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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(6月13日):シリア

2023年6月13日10時21分 執筆者 : 奥山実
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関連タグ:イスラム国(IS)イスラム教シリア
イスラム国/IS+
「イスラム国」(IS)の旗を持って立つISの戦闘員(写真:NTB Scanpix)

シリアやイラクで、まだイスラム国(IS)が活発に活動していたときの証しだ。ムハンマドというISのリーダーの一人が、キリスト教徒を殺すつもりだったが、代わりに救われたという話を紹介したい。

ムハンマドは、ペテロというキリスト教の指導者に初めて会ったとき、彼を処刑するつもりだった。しかし、神の奇跡的な介入により、違う結果に展開されたのだ。ペテロによるとこうだ。「ムハンマドは、私がイスラム教徒に伝道していることを聞きました。彼は私の電話番号を入手し、会って話したいと言って電話をかけてきたのです」

このISのリーダーは、当初ペテロを欺いて近づいてきたのだ。「私たちが会ったとき、彼はキリストを信じたいと私に言ってきたのです。しかし私は、この申し出に何か違和感を感じていました。聖霊の促しで、私は、聖書の神について、彼に非常に直接的に話し始めました」

ムハンマドが真理に耳を傾けると、この時、異変が起きた。ペテロは言う。「彼はひどく震え始めました。私は彼の肩に手を置き、祈りました。そして私たちは別れたのです」

その夜、ムハンマドは、主イエスの血に関する力強い夢を見た。翌朝、彼は震えて目を覚まし、キリストについてもっと知りたいと思い、再びペテロに会いに行った。

「私は、イエスが罪の償いのために十字架で流した血について、福音を説明しました。するとその日のうちに彼は私に『キリスト者になりたい』と言いました。それで彼は洗礼を受け、それ以来、私は彼を弟子として導いています」とペテロは語った。

ムハンマドが信者になった直後、彼は、ペテロを殺すつもりで近づいたことを告白した。「彼はISのプリンスで、忠実な戦闘員が彼のために命を捨てるような大物でした。私を処刑するつもりだった彼は今、私の大切な兄弟の一人になったのです」

ムハンマドは回心した時のことをこう語っている。「私は、人々にジハード(イスラム教徒の聖戦。一般的には自爆攻撃として理解される)への道を勧めていました。しかしペテロから福音を聞いたとき、イスラム教の中には存在しない愛を体験したのです。この愛が私を回心させ、洗礼を受けさせたのです。今では、私は主イエスの僕となり、全ての人々に主イエスを知らせるために生きています」

ムハンマドは今、自分の町でシリア人のための聖書の勉強会を開いている。

この証しを寄せた宣教団体の代表は「中東を恐怖に陥れた悪名高いISのメンバーや戦闘員がキリストに出会った話は多くあり、これはそのうちの一つに過ぎません」と述べた。

「われわれが見ている神の御業は、驚くべきものです。イエスの幻や夢を見たと主張する過激派イスラム教徒が、私たちの教育プログラムにチャンネルを合わせたり、私たちのフォローアップチームに連絡を取ってくるのです。彼らは、彼らの夢の中にイエスが現れ、自分たちを愛し、自分のために死んでくれたとイエスが語るのを聞いたと知らせてきます。私たちは、置かれている現場で神の力強い動きを目の当たりにしています。主はかつてない方法で働いておられ、以前は不可能と思われていた数のイスラム教徒が、今やイエスを知るようになっているのです」

連日の残虐な処刑やその映像を配信することで世界中を恐怖に陥れたISだが、実はその背後で、多くの過激派戦闘員が救われていたのだ。主の御名をあがめよう。彼ら過激派は、良くも悪くも熱心だ。かつてはこの熱心が彼らを真逆の方向に向かわせていたが、ムハンマドがそうであるように、今やキリストを伝える正しい方向にその熱心が変えられた。主の御名をたたえよう。

一般的にISは、すでに壊滅させられたと考えられているが、彼らの過激思想の火種はまだくすぶっている。これらの過激派たちに主の愛が届くよう祈ろう。そして彼らが救われ、変えられた人生を証しできるように祈っていただきたい。

■ シリア内戦前の宗教人口
イスラム 90%
プロテスタント 0・2%
カトリック 3・1%
正教会関係 3・0%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:イスラム国(IS)イスラム教シリア
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