クリスチャントゥデイ創業者が教会開拓 15年ぶりに「東京ソフィアキリスト教会」を再開

2020年7月14日11時42分 記者 : 井手北斗 印刷
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東京ソフィアキリスト教会の献堂礼拝でメッセージを伝える高柳泉牧師=11日、同教会(東京都新宿区)で

クリスチャントゥデイ創業者で牧師の高柳泉氏が、東京都新宿区の西早稲田で教会開拓を始める。創業時に一時奉仕し、その後閉鎖されていた「東京ソフィア教会」を再開する形で、教会名は「東京ソフィアキリスト教会」に。11日に行われた献堂礼拝には、加盟する日本オリベットアッセンブリー教団(あいのひかり教団)の関係者ら約50人が参加し、日本基督教団やユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM)の関係者からも祝辞が寄せられた。

高柳氏はこの日、イザヤ書43章18~23節からメッセージを伝えた。「私たちの目には、東京ソフィア教会が終わってしまったと思われた時期もあったかもしれませんが、神様の中では一日たりとも忘れられたことはありません」。2002年に韓国の大韓イエス教長老会合同福音教団から派遣された宣教師らによって開拓され、その後さまざまな事情により3年ほどで解散した歴史を振り返りつつ、「この場所から新しい奇跡を起こそうとして、神様はここまで導き、この礼拝を守り祝福してくださっています」と伝えた。

礼拝では、高柳氏と親交がある日本基督教団の臼田宣弘牧師、ユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM)のトピー・キビマキ宣教師、日本オリベットアッセンブリー教団の谷川健太郎牧師らから寄せられた祝辞が披露された。ビデオメッセージで祝辞を寄せた臼田氏は、「これから教会が神様の導きの中でイエス様の十字架の愛を存分に伝えていくことができますことを心からお祈り申し上げます」と述べ、15年の月日をへて再開した東京ソフィアキリスト教会の門出を祝福した。

高柳氏は、日本バプテスト・バイブル・フェローシップ(JBBF)の教会出身。両親ともクリスチャンの家庭に生まれ、高校卒業後、年間数万件といわれる自殺を少しでも食い止めたいと、心理学を学ぶため、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学した。留学中に合同福音教団の宣教師に出会い、学生向けの聖書研究会に参加。シリコンバレーで多くの学生たちがIT分野で起業し成功する中、聖研仲間がキリスト教のインターネット新聞「クリスチャンポスト」を創設したことに触発され、当時日本には存在しなかったキリスト教インターネット新聞創設の着想を得た。

クリスチャントゥデイ創業者が教会開拓 15年ぶりに「東京ソフィアキリスト教会」を再開
献堂礼拝には関東近辺のほか関西からも関係者が駆け付け教会の門出を祝福した=同上

留学中に牧師を志し、神学校の通信課程で学ぶ傍ら、2002年にニュースサイトを立ち上げ、クリスチャントゥデイを創業。翌03年に帰国した後には、東京ソフィア教会の依頼で数カ月間牧会奉仕をしつつ、クリスチャントゥデイを法人化した。その後は会社の運営に専念するため、教会は後任に委ねる形で牧師職は退いた。

11年に会社を現社長の矢田喬大に委ねた後も、牧師としての召命を果たしたいと、神学の学びも続けながら一般企業で勤務し、18年からは名古屋で単立教会として開拓を開始。一方、日本オリベットアッセンブリー教団には、同教団の国際的なネットワークを生かした東京での新規教会開拓の構想があり、さらに高柳氏も東京への移転を考えていたことから、同教団に所属する形で、東京で新しく教会開拓を始めることになった。同教団内には、かつての東京ソフィア教会の出身者もおり、数年前から再開を望む声があったため名称は踏襲した。

日本オリベットアッセンブリー教団にはすでに、東京に既存の所属教会が存在するが、東京ソフィアキリスト教会は、英語が堪能な高柳氏を牧師に迎え、より国際性を重視した宣教を目指す。東京には55万人以上の在留外国人がおり、その中でも新宿区に居住する外国人は約4万人と最も多く、区内の人口に占める外国人の割合は1割を超える。高柳氏は、日本語だけでなく、英語を含め複数の言語による礼拝と学びができる国際色豊かな教会にしたいと話している。

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