、カーテンコールでは、俳優たちに何度も「ブラボー」の声がかかった。女性会社員(27)は「戦争で朝鮮人が被害を受けたこともきちんと描かれ、日本人も戦争という時代の中で苦しんでいたことを知り、感動しました」。また、女子高校生(18)も「戦争中の日本人はみんな悪い人ばかりだと思っていたが、そうでない人もいたことが分かった」と話した。
12月初旬からは北海道での公演も予定されている。
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