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希望の告白 穂森幸一(179)

2021年3月25日14時43分 コラムニスト : 穂森幸一
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約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか。(ヘブル10:23)

最近、アフターコロナという言葉を耳にするようになりました。今までコロナ渦のため、集会も制限され、経済活動も思わしくなく、引きこもり状態が続いていましたが、やっと出口が見えるのかなという状況ではないかと思います。夜明け前の闇が一番深いといわれますが、とても耐えがたいのではないかと思います。

有名な会社の経営が危うくなったとか、私的財務整理に入るといったニュースが飛び込んできます。今、税務申告で忙しい時期なのですが、税務署には廃業の相談に来ている中小企業の経営者、商店のオーナーなどの列ができています。仕事がほとんどできない状況が1年半も続くと、限界を感じる方が多いのは当たり前かもしれません。

先進7カ国といわれる国々で、政治も経済も安定しているところは一つもないといわれます。後進国と呼ばれる国々では政情不安がささやかれています。アフターコロナは大不況をもたらすとおびえている経営者も少なくありません。そういう中で暗躍しているのが世界的な金融資本家であり、巨大財閥です。コロナ不況で弱っている優良企業を安く買い叩こうと虎視眈々(たんたん)としているありさまです。

今の世の中は、黙示録に示されている終末の世界が具現化したのではないかと思えるような状況です。コロナワクチンをめぐって各国間で壮絶な取り合いがあるようです。ワクチン不足のために十分な検証がされていなくて、臨床試験も不満足な欠陥のあるワクチンが出回り、犠牲者も出ています。また、ワクチン接種をめぐっては旅行業界がパスポートと連動させる陳情を行っていて、接種していない人は外国への旅行ができないともいわれます。

また、その刻印、すなわち、あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれも、買うことも、売ることもできないようにした。(黙示録13:17)

コロナに対するメディアのあおりは異常だと感じているのは、私だけでしょうか。毎年発生しているインフルエンザよりも感染者も犠牲者も少ないはずなのに、ちょっとしたことで行政叩きをするのはなぜでしょうか。手洗い、うがい、マスクを徹底し、集会場や飲食店の消毒を念入りに行えば心配いらないと思うのですが、そこまで過敏にならないといけないのでしょうか。たとえ器官の一部にウイルスが付着した保菌者であっても、自己の免疫力によって体外に押し出す場合がありますので、感染者にはならないはずです。症状の出ていない人までも感染者にカウントして大騒ぎをする必要があるのでしょうか。また、感染者やその家族を追い詰めてしまう社会の風潮は何とかならないのでしょうか。

黙示録17章に示されている赤色の獣とは、共産圏のC国と捉えることはできないでしょうか。「その獣は神をけがす名で満ちている」(黙示録17:3)とあります。C国での地下教会のクリスチャンへの迫害は、聞くに堪えないものがあります。日本だけでなく米国でもメディアは汚染されていて、真実が報道されないという声があります。

旧約聖書の創世記に登場するヨセフは子どもの頃、父ヤコブの寵愛(ちょうあい)を受けて兄弟たちに嫉妬され、揚げ句の果ては策略によってエジプトの地に奴隷として売り飛ばされるという悲惨な目に遭います。しかし、どのような境遇の中でも神の前に誠実に生きる道を選び、最終的にはエジプトの宰相という地位が与えられます。神から特別の知恵が与えられたヨセフは、7年間の豊作の間に穀物を貯蔵します。次に世界的な飢饉が訪れますが、ヨセフの備えにより、エジプトの国民は飢えることはありませんでした。それだけではなく、周辺の国々に食物を売ったために、エジプトはかつてないほどの富を蓄えました。このヨセフのような政治家がいたら、2、3年非常事態が続いたとしても軽く乗り切ることができたかもしれないと思います。

米国を先頭に世界で吹き荒れているジェンダーフリーの嵐は、行き過ぎがあるように感じるのは私だけでしょうか。「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに創造し、男と女とに彼らを創造された」(創世記1:27)とあります。神がそれぞれに役割を与えて、男と女とに造られました。それぞれを尊重しなければなりませんが、垣根を取っ払う必要はないと思います。父とか母という呼称をなくすなどというのは行き過ぎであり、家庭の崩壊につながります。

社会が聖書の基準から離れていくとおかしな方向に向かいそうです。白人も黒人もアジア人も神様が創造されました。互いに尊重し合う存在です。白人として生まれたことに罪悪感を強制する過激派がいるそうですが、これは明らかに行き過ぎです。ニューヨーク州では物理の教科書から「ニュートンの法則」という言葉が削除されて「物理の法則」という言葉に変わるそうです。白人優位主義の時代につくられた言葉だからというのですが、もはやついていけません。

2020年から21年にかけて、コロナ渦の中で社会が変な方向に向き、世界のニュースも操作されているように感じます。しかし、一番の心配はコロナ渦の廃業と倒産です。またこの後、世界的な不況になれば目も当てられません。社会的弱者が痛めつけられず生きていける社会を目指さなければと願います。神は愛する人々のそばにいて働いてくださり、守ってくださいます。

こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。(1コリント13:13)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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