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世田谷区で「二子玉川聖書学院」がスタート 聖書通読で培われた教会から生まれた学びの場

2018年9月13日14時53分
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関連タグ:玉川キリスト教会福井誠お茶の水聖書学院聖書通読
世田谷区で「二子玉川聖書学院」がスタート 聖書通読で培われた教会から生まれた学びの場+
二子玉川商店街に位置する玉川キリスト教会。二子玉川聖書学院のほか、教会の働きから生まれた国際ボランティアのNPO法人もあり、地域社会にオープンな教会として、さまざまな取り組みを行っている。(写真:同教会提供)

東京都世田谷区にある玉川キリスト教会(福井誠牧師)で、一般信徒が聖書を体系的に学べる「二子(ふたこ)玉川聖書学院」が始まった。同教会が主宰するものだが、他教会の信徒も参加でき、教派もプロテスタントからカトリック、正教まで問わず、門戸を広く開いている。今年4月から授業が始まり、9月1日に行われた2学期最初の授業に伺った。

聖書通読が教会の基礎に

玉川キリスト教会は1989年、日本バプテスト教会連合東京地区の16番目の開拓教会として始まった。福井牧師のビジョンに基づく、株分け方式ではない、信徒ゼロからの開拓だった。最初は駅前のビルの貸しホールで毎週日曜日の礼拝を行い、その他の集会は福井牧師が住む6畳一間のアパートで行った。しかし、「人が集まっては散って、集まっては散っての繰り返しでした」と、福井牧師は開拓初期の頃を振り返る。

そうした状況の中、開拓8年目で「これではいけない」と考え、再び神学校に入学し学び直すことにした。国内外の複数の神学校で学ぶ中、福井牧師の心に湧いてきたのは「神の言葉である聖書そのものに浸って、そこから学びたい」という思いだった。そうして始めたのが「神と良き時を過ごす」ことを目指す聖書通読だった。そして、当時のメンバーは福井牧師夫妻を含めわずか6人だったが、開拓13年目でマンションの半地下ワンフロアを会堂として購入。恒久的な活動拠点と決め、新たなスタートを切った。

通読で黙想した内容は毎週1回、教会員向けにメールで配信していたが、その頻度は、毎週から毎日に高まっていった。また、聖書通読用ブログ「パスタ―まことの聖書通読一日一生」を立ち上げ、メールで送っていた内容をネットでも公開するようにした。現在はこれに加え、Gooブログでも配信している。

福井牧師の聖書通読は1日1章ずつ読むもので、創世記からヨハネの黙示録までを読み通すのに約3年半かかる。すでに3回の通読(10年半)を終え、今は4回目に入っている。3年前からは、日曜日の礼拝や水曜日の祈祷会で伝えるメッセージも聖書通読の箇所に合わせるようにしている。途中で通読が滞ってしまっても、毎週の礼拝や祈祷会に出るだけで追い付くことができ、通読を励ますことができるからだ。

世田谷区で「二子玉川聖書学院」がスタート 聖書通読で培われた教会から生まれた学びの場
玉川キリスト教会の礼拝の様子(写真:同教会提供)

今年は旧約聖書概論を全20回で 通信受講も可能

この教会挙げての聖書通読が、玉川キリスト教会の基礎となっている。そしてその中から生まれてきたのが「二子玉川聖書学院」だ。ある執事が執事会(役員会)で「聖書をより体系的に学ぶため、聖書学院を始めましょう」と発案したのがきっかけだった。「トップダウンではなく、ボトムアップ。信徒自らの要望で生まれました」と福井牧師は言う。

現在、お茶の水聖書学院の教務主任を務める福井牧師は、ルーテル同胞聖書神学校、聖契神学校、東京聖書学院、神戸ルーテル神学校、そして米国のベテル神学校と、さまざまな神学校で学んだ経験がある。「神学教育の経験が豊富な福井先生がいるのだから」と、まずは福井牧師1人を講師として4月から始まった。

今年は全20回のコースで、旧約聖書概論を学んでいる。隔週土曜日の開催で、午後6時から90分の講義があり、その後質疑応答の時間が30分。といっても、難しい質問や答えが飛び交うわけではなく、お茶や茶菓子をいただきながら、その日の講義内容を互いに分かち合うような雰囲気だ。

テキストは、福井牧師がお茶の水聖書学院で既に講義したものを使っている。この日は申命記を学んだが、両面印刷のA4用紙9枚に、書名の由来から、執筆年代、著者、特徴、構成、申命記をめぐる神学的議論の歴史や、申命記の中に見られる主要思想、そして旧約聖書全体における申命記の位置付けなどがまとめられている。授業はテキストに沿って福井牧師が要点を伝え、テキストと聖書本文を行ったり来たりしながら行われる。

授業の内容は録音しており、後日、教会ウェブサイトの専用ページにアップロードされる。直接講義に参加できない通信生のためだ。現在、通信生3人を含め15人が学んでいる。通信生を除く12人のうち、玉川キリスト教会の会員は5人だけ。他の7人は、福井牧師のブログなどを通して同教会を知り、礼拝に参加している人たちだ。

世田谷区で「二子玉川聖書学院」がスタート 聖書通読で培われた教会から生まれた学びの場
お茶の水クリスチャン・センターで昨年11月に開催された、ユダヤ人伝道をテーマにした国際会議で講演する福井牧師。お茶の水聖書学院の教務主任のほか、太平洋放送協会(PBA)のラジオ牧師、東京基督教大学(TCU)の非常勤講師などを務めており、国内外で講演することも多い。

神学よりも聖書全体を体系的に学ぶ場

「通常の神学校のように、ヘブライ語やギリシャ語から学ぶことは考えていません。一般信徒にとって一番必要なのは、聖書全体を体系的に学ぶことだと思っています」と福井牧師。二子玉川聖書学院の案内では「教会の働きを豊かにする霊的に成熟した信徒を育成するための学習共同体」とうたっている。その一方で「一教会の牧師ができることは限られている」とも。今後は礼拝学や聖書学、地理学などを専門とする知り合いの牧師らに協力を仰ぎ、授業の科目や回数を増やしていくことを考えている。

教会内部の「聖書研究会」にするのではなく、他教会にも開かれた「聖書学院」としたのは、「教会内だけで通用する信徒になってほしくない」という福井牧師の願いからだ。現在の受講生は玉川キリスト教会の関係者が中心だが、地域の諸教会の理解と協力関係の中で、地域の諸教会にも開かれた学びにしたいという。

「聖書の世界に浸りきり、神と良き時を過ごすことなくして、信仰は成長しないというのが私の考えです。聖書通読を通して、また二子玉川聖書学院での学びを通して、一人一人が人間として成熟し、信仰が培われていけばと願っています」

費用は1回1500円(学生割引あり)。2学期2回目の授業は、15日(土)午後6時〜8時に玉川キリスト教会(東京都世田谷区玉川4ー10ー20、東急電鉄・二子玉川駅から徒歩10分)で。問い合わせは同教会(電話:03・3707・5216、メール:[email protected])、詳細はホームページを。

関連タグ:玉川キリスト教会福井誠お茶の水聖書学院聖書通読
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