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永遠の今を喜んで生きる 安食弘幸

2020年12月23日11時26分 コラムニスト : 安食弘幸
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永遠の今を喜んで生きる 安食弘幸+

私たちは見えるものにではなく、見えないものに目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に続くからです。(2コリント4:18)

ジャングルで猛獣狩りをしていたハンターが、突然1匹の大きなトラに出会いました。トラはハンターを目掛けて大きくジャンプして襲いかかってきました。

ハンターはすぐに銃を構えましたが、日頃遠くの獲物をじっくり狙って撃つ練習しかしていなかったので、トラの突然の攻撃に対応できませんでした。ハンターはもう駄目だと観念して目をつぶります。

ところがトラのジャンプが大き過ぎて、ハンターのはるか先に飛んでいってしまったのです。それでハンターは命からがら逃げ帰ることができたのです。

この反省に立ってハンターはそれから毎日、早撃ちの練習を重ねました。何日かたって、ハンターはジャングルで再びあのトラに出会いました。トラはまたジャンプして襲いかかってきました。

さあ、ハンターの腕の見せどころです。彼は素早く銃を構えて撃とうとしましたが、トラの方が早く、ハンターはやられてしまいました。実は、このトラもあの日の反省に立ち、小さな素早いジャンプを練習していたのです。

私たちの人生にも大きなジャンプ(永遠の視点に立つ長期の目標)と小さなジャンプ(その長期目標の達成のための日々の努力)とが必要です。

米国の詩人で賛美作詞家のファニー・クロスビー(Fanny Crosby、1820〜1915)はニューヨークに生まれ、生後6週間の時、医療ミスによって失明します。さらに、1歳になる前に父親を亡くします。しかし、愛情あふれる祖母と母に育てられ、8歳になる頃には詩人としての才能を見せ始めています。

13歳で盲学校に入学すると、彼女の才能は飛躍的に開花します。20歳の頃にはピアノ、アコーディオン、ハープの演奏も巧みにできるようになっていました。そして31歳の時、主イエスを救い主として受け入れ、洗礼を受けました。その時、彼女はこう証ししています。

「私は自分の人生の意義を初めて見いだしました。私はこの地上で最も幸せな人になりました」

彼女の心はいつも信仰による喜びがあふれていて、その顔はいつも輝いていました。人々が彼女のそばに行くと、その喜びが「感染した」といわれます。

ある人が同情に満ちた口調で彼女に言いました。「私はあなたのことを気の毒に思います。神はあなたに多くの才能を与えたのに、あなたに視力を与えなかったのですから」

彼女はすぐに答えました。「私に選ぶことができるなら、目の見えない状態で生まれることを選びます。そうすれば天国に行ったとき、最初に私の目が見るのは私の素晴らしい救い主のお顔だからです」

彼女は永遠の視点を持ちつつも、今を喜ぶ術も心得ていたのです。それは、彼女の詩にもよく表されています。彼女の作詞した賛美歌に「罪咎(とが)を赦(ゆる)され」という作品があります。

彼女の英語の原文の訳は次のようになります。

1. 祝福の保証、イエスは私のものです。
ああ、神の栄光をこうして前もって味わえるとは
何と素晴らしいことでしょう。
私は救いの相続人、神に買い取られた者。
彼の霊によって生まれ、彼の血によって聖められた者です。
私の救い主を一日中褒めたたえること
これが私の物語、これが私の歌なのです。

2. 神の前に従順な者となり、私は最高の喜びを得ます。
今私の目の前は喜びの光景でいっぱいになります。
天使たちは地上に降り、恵みのこだまするものや
愛のささやきを上から届けてくれます。

3. 神の前に従順な者となり、私はすべてにおいて安心です。
この救い主と共にいる私は幸せであり、祝福されています。
天を仰ぎ、天を待ち、天を見つめ、私は良いもので満たされ
神の愛に夢中になるのです。

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
■ 峰町キリスト教会 YouTube
■ 峰町キリスト教会 Facebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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