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迫られる覚醒 穂森幸一(176)

2021年2月11日18時42分 コラムニスト : 穂森幸一
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天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。気をつけなさい。目をさまし、注意していなさい。(マルコの福音書13:31〜33)

ある教会を訪ねたらドアに張り紙がしてありました。「コロナ対策のために牧師とその家族、および用事のある教会役員以外のためにドアの開閉はしません」と書いてありました。また、別の教会に行きますと「集会は人数制限しているため、予約して許可を受けた人だけに限定します」という張り紙がありました。政府が緊急事態宣言を行っていて、コロナ渦のために致し方ないことだと理解しますが、何か納得しがたい気持ちになるのは私だけでしょうか。

米国のニューヨーク州では、行政が教会に出席者制限の命令をするのは、宗教の自由に関する憲法違反という判決も出ています。軍事ウイルスか自然発生のウイルスかはっきり分かりませんが、異常な状態であることは間違いないようです。海外への渡航も自由になりませんが、飛行機が飛んでいないため、航空便も送れない状況です。国ごとにあるいは町ごとに閉鎖していますので、人々の交流は途絶え、まるで昔の中世の時代に戻ったような感覚です。

飲食店街の閉鎖や制限で、倒産や廃業が相次いでいます。失業や経済的負担のために亡くなる人の数は、コロナウイルスで亡くなる人をはるかに上回っています。国民全体で知恵を出し合って助け合わなければ、どうにもならない事態です。

たとえこのコロナ渦が収まったとしても、社会は元には戻れないといわれています。コロナ不況により事業者にとっては厳しい事態が続くのは間違いありません。2021年から22年にかけて社会変革のときともいわれています。社会構造に大きな変化が起きるかもしれません。

今の時代は目を覚ましていなければ、メディアによりいつの間にか洗脳されてしまいます。今のマスコミを牛耳っているのは無神論者と唯物主義者です。彼らは度々、神の権威を否定するような行動をし、フェイク情報を発信します。今まで信頼して読んでいた新聞、安心して見ていたテレビの情報も一歩引いて見たほうがいいかもしれません。「祈りに専念するためにテレビは持っていません」という人がいましたが、賢い選択だと思います。

米国の議会では、男女を区別する言葉とか、父親や母親という言葉も用いてはいけないという法案が可決されたそうですが、とてもおかしなことだと思います。

一部の過激な環境運動家の中には「地球環境を守るために人工削減をした方がいいので、結婚しないように推進するとか、子どもを産まないようにしよう」という運動を行っている人もいますが、これは間違っています。また、ウイルスや病気は人口削減に役立つなどという極論を吐く運動家もいるようですが、とんでもない意見です。男と女を創造されたのは神であり、結婚を定められたのも神です。また「生めよ、増やせよ」は神の御心です。もし限界だと神が判断されれば、次の備えができているはずです。新しい天と地を用意すると言っておられます。

世界では食料不足のために飢餓が大きな問題となっていますが、先進国で破棄される食品をちゃんとコントロールできるならば、食料不足の問題は解決するといわれます。先進国の人々が食料やエネルギーを独り占めしないで分かち合うことができるなら、資源問題は解決するともいわれます。

今、米国では大統領選挙問題がまだ尾を引いていますが、政治的混乱は世界各国で生じています。欧州でもアジアでも問題のない国はないと言ってもいいくらいです。コロナ不況と政治的混乱の中で人々が求めているのは、精神的な安定です。今こそ信仰者が立ち上がり、祈りのムーブメントを起こさねばと思います。

日本には世界最古の縄文文明があります。1万数千年持続しましたが、大きな戦乱もなく、平和に過ごし、環境を保全する生き方をしています。森の木を伐採したら必ず植林したようですし、地形に配慮しながら陸稲と水稲を使い分けています。森の幸も海の幸も両方活用し、栄養学的にもバランスの取れた食生活をしていたようです。

精神的に豊かであった縄文人は渡来人を受容し、渡来文化を同化吸収していきました。また、他所の地域に出掛けていっても自らの文化を押し付けたり、強要したりせず、和やかな状態で知恵の分かち合いをしています。このような素晴らしい祖先がいることを誇りにし、世界のために祈れる民になりたいと願っています。

何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ4:6、7)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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