Skip to main content
2021年1月16日20時48分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

神のことばを絶対基準とする 安食弘幸

2020年6月10日10時15分 コラムニスト : 安食弘幸
  • ツイート
印刷
関連タグ:安食弘幸

あなたのみことばは私の足のともしび 私の道の光です。(詩篇119:105)

「ダブル・スタンダード」とは同じ事をしているのに2つの基準と評価があることです。

例えば

  • 他人が仕事に少し余計に時間をかけると「手際が悪い」と言い
    自分の場合は「慎重で良い」と言う
  • 他人が頼まれていたことまで自覚的にやると「出しゃばりだ」と言い
    自分の場合は「よく気が利く」と言う
  • 他人が些細なことを無視すると「注意力が欠けている」と言い
    自分の場合は「大らかで、こだわりがない」と言う
  • 他人が自分の意見を変えないと「頑固で融通が利かない」と言い
    自分の場合は「自分の意見をしっかり持っている」と言う
  • 他人が一生懸命努力していると「目立ちたがりの嫌なやつだ」と言い
    自分の場合は「勤勉で向上心がある」と言う
  • 他人が上司の仕事を手伝っていると「胡麻を擦っている」と言い
    自分の場合は「従順で協力的だ」と言う
  • 他人が元気で生き生きしていると「格好をつけている」と言い
    自分の場合は「実に魅力的だ」と言う
  • 他人がお化粧して、着飾っていると「代わり映えがしない」と言い
    自分の場合は「一段と美しくなった」と言う

誰にでも身に覚えがあるのではないでしょうか。実は私たちは、このような行動に対する評価だけでなく、自分の心の状況についての評価も自己中心的なのです。

聖書が「すべての人は神の前に罪人である」と言うのを聞いても「しかし自分はまだマシの方だ」と言って自分の心の状況の悲惨さを直視しようとしません。善悪の基準が曖昧だと、人は自分がしていることを正当化しようとします。

ある小学生が友達のゲーム機を盗みました。それを知った先生が注意したら、その子は言いました。

「ボクがしたことは、先生から見たら悪いことかもしれないけれど、ボクにとってはいいことなんだけど。ボクはこのゲーム機でハッピーな気分だし、それにあの子の家は金持ちで、あの子はもっと新しい最新のゲーム機を買ってもらえるんだ。だから、これはボクにとっても、あの子にとってもラッキーなことなんだ」

これを聞いてどう思いますか。世も末だと思いますか。しかし大人だって同じような理屈で同じようなことをしているのではないでしょうか。

人間社会が善悪の絶対的基準を失ったらどうなるのでしょうか。ポーランドの刑務所の壁に次のような言葉が掲げられています。

「私はドイツを良心と道徳性という愚かで下劣な誤りから解放した」

これはアドルフ・ヒットラーの言葉です。ヒットラーは自分を神として自分の信念を法律としたのです。その結果、多くのユダヤ人の命が奪われたのです。

ドフトエフスキーは警告しています。

「神を無視すれば、どんな事でも正当化できる」

神のことばという善悪の絶対基準を失った国も個人も必ず滅びていくのです。

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

1951年、島根県出雲生まれ。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球関西六大学リーグの強打者として活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒。哲学博士。現在、日本キリスト宣教団峰町キリスト教会主任牧師。NHK文化センター「聖書入門講座」「カウンセリング講座」講師、JTJ宣教神学院講師、とちぎテレビ「ゴスペルジェネレーション」の説教者。また、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設で講演活動を行っている。

■ 日本キリスト宣教団峰町キリスト教会ホームページ
■ 【安食弘幸著書】(Amazon)
■ 【安食弘幸著書】(イーグレープ)

関連タグ:安食弘幸
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 心の汚れをクリーニングしませんか? 安食弘幸

  • 人生で一番大切なもの 安食弘幸

  • 聖書は神からあなたへのラブレターです 安食弘幸

  • すべての問題の解決の鍵 安食弘幸

  • 人生には神の計画と目的がある 安食弘幸

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 緊急事態宣言、7府県に拡大 対象地域のカトリック教区が相次いで対応方針発表

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(112)「富」の支配を打ち砕く信仰の力 広田信也

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 日本聖書協会、新理事長に石田学氏を選出

  • 国連「世界食糧計画」事務局長が警鐘、2021年に「聖書規模」の飢餓の可能性

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • 教皇フランシスコの主治医、新型コロナ合併症で死去

  • 世界宣教祈祷課題(1月16日):モロッコ

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 米NY州知事「黒人や貧困層に行き届くまでワクチン接種しない」 聖書引用しメッセージ

  • 教皇フランシスコの主治医、新型コロナ合併症で死去

  • 人のせいにしない 佐々木満男

  • 「改宗禁止条例」でキリスト教徒に初の逮捕者、貧困層への支援活動中に インド北部

  • 国連「世界食糧計画」事務局長が警鐘、2021年に「聖書規模」の飢餓の可能性

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け

  • 榊原寛氏死去、79歳 お茶の水クリスチャン・センター顧問

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • イエス時代の儀式用沐浴槽、ゲツセマネで発見 地名の由来裏付けに

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 2020年の人権侵害国トップ10、1位は中国 国連ウォッチが発表

  • 1都3県に「緊急事態宣言」再発令、カトリック東京大司教区が対応方針発表

編集部のお勧め

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 「聖書通読、回重ねるごとに喜びがある」 『1年で聖書を読破する。』の鈴木崇巨牧師

  • “難病だからこそ生きる意味がある“ 「35歳までの命」余命宣告受けた筋ジストロフィー患者の保田広輝さん

  • 「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.