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新型コロナウイルス

英国の教会指導者らがワクチンパスポート反対の公開書簡 1300人が署名

2021年4月18日23時54分
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関連タグ:新型コロナウイルスボリス・ジョンソンイギリス
ワクチン+
ワクチン接種を受ける女性 ※ 写真はイメージです。(写真:BaLL LunLa)

海外で新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」導入の動きが広がる中、英国では教団教派を超えた教会指導者らがボリス・ジョンソン首相に宛てた導入に反対する公開書簡(英語)を発表した。書簡には18日現在、同国のキリスト教指導者ら1300人余りが署名している。

書簡は、ワクチンパスポートの導入は「英国政治史上最も危険な政策提案の一つ」だとし、ワクチンを接種した人と接種していない人の間に「医療アパルトヘイト」や「二層社会」をもたらすと警告。英国民には良心に基づいてワクチン接種を拒否できる自由があり、市民生活からその自由を排除すべきではないと主張している。また、ワクチン接種のいかんを問わず、自身の教会の扉をすべての人に開放し続けると宣言している。

ワクチンパスポートは各国の規制緩和を促す方策として浮上したもので、商店や劇場、レストラン、ホテルなどの公共スペースの利用者に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた証拠を入場前に求める。

英国ではこれまでに、3200万人余りが1回目のワクチン接種を受けており、700万人余りが2回目の接種を終えている。英調査会社「エアフィニティー」は、英国民の75パーセントが8月第1週までにワクチン接種を完了すると予測している。ワクチン接種の好調な滑り出しに伴い、英国では感染者数が数千人に減少。これを受け先週には、必要不可欠とされる以外の商店や飲食店も再開された。英政府は、ワクチンパスポートはソーシャルディスタンス(人との間に一定の距離を保つこと)の緩和に一役買い得るものだとし、導入に前向きな姿勢を示している。

英タイムズ紙の世論調査(英語)では、ワクチンパスポートの導入でソーシャルディスタンスが不要になる場合、世論が力強く導入を後押しすることが見込まれている。しかし、教会指導者らは「ワクチン接種を受けた人々はすでに保護を受けている」と指摘。ワクチンパスポートは不要だとする見解を表明した上で、民主主義と個人の自由に対する影響についても深刻な懸念を表明している。

「(ワクチンパスポートが導入された場合)非倫理的な形で(ワクチン接種の)強制が行われることになり、インフォームドコンセント(疾病の治療プロセスに関する患者側と医療側の合意)の原則が破られることになります。国民はさまざまな理由で、現在入手可能なワクチンを受け取ることができなかったり、受け取ることを望まなかったりするかもしれません。その理由の中には、一部のクリスチャンにとって、ワクチンの製造や検査という倫理にまつわる深刻な良心の問題があります。私たちは、医療アパルトヘイトという二層社会を生み出してしまうリスクを負っています。そういった社会では、ワクチン接種を拒否する下層階級の人々が市民生活における重要な領域から除外されてしまいます」

「もう一つ憂慮すべきことは、この計画がくさび状の細い先端となって、恒久的な状況につながる恐れがあるということです。つまり、新型コロナウイルスのワクチン接種状況が、他の形態の治療や治療を超えた基準すらも取り込むほどに拡大されてしまう可能性があるということです。この計画に秘められている可能性の一つは、私たちが知っているとおり、自由な民主主義の終焉(しゅうえん)がもたらされるかもしれないということです。もう一つの可能性は、政府が市民生活の特定の部分をコントロールするために、技術を利用して監視状態を作り出すことです。このように、この計画は英国政治史上最も危険な政策提案の一つなのです」

その上で書簡の署名者らは、「ワクチンパスポートを持たない人に対して教会を閉ざすことは、まったく想定していない」と強調。「PCR検査の陰性証明書やその他の『健康証明』を持っていなくても」教会の門戸を閉ざすことはないとし、政府がこの計画を進める場合は法的措置も辞さない構えを示している。

「国家によって社会的に望ましくないと見なされた人々をイエス・キリストの教会が締め出すことは、私たちにとって嫌悪すべきことであり、福音の真理を否定することになるでしょう。私たちが説くメッセージは神が万人に与えたものであり、キリスト・イエスにあって無償の贈物として与えられた恵みに他なりません。これは、悔い改めと信仰に至る普遍的な呼び掛けによるものです。命をもたらすメッセージを聞こうとする人々、命をもたらす奉仕にあずかろうとする人々の入場を拒否することは、キリストと福音を根本的に裏切ることになるでしょう。誠実なキリスト教会、また誠実なキリスト教団体は、このようなことを行うことはできません。キリスト教指導者である私たちは、このような議員立法に精力的に抵抗せざるを得ません」

最後に書簡は、ロックダウン(都市封鎖)中の日曜礼拝は不相応だとして禁止したスコットランド政府の決定を覆す判断を下した司法審査について言及。「検査を受けていないから、あるいはワクチン接種を受けていないからという理由で、人々が礼拝のために集うことを妨げようとする試みは、同様に(司法に)違反すると判断されてしかるべきです」としている。

「私たちは、この提案に反対を表明している国会議員らに同意します。そのような押しつけがましい健康証明を英国社会に導入するなら、分裂や差別、破壊をもたらしかねません。私たちは、このような狭量で危険な計画を金輪際考案しないよう、政府に対して強く、また明確に求めます」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:新型コロナウイルスボリス・ジョンソンイギリス
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