Skip to main content
2025年5月17日12時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

シンガポールの教会、ネット上の過激主義に対抗 政府やハイテク企業とタイアップ

2021年7月10日23時55分
  • ツイート
印刷
関連タグ:インターネットシンガポール
スマートフォン+
※ 写真はイメージです。(写真:natureaddict)

シンガポールのキリスト教会や他の宗教団体、地域の団体が、政府やソーシャルメディアなどを運営するハイテク企業各社と協力し、インターネット上の過激主義に対抗する方策を模索する活動を始めた。

カトリック系のUCAN通信(英語)によると、シンガポールの文化・地域・青年省が3日、インターネット上の教化(洗脳)や過激主義が懸念される中、この取り組みを発足させた。フェイスブックやグーグル、ツイッター、ティックトックなどが協力し、6月から8月にかけてワークショップを3回開催。教会やその他の団体がオンライン上の存在感を強化し、過激なコンテンツに対応する方策を支援する。また、デリケートな宗教問題や人種問題の扱い方にも触れるという。

活動は、コロナ禍によりさらに懸念されるインターネット上の人種や宗教に関する過激なコンテンツから若者を守り、参加団体に必要な情報を提供することを目的としている。

世界的な宗教迫害監視団体「国際キリスト教コンサーン」(英語)の東南アジア地域マネージャーを務めるジーナ・ゴー氏は、クリスチャンポストの取材に応じ、この取り組みを称賛して次のように語った。

「新型コロナウイルスの感染拡大により、インターネットの利用は増加しています。残念なことに、過激派はインターネット利用者の心の中に入り込んでしまいます。このまま放置すれば、人々は過激化し、宗教施設や信仰を持つ人々に対して行動を起こすようになるでしょう。シンガポール政府が必要な措置を講じ、インターネット上のテロや過激主義を排除することの重要性を地域社会に啓蒙しているのは素晴らしいことです」

この取り組みは、シンガポールで発生した複数の事件がその発足を後押しする形になった。

今年1月には、2019年3月にニュージーランドのクライストチャーチで発生したモスク銃乱射事件の記念日に、イスラム教徒を殺害する目的で2つのモスクに対する襲撃を企てたとして、キリスト教徒の16歳の青年が逮捕された。当時の報道(英語)によると、この青年は国内安全法に基づいて逮捕された。

この青年は、51人を殺害したクライストチャーチのモスク銃乱射事件の犯人であるブレントン・タラン被告(オーストラリア国籍)の過激思想に影響を受けていたという。

若者向けの異宗教間プラットフォーム「平和のためのバラ」のアンバサダーを務めるアッバス・アリ・モハメド・アナス氏も、この取り組みは正しい方向への一歩だと考えている。

シンガポールのストレイツ・タイムズ紙(英語)によると、アナス氏は「今日のデジタル空間をナビゲートする適切なガイダンスや情報がないなら、若者たちはオンライン上で過激化したり、ヘイトスピーチをしたりする危険性に直面します」と語った。「平和と愛と調和のメッセージを通じて責任ある対話を勧めることで、私たちはこの憂慮すべき事態に対抗する必要があるのです」

文化・地域・青少年省のアルビン・タン大臣は、コロナ禍でインターネットを利用する人が増えたことで、ソーシャルメディア上に分裂をもたらすコンテンツが掲載されるリスクが高まっており、「憂慮すべき事態」だとし、対策を講じる必要があると話す。

「ソーシャルメディアには分裂させる力がある一方で、団結させる力もあります。私たちのテクノロジー協力団体は、オンライン空間にポジティブな影響を与え、地域の共通基盤を育成するために協力しています」

この取り組みには、カトリック教会のシンガポール大司教区や、シンガポールのエキュメニカル組織であるシンガポール教会協議会(NCCS)、シンガポール・イスラム宗教評議会、道教連盟、ヒンズー基金委員会などが参加している。

フェイスブックのシンガポール・ASEAN地域の公共政策責任者を務めるクララ・コー氏は、この取り組みの発表式で、「憎しみや不寛容、過激主義は、私たちがフェイスブックに求めているものではありません。そういったものの居場所はありません」と述べた。

「肯定的な発言が破壊的な発言に対する防波堤になると私たちは信じています。だからこそ私たちは、地域の団体が行動を起こす呼び掛けを広めてオンライン空間に効果的に橋を架ける支援をしているのです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:インターネットシンガポール
  • ツイート

関連記事

  • 「この苦痛は言葉では表現できない」 NZクライストチャーチの教会指導者ら、モスク銃乱射事件に応答

  • コロナ時代のネット伝道、説教に求められる「脱教会用語」

  • 八木谷涼子氏に聞く「新来者が行きたくなる教会HP」 SIGNIS JAPAN、インターネットセミナー開催

  • キリスト教徒とイスラム教徒、サッカーで過激主義と戦う

  • 僕がシリアでイスラム戦士になった理由 「イスラム過激派」を経験して

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(222)心を癒やす祈りと賛美 広田信也

  • 聖書普及事業150年記念式典・レセプションの申し込み受け付け始まる

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • ドイツの大聖堂で「世界最大の聖書のページ」展示 グーテンベルク生誕625年記念で

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 不公平な愛 菅野直基

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • ワールドミッションレポート(5月17日):パキスタン 南部パンジャブ州のサライキ語話者のために祈ろう

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

編集部のおすすめ

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.