Skip to main content
2025年8月16日06時13分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

私たちは安息に入る 岡田昌弘

2021年7月12日13時34分 コラムニスト : 岡田昌弘
  • ツイート
印刷
関連タグ:岡田昌弘

信じた私たちは安息に入るのです。「わたしは、怒りをもって誓ったように、決して彼らをわたしの安息に入らせない。」と神が言われたとおりです。みわざは創世の初めから、もう終わっているのです。というのは、神は七日目について、ある個所で、「そして、神は、すべてのみわざを終えて七日目に休まれた」と言われました。そして、ここでは、「決して彼らをわたしの安息に入らせない」と言われたのです。こういうわけで、その安息に入る人々がまだ残っており、前に福音を説き聞かされた人々は、不従順のゆえに入れなかったのですから、神は再びある日を「きょう」と定めて、長い年月の後に、前に言われたと同じように、ダビデを通して、「きょう、もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない。」と語られたのです。もしヨシュアが彼らに安息を与えたのであったら、神はそのあとで別の日のことを話されることはなかったでしょう。したがって、安息日の休みは、神の民のためにまだ残っているのです。(ヘブル4:3〜9)

人が生活する中では、大きく見て2種類の休息時間があって、一つは休憩時間、もう一つは睡眠時間です。人は、休憩や睡眠による休息によって、肉体的精神的に安息を得て、疲労が取れたり不調が治ったり病が癒やされたりします。

聖書が言う安息とは、人生の最終到達点で得る平安と平和な世界のことで、簡単に言いますと、天地を造られた神が用意した天の御国に名が書き記され、ついに御国へ入れていただくことです。

1. 安息に入る

信じた私たちは安息に入るのです。「わたしは、怒りをもって誓ったように、決して彼らをわたしの安息に入らせない。」と神が言われたとおりです。みわざは創世の初めから、もう終わっているのです。というのは、神は七日目について、ある個所で、「そして、神は、すべてのみわざを終えて七日目に休まれた」と言われました。そして、ここでは、「決して彼らをわたしの安息に入らせない」と言われたのです。(4:3〜5)

3章18、19節にもある通り、「わたしの安息に入らせない」と神が誓われたのは、「従おうとしなかった人たち」「不信仰」のためであり、信じた私たちは安息に入るということです。つまり、世の奴隷から解放されたクリスチャンたちの「不信仰による滅び」と「信仰による救い」のことです。

神はイスラエル民族を奴隷から救い出しましたが、40年の間、彼らは不信仰のため神の忍耐と力を試みたので、神は「彼らをわたしの安息に入らせない」と怒りをもって誓ったのです。

「すべてのみわざを終えて七日目に休まれた」と書かれていることから、すでに「わたしの安息」である御国は存在しています。神は、約束の地である神の安息に入るための御国計画を、創世の初めの7日目の安息日で啓示しました。

今の救いの時代では、イエスを信じ世の奴隷から救い出されたクリスチャンたちが、エジプトの奴隷から救い出された彼らのようでなく、御国を目指して信仰生活をし続けるなら、「信じた私たちは安息に入る」のです。

2. まだ残っている

こういうわけで、その安息に入る人々がまだ残っており、前に福音を説き聞かされた人々は、不従順のゆえに入れなかったのですから、神は再びある日を「きょう」と定めて、長い年月の後に、前に言われたと同じように、ダビデを通して、「きょう、もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない。」と語られたのです。(4:6、7)

「安息に入る人々がまだ残っており、前に福音を説き聞かされた人々は、不従順のゆえに入れなかった」とあるように、出エジプトの民が不信仰で創世の初めに創られた安息に入れなかったので、入る人々がまだ残っていると言っています。

「神は長い年月の後にダビデを通して『きょう、もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない』と語られた」とあります。今の時代でも「きょう」という日に、御声に聞き従う信仰によって安息に入る人々がまだ残っていると、救いの福音を啓示したのです。レムナント、救われるべき残された民のことです。

「『バアルにひざをかがめていない男子七千人が、わたしのために残してある。』それと同じように、今も、恵みの選びによって残された者がいます」(ローマ11:4、5)

エリヤが神に対し、イスラエルについて「彼らはあなたの預言者たちを殺し、いま私のいのちを取ろうとしています」と訴えた後に神が答えた通り、バアルにひざをかがめていない、選びによって残された者がいるのです。

「このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです」(コロサイ3:5)。神よりも欲を優先する心が偶像崇拝です。

3. 神の民

もしヨシュアが彼らに安息を与えたのであったら、神はそのあとで別の日のことを話されることはなかったでしょう。したがって、安息日の休みは、神の民のためにまだ残っているのです。(4:8、9)

救いの福音がまだ残っていることを聖書から証明しています。モーセの時代から500年後のダビデの時代に、別の日のことを話されたのだから、安息日の休みは、神の民のためにまだ残っているという「救いの福音の継続」を示しています。

ダビデの時代から今の新約聖書の時代に、福音は継続しています。「もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない」という戒めは、神の民に対する、滅びないための戒めです。

まとめ

  • イスラエル民族だけが神の民であった時代が旧約聖書の時代で、今の新約聖書の時代は、イエスをキリストと告白し罪赦(ゆる)された人々が神の民とされる時代です。
  • 今という別の日にも「もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない」という不信仰による滅びへの戒めがあって、偶像にひざをかがめない、選びによって残された者のために、「安息日の休みは、神の民のためにまだ残っている」という御国の福音があります。「信じた私たちは安息に入るのです」という救いの福音が、今の時代にも私たちに与えられています。

<<前回へ     次回へ>>

◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:岡田昌弘
  • ツイート

関連記事

  • もし御声を聞くならば 岡田昌弘

  • 私たちが神の家 岡田昌弘

  • 死の恐怖からの解放 岡田昌弘

  • ペンテコステと力 岡田昌弘

  • 神が栄光に導く 岡田昌弘

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(9)心地よく食べ、心地よく眠るということ 臼田宣弘

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(8月16日):コンゴのレレ族のために祈ろう

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(228)宣教は聖霊の働きによって拡大する 広田信也

  • 主キリストの選びに生きよう 万代栄嗣

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • メディアに取り上げられるキリスト教のイメージを改善する4つの方法

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.