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神が栄光に導く 岡田昌弘

2021年5月3日10時11分 コラムニスト : 岡田昌弘
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関連タグ:岡田昌弘

神は、私たちがいま話している後の世を、御使いたちに従わせることはなさらなかったのです。むしろ、ある個所で、ある人がこうあかししています。「人間が何者だというので、これをみこころに留められるのでしょう。人の子が何者だというので、これを顧みられるのでしょう。あなたは、彼を、御使いよりも、しばらくの間、低いものとし、彼に栄光と誉れの冠を与え、万物をその足の下に従わせられました。」万物を彼に従わせたとき、神は、彼に従わないものを何一つ残されなかったのです。それなのに、今でもなお、私たちはすべてのものが人間に従わせられているのを見てはいません。ただ、御使いよりも、しばらくの間、低くされた方であるイエスのことは見ています。イエスは、死の苦しみのゆえに、栄光と誉れの冠をお受けになりました。その死は、神の恵みによって、すべての人のために味わわれたものです。神が多くの子たちを栄光に導くのに、彼らの救いの創始者を、多くの苦しみを通して全うされたということは、万物の存在の目的であり、また原因でもある方として、ふさわしいことであったのです。(ヘブル2:5〜10)

人は、自分の成功を期待して生きる動物と考えられます。成功者とは、動物世界では実力主義そのもので、人間では実力と社会評価によるといえます。

聖書世界での成功者とは、各自にある神の御心とご計画において、信仰により神の栄光を受けた人々といえます。

1. 後の世

神は、私たちがいま話している後の世を、御使いたちに従わせることはなさらなかったのです。むしろ、ある個所で、ある人がこうあかししています。「人間が何者だというので、これをみこころに留められるのでしょう。人の子が何者だというので、これを顧みられるのでしょう」(ヘブル2:5、6)

「神は、後の世を、御使いたちに従わせることはなさらなかった。人間が何者だというので、みこころに留め、人の子が何者だというので、顧みられるのでしょう」とあります。ギリシャ語原典から見て説明すると、「神は、御国を御使いに任せなかった。なぜ、愚かな人間を愛し、なぜ、人の子イエスを恵み豊かにしたのでしょう」となります。

神は、御使いが優れていても御国を任せませんでした。御心のご計画において、人間が不信仰であっても御国の住人とされ、イエスが人の子であっても御国のすべてを任せました。

2. 万物

「あなたは、彼を、御使いよりも、しばらくの間、低いものとし、彼に栄光と誉れの冠を与え、万物をその足の下に従わせられました。」万物を彼に従わせたとき、神は、彼に従わないものを何一つ残されなかったのです。それなのに、今でもなお、私たちはすべてのものが人間に従わせられているのを見てはいません。(ヘブル2:7、8)

「彼を、御使いよりも、しばらくの間、低いものとし、彼に栄光と誉れの冠を与え、万物をその足の下に従わせられました」とある意味は、「神は、御子を御使いたちより劣る人の子イエスとしたが、神に対し十字架の死に至るまで忠実であったので、神の栄光により万物の相続者とされた」ということです。

「それなのに、今でもなお、私たちはすべてのものが人間に従わせられているのを見てはいません」とある意味は、「人の子イエスの死後に万物の相続があったのに、今でもなお、神の子たちが万物を栄光で従わせているのを見てはいません」ということです。

御子キリストは、神のご計画に従って御使いより劣る人として生まれ、人の罪の贖(あがな)いのため十字架の死にまで従い、万物の相続者となりました。しかし、御国が完成させられるまでの間、キリスト者、神の子たちにすべてが従わせられているのを見ることはありません。

イエスを救い主キリストと信じるキリスト者たちが、信仰の力と、信仰の祈りと、信仰の行いによって、万物の一部が従わせられているのを見ています。「イエスは答えて言われた。『神を信じなさい。まことに、あなたがたに告げます。だれでも、この山に向かって、「動いて、海に入れ」と言って、心の中で疑わず、ただ、自分の言ったとおりになると信じるなら、そのとおりになります』」(マルコ11:22、23)

3. 栄光

ただ、御使いよりも、しばらくの間、低くされた方であるイエスのことは見ています。イエスは、死の苦しみのゆえに、栄光と誉れの冠をお受けになりました。その死は、神の恵みによって、すべての人のために味わわれたものです。神が多くの子たちを栄光に導くのに、彼らの救いの創始者を、多くの苦しみを通して全うされたということは、万物の存在の目的であり、また原因でもある方として、ふさわしいことであったのです。(ヘブル2:9、10)

「御使いよりも、しばらくの間、低くされた方であるイエスのことは見ています。イエスは、死の苦しみのゆえに、栄光と誉れの冠をお受けになりました。その死は、神の恵みによって、すべての人のために味わわれたものです」とあります。1)私たちは、イエスの生誕によって御使いたちに守られている御子キリストを歴史上に見ています。2)イエスは、十字架の死に従った犠牲の苦しみにより、万物を相続され神の王冠をお受けになられました。3)イエスの十字架の死は、神の救いの恵みとして、全人類のために味わわれたものなのです。

「神が多くの子たちを栄光に導くのに、救いの創始者を、多くの苦しみを通して全うされたことは、万物の存在の目的で原因でもある方として、ふさわしい」とあります。ギリシャ語原典から説くと、「万物の存在理由で原因である神が、多くの御国に入るべき人を神の子としての栄光に導くのに、彼らの救いの創始者キリストを、十字架に至る多くの苦しみを通して、完全な救い主としたことは、神としてふさわしいことでした」ということです。

救い主キリスト・イエスは、御使いよりも低くされ人として生まれ生き、十字架の死にまで神に従い、救いの創始者として自ら多くの苦しみを通して人の救いを完成させ、万物の神としての栄光の冠をお受けになられました。

イエス・キリストの歴史のすべては、御国に入るべき人々がキリストを信じ、神の子としての栄光に導かれるためで、神の愛による人の救いだった、ということです。

まとめ

  • 神は、聖書にある御言葉により、全人類への福音を語り、神の国と義について知らせています。
  • 神は、御使いたちを神と人とに仕える霊として、福音にある御国建設のために用いています。
  • 神の御心とご計画にかなう、信仰の創始者であり救いの創始者であるキリストを、万物の相続者とするため、キリストに人としての苦しみを受けさせ、十字架の死にまで従わせました。
  • 福音のすべては、御子キリストが万物の相続者としての栄光を受け、信じる人々を神が子として栄光に導くためです。
  • このような素晴らしい救い以外に、人が天地において成功者になる方法は無いでしょう。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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