Skip to main content
2025年6月17日06時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

待ち望む力 佐々木満男

2025年6月17日05時48分 コラムニスト : 佐々木満男
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐々木満男

1. 急いては事を仕損じる

欧州連合(EU)が環境保護を理由として、2035年までに従来のガソリン車やディーゼル車を電気自動車(EV)に切り替えるという政策を打ち出したことに呼応して、欧米および中国の自動車メーカーが一斉にEV製造にシフトした。

しかし、予想に反して、リチウムバッテリーの性能問題、充電インフラの不十分、欧米および中国政府がEVに対して支給した補助金のカットなどにより、日本のハイブリッド車などの販売が断然有利になり、昨年の市場を席巻した。そのため、欧米および中国の自動車メーカーは極度の業績不振に陥った。

各社が短期的利益を重視するあまり、EVの持つ欠陥や充電インフラの不足について十分に検討しないでEVシフトに乗ってしまったためである。一方、日本の自動車メーカーは10年先、20年先を見越して市場の状況を検討し、EVシフトは時期尚早と判断した。

2. 待ち望む力

「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある」(伝道の書3:1)。神は私たちの日々の営みの全てに関与してくださっている。だから、神の季節(シーズン)や神の時(タイミング)をいつも意識して考え、それを待ち望んでから行動すべきである。

「主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはってのぼることができる」(イザヤ40:31)。希望を持って神を信じ、神の時を待つならば、聖霊の力を受けてのぼることができる。待つことは、決して無駄な時間ではなく、新しい力を受けるために必要なのである。聖霊の力と導きのないまま、自分の思いで行動しても、良い実を結ぶことはない。

「わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる」(ガラテヤ6:9)。「待ち望む」とは、何もしないで手をこまねいて、ただ待つことではない。毎日こつこつと勤勉に働き、希望の実現のために努力を続けることである。そうすると、やがて時が来て、その結果を得ることができる。

「あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起こさせ、かつ実現に至らせるのは神である」(ピリピ2:13)。神は私たちに希望を与えてくださり、その希望は神が実現してくださるから、失望に終わることはない(ローマ5:5)。

3. 日本の新しい時代の到来

米コロンビア大学名誉教授ジェラルド・カーチス氏は、「2025年1月20日、トランプ大統領が就任したときに、戦後80年が終わった。今年は日本が新時代に入ったという認識を持つべきだ」と語った。

今年は昭和100年、戦後80年という時代の大きな区切りで、日本にとって長らく待ち望んできた神の時が来たように思う。トランプ大統領の「アメリカ・ファースト」による一方的な関税政策の強行で、かえって米国は世界各国から信用を失墜して孤立し、政治的にも経済的にも衰退しつつある。ロシアは国際法上違法なウクライナ侵攻による戦争の継続で、既に大きく疲弊している。中国は共産党の経済政策の大失敗により、破綻寸前にある。また、EUは加盟国間の一致にほころびが出て動揺している。

そんな中で唯一、日本だけが政治・経済・社会の安定性、ハイレベルの工業技術力、民族としての信頼性が高く評価され、今や世界中の資本が流入し、外資企業がその工場、研究所、ビジネス拠点を移動しつつある。これからリバイバル(霊的覚醒)が起き、キリストを信じる信仰の土台の上に日本が強く立ち上がる時が来たのだと思う。

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐々木満男
  • ツイート

関連記事

  • 「自己実現」と「神実現」 佐々木満男

  • 一日一生、一日一笑、一日一勝 佐々木満男

  • 沈黙は金 佐々木満男

  • 表現者意識を持とう 佐々木満男

  • 日本のカフェ文化と信仰・伝道 佐々木満男

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 待ち望む力 佐々木満男

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 平安を探る道 穂森幸一

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.