Skip to main content
2025年7月4日11時43分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 世界宣教祈祷課題
世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(6月13日):シリア

2023年6月13日10時21分 執筆者 : 奥山実
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム国(IS)イスラム教シリア
イスラム国/IS+
「イスラム国」(IS)の旗を持って立つISの戦闘員(写真:NTB Scanpix)

シリアやイラクで、まだイスラム国(IS)が活発に活動していたときの証しだ。ムハンマドというISのリーダーの一人が、キリスト教徒を殺すつもりだったが、代わりに救われたという話を紹介したい。

ムハンマドは、ペテロというキリスト教の指導者に初めて会ったとき、彼を処刑するつもりだった。しかし、神の奇跡的な介入により、違う結果に展開されたのだ。ペテロによるとこうだ。「ムハンマドは、私がイスラム教徒に伝道していることを聞きました。彼は私の電話番号を入手し、会って話したいと言って電話をかけてきたのです」

このISのリーダーは、当初ペテロを欺いて近づいてきたのだ。「私たちが会ったとき、彼はキリストを信じたいと私に言ってきたのです。しかし私は、この申し出に何か違和感を感じていました。聖霊の促しで、私は、聖書の神について、彼に非常に直接的に話し始めました」

ムハンマドが真理に耳を傾けると、この時、異変が起きた。ペテロは言う。「彼はひどく震え始めました。私は彼の肩に手を置き、祈りました。そして私たちは別れたのです」

その夜、ムハンマドは、主イエスの血に関する力強い夢を見た。翌朝、彼は震えて目を覚まし、キリストについてもっと知りたいと思い、再びペテロに会いに行った。

「私は、イエスが罪の償いのために十字架で流した血について、福音を説明しました。するとその日のうちに彼は私に『キリスト者になりたい』と言いました。それで彼は洗礼を受け、それ以来、私は彼を弟子として導いています」とペテロは語った。

ムハンマドが信者になった直後、彼は、ペテロを殺すつもりで近づいたことを告白した。「彼はISのプリンスで、忠実な戦闘員が彼のために命を捨てるような大物でした。私を処刑するつもりだった彼は今、私の大切な兄弟の一人になったのです」

ムハンマドは回心した時のことをこう語っている。「私は、人々にジハード(イスラム教徒の聖戦。一般的には自爆攻撃として理解される)への道を勧めていました。しかしペテロから福音を聞いたとき、イスラム教の中には存在しない愛を体験したのです。この愛が私を回心させ、洗礼を受けさせたのです。今では、私は主イエスの僕となり、全ての人々に主イエスを知らせるために生きています」

ムハンマドは今、自分の町でシリア人のための聖書の勉強会を開いている。

この証しを寄せた宣教団体の代表は「中東を恐怖に陥れた悪名高いISのメンバーや戦闘員がキリストに出会った話は多くあり、これはそのうちの一つに過ぎません」と述べた。

「われわれが見ている神の御業は、驚くべきものです。イエスの幻や夢を見たと主張する過激派イスラム教徒が、私たちの教育プログラムにチャンネルを合わせたり、私たちのフォローアップチームに連絡を取ってくるのです。彼らは、彼らの夢の中にイエスが現れ、自分たちを愛し、自分のために死んでくれたとイエスが語るのを聞いたと知らせてきます。私たちは、置かれている現場で神の力強い動きを目の当たりにしています。主はかつてない方法で働いておられ、以前は不可能と思われていた数のイスラム教徒が、今やイエスを知るようになっているのです」

連日の残虐な処刑やその映像を配信することで世界中を恐怖に陥れたISだが、実はその背後で、多くの過激派戦闘員が救われていたのだ。主の御名をあがめよう。彼ら過激派は、良くも悪くも熱心だ。かつてはこの熱心が彼らを真逆の方向に向かわせていたが、ムハンマドがそうであるように、今やキリストを伝える正しい方向にその熱心が変えられた。主の御名をたたえよう。

一般的にISは、すでに壊滅させられたと考えられているが、彼らの過激思想の火種はまだくすぶっている。これらの過激派たちに主の愛が届くよう祈ろう。そして彼らが救われ、変えられた人生を証しできるように祈っていただきたい。

■ シリア内戦前の宗教人口
イスラム 90%
プロテスタント 0・2%
カトリック 3・1%
正教会関係 3・0%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:イスラム国(IS)イスラム教シリア
  • ツイート

関連記事

  • 「イエスの夢を見て救われる人々」 親戚の殺害考えていたイスラム教徒、中国のシャーマン、IS戦闘員

  • キリスト教徒殺害していた「イスラム国」戦闘員、夢でイエスを見て回心

  • 「イスラム国」により家追われた少女、それでも神の赦し願う(動画あり)

  • 「イスラム国」に殺害されたコプト教徒の兄弟、映像中に信仰の言葉残されていたことを感謝(動画あり)

  • イスラム国避難民の女性キリスト教徒「神に対して怒っていない」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(7月3日):コンゴ民主共和国 戦火の中、詩篇91篇にすがるキリスト者たち

  • シリア語の世界(27)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳 川口一彦

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.