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「空っぽの墓」のミステリー 安食弘幸

2022年4月27日08時23分 コラムニスト : 安食弘幸
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関連タグ:安食弘幸
「空っぽの墓」のミステリー 安食弘幸+

「あの方はよみがえられました。ここにはおられません」(マルコ16:6)

80歳のおばあちゃんが、スイミングスクールに通い始めました。「どうして水泳を始めたのですか」と聞かれて、彼女は答えました。「私も、いつお迎えが来てもいい年になったので、その準備を始めたいと思ったのでネ」

どうして水泳と死の準備に関係があるのかと聞かれて「聞いた話では死ぬと三途の川を渡ってあの世に行くらしいけど、そのとき川の渡し賃を払わなければならないとか。私は泳いで渡りたい。それでスイミングに通い始めたの」

このおばあちゃん、目標がハッキリしているので上達も早かった。あっという間に5メートル、10メートル、20メートルと距離を伸ばし、もうすぐプールの端から端まで泳げるところまできました。それを聞いたお嫁さんが、スイミングの先生に電話しました。

「先生、お願いがあります。おばあちゃんに泳ぎは教えても、ターンして帰ってくるのは教えないでください」

しかし、たとえターンをして返ってくることを覚えても、死後の世界に行って戻ってきた人はいません。たった一人の例外を除いて。

その「たった一人の例外」とは、イエス・キリストです。イエス・キリストは、金曜日の朝9時に十字架につけられ、午後3時に息を引き取ります。すぐにイエスの遺体は、ユダヤ人の習慣に従ってアリマタヤのヨセフの墓に埋葬されました。

まず、亜麻布で全身をグルグル巻きにします。そして、約30キロの香料を混ぜてガム状にして、布を巻くときに塗ります。その後、岩をくり抜いて造った墓に入れて、約2トンの石を立てかけて入り口を塞ぎました。その上、イエスの場合、弟子たちが遺体を盗みにこないように、入り口の前でローマ兵が警備しました。

しかし日曜日の朝、その墓に行った人が見たものは、空っぽの墓でした。不思議なことに「墓に入ると亜麻布が置いてあり、イエスの頭に巻かれていた布切れは離れた所に巻かれたままになっているのを見た」のです。つまり、遺体だけがこつぜんと消えてしまったのです。

これはミステリーです。あなたをミステリー・ハンターとして招待します。この謎解きを一緒に考えてください。

墓が空っぽだった理由

 1)墓を間違った説 ― 正しい墓に行けばイエスの死体がある。

 2)幻想説 ― 弟子たちはイエスの死を受け入れることができずに、イエスがよみがえったと思い込んだ。これも正しい墓へ行けば分かること。

 3)仮死説 ― イエスは本当は死んだのではなく、気絶しただけである。しかし死刑執行人(ローマ兵)はイエスの死を確認した。もしイエスが墓の中で息を吹き返したとしたら、亜麻布を脱ぎ2トンの石を動かし、番兵を打ち倒し、弟子たちの前に生き生きとした姿を現す必要がある。あり得ません。

 4)盗難説

a)ユダヤ人の指導者が、弟子が盗みに来る前に他の場所に移した。それで弟子たちは空の墓を見て、イエスはよみがえったと思った。しかし、弟子たちがイエスの復活を語り始めたとき、イエスの死体を見せればよかったはずです。

b)弟子たちが盗んだ。もしそうなら、弟子たちはイエスの死体をその後どうしたのか。失意と恐れの中にあった弟子たちは、悪臭を放ち白骨化していくイエスの死体を見ながら「イエスは復活した」と言って全員が殉教していったのでしょうか。人はうそだと分かっていることのためには死ねないものです。

従って、イエスの墓が空っぽだった理由として唯一合理的な理由は、聖書が語っている通り「イエス・キリストはよみがえった」ということです。

ある人は「イエス・キリストの復活なんて迷信だ。そんなことを信じる人間は非科学的な人間だ」と言います。そもそも「迷信」とは「論理的ではないことを、合理性を無視して信じること」です。従って「イエス・キリストの復活」について論理的妥当性があるにもかかわらず「そんなことは信じられない」と言う人の方が、はるかに迷信的・盲信的だと思います。

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
■ 峰町キリスト教会 YouTube
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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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