新枢機卿に教皇付説教師のカンタラメッサ神父ら13人、アジア出身は2人

2020年10月26日13時49分 印刷
+ローマ教皇フランシスコ
ローマ教皇フランシスコ(写真:Jeffrey Bruno)

ローマ教皇フランシスコは25日、日曜日恒例の「お告げの祈り(アンジェルスの祈り)」で、新枢機卿13人の任命を発表した。11月28日に行われる枢機卿会議(コンチストーロ)で正式に叙任される。

バチカン(ローマ教皇庁)の発表(英語)によると、13人のうち教皇選挙(コンクラーベ)で投票権のある80歳未満は9人。地域別では、欧州出身者が8人で最も多く、うち6人はイタリア出身。その他の地域は、アジア2人、北米1人、中南米1人、アフリカ1人だった。アジアからは、カピス大司教区のホセ・アドビンクラ大司教(68、フィリピン)と、ブルネイ・クアラルンプール使徒座代理区長のコルネリウス・シム司教(75、ブルネイ)の2人が選ばれた。

年代別では、50代が2人、60代が3人、70代が4人、80代が4人。最年少は、アッシジの聖フランシスコ修道院長のマウロ・ガンベッティ神父(54、イタリア)で、最年長は、教皇付説教師のラニエロ・カンタラメッサ神父(86、同)。カンタラメッサ神父は1980年、当時の教皇ヨハネ・パウロ2世により教皇公邸専属の説教師に任命された。「現代の名説教師」と呼ばれ、来日経験もあり邦訳本が数冊出版されている。

バチカン高官からは、世界代表司教会議(シノドス)事務局長のマリオ・グレック司教(63、マルタ)、列聖省長官のマルチェッロ・セメラーロ司教(72、イタリア)の2人が選ばれた。

枢機卿は教皇の最高顧問で、カトリック教会において教皇に次ぐ地位にある。重要な案件について教皇を直接補佐する枢機卿団を構成するほか、個々の枢機卿はカトリック教会全体に関わる日常的な職務について教皇を助ける。バチカンの要職も、多くは枢機卿が担っている。選出は教皇自身が行い、任期はない。

日本の関係者では、2018年に大阪大司教区の前田万葉大司教(71)が、日本人6人目の枢機卿として叙任され、昨年はルクセンブルク大司教で元上智大学副学長のジャン・クロード・オロリッシュ大司教(62)が叙任されている。

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