「人生いろいろ」と聞くと、島倉千代子を思い出します。
「死んでしまおうなんて」と歌は始まりますが、人と比較して嫉妬をしたり、自分を変えようとしたり、自己嫌悪に陥ったりする。しかし、その人生を振り返ってみると「滑稽でしょ? 笑い話だけど涙が出るの。その涙の中に若さがいっぱい詰まっている」と。
そして、結論として、人生は人それぞれ、いろいろな人生がある。男も女もいろいろ。最期まで咲き乱れたいと締めくくります。つまり、比較することをやめて、一つ一つの出来事に感謝して生きていくのがいいと、私たちを導きます。
しかし、それを頭では分かっていても、なかなか心がついてこないことがあります。どうしたら、いろいろな人生を楽しめるのでしょうか。
神と共に歩むことです。神から離れている状態を罪と言います。罪を悔い改めるとは、方向転換して、神に立ち返ることです。人生に迷った挙げ句、神に立ち返ることこそが大切だと気付ける人は幸いです。
「人生いろいろ」の歌詞には、「神に祈るのよ」という一節があります。私は、私たち人間を創造し、愛しておられ、いつも一緒にいてくださる神様に祈ります。「神様、導いてください」と。神様に祈ったら、神様が答えを与えてくださいます。
人生は、いろいろであって、それでいい。人と比較しないでいいのです。そして、一人一人が神とつながり、神と共に生き、全てに感謝して生きたらよいのです。そんな最高の人生を、今日も生きていきましょう。
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