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聖書20巻を丸暗記 「聖書暗記男」が伝授する聖句の覚え方

2020年2月11日13時12分
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関連タグ:エルサレム
聖書+
(写真:peachknee)

聖書66巻のうち20巻を丸暗記し、「聖書暗記男(Bible Memory Man)」の異名を持つ、トム・マイヤーさん(43)が、聖句の覚え方について解説する寄稿を、米キリスト教ニュースサイト「クリスチャンポスト」(英語)に掲載した。

マイヤーさんは、米カリフォルニア州のシャスタ聖書学院を卒業後、エルサレム大学カレッジに留学し2つの修士号(地理学、考古学)を取得している。このエルサレム留学時の4年間に、現地のユダヤ人やクリスチャンたちから聖書を暗記する方法を学んだという。2018年には『暗記スタディー・バイブル』(英語)を出版。現在は、シャスタ聖書学院で聖書の暗記に関する授業を教えているほか、講演家としても活躍している。

4年間のエルサレム留学中、マイヤーさんは、妻となるサラさんとの出会いが与えられたほか、ガリラヤ湖周辺を探索したり、荒野に住む半遊牧民のベドウィンたちと一緒に暮らしたり、イスラエル全土を巡る伝道チームに参加したりするなど貴重な経験をした。しかし、最もインパクトがあったのは、聖書を暗記することに真剣なユダヤ人や現地のクリスチャンたちとの出会いだったという。そんな彼らから学んだ暗記のポイントは、「読む」「聞く」「書く」を基本とした3要素。マイヤーさんが聖書20巻を暗記できたのも、この記憶術のおかげだという。

ポイント1「読む」

暗記する聖句を選んだら、まず「声に出して繰り返し読む」ことをマイヤーさんは勧める。「声に出して読むと口や耳が目と連動して働き、声に出さずに読むよりも、聖句を記憶に留める効果がはるかに高まります」。そして「読む」ことに関するもう一つのテクニックは、文の「型(format)」を意識することだ。

ユダヤ人はこの「型」の力を良く理解し用いている、とマイヤーさんは話す。ユダヤ人学生たちの中には、例えばトーラー(ユダヤ教の聖典、モーセ5書)の58ページに書かれた単語にピンを刺すと、ピンが突き抜けた裏側のページ(59ページ)の単語や文字を言い当てることができる人もいるという。これは、どのページのどの位置に何が書かれているかを「型」として覚えているからだ。

この「型」の力を聖句の暗記に適応するには、毎回同じ聖書を使うことが肝心だという。「あまりにも単純に聞こえるかもしれませんが、この原則は本当に効果を発揮します。同じ聖書を長く使っていると、特定の聖句がどのページのどこにあるかや、特定の章がどこから始まるかが分かるようになってきます。これが『型』の力です」

ポイント2「聞く」

マイヤーさんがエルサレム滞在中、頻繁に聞かされたのは「聖書はもともと、目よりも耳のためのものだ」ということだった。「一日中楽譜を読んで、モーツァルトの美しい調べを想像することもできますが、それがピアノで見事に奏でられるのを聞くなら、その楽譜には別の命が与えられるといっても過言ではありません」。マイヤーさんはそう語り、聖書はまるで楽譜のようなものだと例えた。

マイヤーさんの友人には、通勤に毎日2時間を費やす人がいる。その友人は通勤中にローマの信徒への手紙を1章ずつ聴くことにし、それを1年余り続けることで、16章すべてを暗記してしまったという。

御言葉を「聞く」ことで覚えるのは、子どもたちにとっても最適な暗記方法だ。4人の子どもがいるマイヤーさんは、子どもたちを寝かし付けるときに、聖書を2章か3章、ドラマチックな語り口で思い出すままに語り聞かせるという。「子どもたちが耳にしたものを覚える速さが肌で分かります。繰り返し聞くことで、今では子どもたちは、それがどこの章かを言い当てることができるようになりました」。マイヤーさんは子どもたちに聖書を聞かせる上で、CDやアプリの活用も勧めている。

聖書20巻を丸暗記 「聖書暗記男」が伝授する聖句の覚え方
「聖書暗記男」の異名を持つトム・マイヤーさん(写真:Scripture Cannot Be Broken)

ポイント3「書く」

マイヤーさんは「世界中のすべての聖書は、暗記の助けになりにくい形で印刷されています」と話す。そしてそれが、『暗記スタディー・バイブル』を出版した理由だという。『暗記スタディー・バイブル』では、すべての聖句が、最大8単語で改行され、各行の横にはその行に含まれている単語数が書かれている。「8単語以内」という基準は、昔から人々が文章を暗記するのに最も適した分量として用いてきたものだという。

『暗記スタディー・バイブル』を用いて聖句を暗記する場合、まずは暗記したい聖句の横に書かれた単語数を、別の紙に書き写す。そしてその単語数を助けに、「8単語以内」に改行された通りに、聖句を書いていく。聖句をはっきりと思い出せない場合でも、横に書かれた単語数がヒントになるのだ。また、聖句を書き出すときも、声に出して読み上げながら書くことが大切だという。「そうすることで、頭と目、口、手、耳が、連動して働くことになります。こうして、あなたは自分の体を最大限に使うことができるのです」

そして、「読む」「聞く」「書く」のいずれの方法で聖句を覚えた場合でも、それを記憶に留め続けるには「復習」が必要だという。

「使わなければ、それを失ってしまうことを私たちは知っています。暗記した御言葉を繰り返し復習することは、聖書を黙想することです。またこれは、私たちの霊的な生活において大切なことです。もし私たちが、キリストの言葉を私たちの内に留まらせるならば、必要な時にそれを取り出すことができるのです」

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