Skip to main content
2021年4月23日14時19分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米
新型コロナウイルス

「教会は必須か」で国論が二分 信教の自由めぐる米福音派の闘争(2)

2020年9月25日08時05分 記者 : 井手北斗
  • ツイート
印刷
関連タグ:信教の自由ブラック・ライブズ・マター(BLM)アメリカ新型コロナウイルス

酒・大麻はOKだが礼拝はNGの不平等

福音派メディア「ゴスペル・コアリション」の編集主任で、サウスランズ教会(カリフォルニア州ブレア)の長老でもあるブレット・マクラッケン氏は5月22日、論説「なぜわれわれは教会を『必須』だと見なさないのか」(英語)を発表。州政府のガイドラインを尊重し、教会の活動再開については慎重に考えているとしつつも、「非必須」という言葉を安易に教会にあてがうことで、教会の社会的地位がどれほど低下するのかを検討する価値はあると述べた。

マクラッケン氏は、教会が活動再開計画のステージ3に分類されたことを嘆き、次のように語った。

それは、集会が引き起こす高いリスクについて反論しているからではなく、教会に通うことの優先順位が現代の西洋文化の中でどれほど低くなってしまったのかを浮き彫りにしたからです。カリフォルニア州では、教会はネイルサロンやジム、映画館などの『あれば便利だがなくても支障のない』ぜいたくと同じ活動再開カテゴリーに入れられました。教会なしでも長期間生活できるとされているのです。教会はエンターテイメントの一つと一緒くたに扱われているのです。そういうのが好きな人にとってはよいが、人類と社会の繁栄のためには決して必須ではなく、もちろんのそのために衛生上のリスクを負う価値は教会にはないというのです。

マクラッケン氏はまた、「私たちの社会は決定を下したのです。酒屋、大麻販売店、ゴルフコースなどの『必須なもの』なしに私たちは生きていけないが、教会で実際に集まることなしでも生きていくことはできると」と続け、この論説が発表される2日前に報じられた、「医療用」マリファナ(大麻)販売所をロサンゼルス当局が「必須」としたとするCNNの報道(英語)を引用した。

日本では「極めて有害な薬物」として法律で使用が禁止されている大麻だが、同州では2018年に、成人によるマリファナの嗜好品としての使用が合法化されている。アルコールやタバコなどのように販売免許を得ており、大麻税を収めていれば、誰もが販売可能となっている。一方、同州のハリスブリッケン法律事務所(英語)によると、医療用のマリファナであっても、嗜好品として利用する抜け穴が指摘されており、医療用に限って販売を許可するのはザル法に近いという。

BLM抗議集会と教会で違う二重基準

そのような中、ミネソタ州ミネアポリスで25日、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に殺害される事件が発生。その動画が拡散して全米で抗議運動が起こり、カリフォルニア州でもロサンゼルスで27日から始まった。ABC(英語)によると、500人から1000人がこれに参加。警察車両の窓を割るなどの暴力行為にも発展した。その後も州内の各地で、500人程度の規模のものから1万人を超える規模のものまで、断続的に抗議集会が行われ、多くは教会の礼拝参加者制限人数を超えるものがほとんどだった。

このような抗議集会が継続して行われる中、同州ロサンゼルス郡保健局のバーバラ・フェラー局長は7月1日の記者会見(英語)で、当局が抗議集会の感染リスクを過小評価しているのではないかとの質問に回答。「多数の人々が長時間密接した状態でいる場合は、感染が拡大するのははっきり分かっています。ですから、抗議集会に参加している人が感染していなかったなどとは絶対に言っていません」と語った。しかし当局は、抗議集会の中止を強制する措置は取らなかったという。

「教会は必須か」で国論が二分 信教の自由めぐる米福音派の闘争(2)
ロサンゼルス市のBLM運動の抗議集会の様子=7月2日(写真:リック・スタービレ氏のツイッターより)

感染リスクを認めたにもかかわらず、当局が抗議集会を黙認する中、ロサンゼルス市警ホーレンベック地区のリック・スタービレ分署長は2日、自身のツイッター(英語)に、この日開催されたBLM運動の抗議集会の写真と共に、「平和的抗議集会を監視しています。ソーシャルディスタンスを厳守してください」と投稿した。しかし写真に写った群衆は当局が指定する1・8メートルの距離をまったく守っておらず、教会に対する強行的な姿勢とまったく異なることから批判が殺到した。FR24ニュース(英語)によると、ロサンゼルスのエリック・ガーセッティ市長は3日、抗議集会と新型コロナ感染者の増加の因果関係を認めた。

感染拡大を受けて州公衆衛生局は13日、新たな命令(英語)を発表。命令には、ジム・フィットネスセンター、礼拝所、抗議集会、必須でないインフラの事業所、ネイルサロン・マッサージ店・タトゥー店などの個人ケアを提供するサービス、ヘアサロンと床屋、ショッピングモールの屋内での営業停止が盛り込まれていた。この命令には営業再開期日が指定されておらず、教会にとっては無期限の屋内集会禁止命令となった。しかし、BLMの抗議集会はその後も続いた。ロサンゼルス・タイムズ(英語)によると、21日には数百人がサンフランシスコで抗議集会を開いたほか、複数の集会が行われた。

<<前のページへ     次のページへ>>

■ 信教の自由めぐる米福音派の闘争:(1)(2)(3) 

関連タグ:信教の自由ブラック・ライブズ・マター(BLM)アメリカ新型コロナウイルス
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 教会と行政が協力、コロナの影響受けた人々に食料を 毎週5千世帯に配給

  • 新型コロナ感染拡大への宗教者の対応 「これまで」と「これから」

  • コロナめぐり科学の政治化懸念、キリスト教科学財団が声明 5千人超署名

  • 「お前たちの神に面倒見てもらえ」 「支援」か「棄教」か迫られるコロナ時代の迫害

  • 米福音派のリバティー大学、コロナ報道めぐりNYタイムズ提訴

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 那覇市の教会でクラスター、牧師含め8人感染 礼拝後の会食が原因か

  • ミャンマーのクーデターはなぜ起きたのか 根本敬上智大教授が講演 特別セミナー(1)

  • ブラジルで新たなキリスト像建設、完成すればリオの像超え世界3番目の高さに

  • 高慢と謙遜 菅野直基

  • 「圧倒的な神の働き」 米教会、コロナ禍に4カ月で1048人がバプテスマ

  • 日本人の誇り 穂森幸一(181)

  • 首都圏イースター、感染症対策徹底し2年ぶりの開催 有賀喜一牧師がメッセージ

  • 福島第1原発処理水の海洋放出方針に抗議 日本YWCAが声明

  • 主は生きておられる(177)スズランが咲いた 平林けい子

  • テーマは「揺るがない不動の信仰を持つ」 ジーザス・レインズ、8月13日開催へ

  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • 那覇市の教会でクラスター、牧師含め8人感染 礼拝後の会食が原因か

  • 「圧倒的な神の働き」 米教会、コロナ禍に4カ月で1048人がバプテスマ

  • フィリップ殿下、キリスト教信仰を語るようエリザベス女王を説得 神学にも強い興味

  • ヒルソング・ダラス教会が閉鎖へ、牧師夫妻が献金を私生活に不正使用し辞任

  • 今年のアカデミー賞のキーワードは「アウトサイダー」? 「ミナリ」「ノマドランド」に見る米国アイデンティティーの力強さ(1)

  • 英国の教会指導者らがワクチンパスポート反対の公開書簡 1300人が署名

  • テーマは「揺るがない不動の信仰を持つ」 ジーザス・レインズ、8月13日開催へ

  • 首都圏イースター、感染症対策徹底し2年ぶりの開催 有賀喜一牧師がメッセージ

  • ビジネスと聖書(14)人のために祈ると超健康になる 中林義朗

  • 愛知県豊田市の教会でクラスター 大村知事、語気強め「極めて遺憾」連呼

  • クリスチャン投資家ビル・ファン氏のアルケゴス社めぐる取引で最大1・1兆円の損失 野村HDなどにも影響

  • イエズス会神父がパワハラか、女性信者が適応障害に 日本管区が調査委設置

  • 西日本福音ルーテル教会、礼拝休止を休業扱いしコロナ助成金受給 検証委設置へ

  • オウム元幹部に牧師が語る「罪人が新しくされるキリスト教の力」

  • ヒルソング・ダラス教会が閉鎖へ、牧師夫妻が献金を私生活に不正使用し辞任

  • 神戸女学院大学、新学長に中野敬一氏 「愛神愛隣で学びを他者のために用いる教育へ」

  • ティム・ケラー牧師が語る「死と復活の希望」 末期がんの闘病生活の中で新著出版

  • ジャスティン・ビーバー、イースターに率直な信仰歌った新EP「フリーダム」リリース

  • 那覇市の教会でクラスター、牧師含め8人感染 礼拝後の会食が原因か

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.