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これは21世紀型の「路傍伝道」ツール? 今流行の Clubhouse を使ってみた(1)

2021年2月9日20時45分 執筆者 : 青木保憲
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関連タグ:クラブハウス路傍伝道
これは21世紀型「路傍伝道」のツール? 今流行の Clubhouse を使ってみた(1)+
最近日本に上陸し注目されている音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。アプリのアイコンは、ギタリストの Bomani X さん。2月8日にはアップデートに伴い、シンガーソングライターの Axel Mansoor さんに変わった。

古くは mixi、その後は Facebook、Twitter、Instagram、LINE そして TikTok など、SNSは大きな飛躍(そして進化)を今も続けている。そんな中、「こんなアイデアがあったか!」と思わずうならされた新たなSNSに遭遇した。それが「Clubhouse(クラブハウス)」である。このSNSがどんなものかを知りたければ、こちらの記事「【かんたん図解】Clubhouse(クラブハウス)とは? 始め方・使い方と注意点をわかりやすく解説」を参照してもらいたい。いちいち「使い方」や「操作の利点」を語る時間がもったいない(珍しく筆者、興奮しています)。また、どこの誰がどういう経緯でこれを生み出したかを知りたければ、ウィキペディアの記事をチェックしていただきたい。有料記事だが、こちらの記事「Clubhouse とは何か?サービスの歩みと創業者(前編)」では、Clubhouse 誕生の経緯を丁寧にまとめてくれている。

いずれにせよ、Clubhouse は、音声のみで不特定多数の相手と対話ができ、自分に興味ある話題を語っているユーザーの話を気軽に聞くことができるSNSである。特筆すべきこととしては、こちらの反応(例えば Facebook の「いいね!」など)はないし、誰がどんなルーム(特定の話題で集まった人々の部屋)にやって来たかなどの足跡(例えば LINE の既読機能)は残らない。言うなれば、完全にユーザーの自由が保証される中で、いろいろな人と共有の話題や興味あるトピックスで、ゆるく「触れ合う」ことができるSNSといったところだろう。しかもこのSNSは、誰かに招待してもらうか、知り合いの既存ユーザーから承認を得られないと入れないという、若干厄介なルールまで決められている。つまり第三者の「信用」あってこそ、入室を許されるというわけだ。

Clubhouse について知ったのはわずか1週間ほど前のこと。こちらの記事「今話題の音声SNS『Clubhouse』はどう盛り上がっているのかデータ分析してみた」を見ても分かるように、現在爆発的に拡大していることは確かである。そこで筆者も試しに Clubhouse のアプリをダウンロードして入ってみた。その際、私を承認してくれたのは、古くからの友人牧師であった。

それから1週間ほどがたつ。私はほぼ毎日、深夜までこのアプリに魅了され、いろいろなルームを訪問してしまった。なぜこれほどまでにハマってしまったのか。それは、こういうツールを私が長年にわたり、潜在的に求めてきたからである。その目的は? もちろん「伝道ツール」としてのそれである。さらに言うなら、これは個人伝道の「スキル強化アプリ」である。これはまるで現代のキリスト教版「大リーグボール養成ギプス」なのだ!(分かる人だけ笑ってください・・・)

今回は2回にわたり、Clubhouse を用いての最新伝道アイデアを提案したい。決して「紹介」などと大見えを切っては言えない。なぜならまだ実証されてはいないからである。しかし、ここに大きな可能性があることは確かだ。牧師、伝道師、そして特に神学生のあなた!ぜひこの記事を読んで、Clubhouse に登録してもらいたい!

1. マーケティング調査の場としての Clubhouse

ルームを眺めてみると、そこにはよくぞここまでバラエティーに富んだトピックスが集まったな、と思わされる。もちろん登録時に自分の興味あるトピックスを尋ねられるため、そこから抽出されて配信されたルームなのだろう。とはいえ、種々雑多である。これらルームのタイトルをザッピングするだけでも、いろいろなことを学ぶことができる。特に「あ、こんな表現をするのか」と思わされるものに出会うと、心が高鳴る。特に「堅く」「暗く」「つまらない」と思われている宗教ネタは、その反動が面白い。若手お坊さんたちのトークルームであったり、神主さんたちの休日の過ごし方であったり、「こんな話で人が来るの?」と思わされるルームに、時には100人を超える人が集まっていたりする。

キリスト教(そして教会)が現代社会に対して戦いを挑もうとしているのなら、こういった人が集まっている場所をチェックするのは必須だろう。しかも、そこで語られている話題にご丁寧にタイトルまで付けられており、そして自分がクリスチャンであったとしても気軽に、気付かれずに中に入ることができるのである。これ以上スリリングな「潜入捜査」はないだろう。こういうマーケティング調査を毎夜やっていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。

2. 趣味や好きなことを語り合える場としての Clubhouse(前編)

次に伝道という観点から見てみよう。私たちは福音主義的立場にあろうとなかろうと、「みことばを宣(の)べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい」(2テモテ4:2)という聖書の言葉を知っている。ということは、これを心のどこかに置いているクリスチャンであるなら、できることなら誰かを教会に、そして(信じて熱心なクリスチャンとなるか、キリスト教に興味を持つ程度か、の差はあれど)キリスト教の世界に招きたいという願いは持っているだろう。

しかし今までの教会のアプローチは、こういった人々の願いを極端にデフォルメし、「個人伝道はクリスチャンの義務です」とか「滅びゆく魂に何も感じないのですか!」という文言で、信徒たちを駆り立てていたという側面があった。だからクリスチャンに「どうして伝道しているのですか」と尋ねると、「伝道しなければならないから」とか「教会でそう教えられているから」という答えが返ってくることが往々にしてあった。これでは「やらされている感」がハンパない。

今だから告白するが、私はこの手の「無言の圧力」が最も嫌いである。だから教会に通いつつ、どうしてもできなかったのが「伝道」だったのである。(続く)

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◇

青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

関連タグ:クラブハウス路傍伝道
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