主は生きておられる(108)小さな望み 平林けい子

2019年7月26日16時51分 コラムニスト : 平林けい子 印刷
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小さな望み

それぞれの痛みを経て
同室の友となった
退院間近のある日
楽しんだ

「退院したら
一番に食べたいものは何?」
「お寿司」
「辛子明太子」
「私もお寿司」

「退院したら
一番にしたいことは何?」
「美容院へ行くこと」
「もちろん私も美容院」
「わたしも」

さて 私の一番食べたいものは?
「ほしがりません。勝つまでは」の
スローガンの中で育った私
食べられたら 何でも感謝

帰って一番にしたいことは
93歳の夫と猫のコンちゃんに
「ただいま お祈りありがとう」
を云うことだけ

入院ゆえの友
大切にしたい

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平林けい子

平林けい子(ひらばやし・けいこ)

1934年京都に生まれ、京都府に在住。同志社大学文学部英文科卒業。1男2女の母。長女が小学校入学を機会に好きな英語をもう一度学びたいと思ったとき、奇しくも今の教会の英会話クラスのちらしを見る。聖書を開き、ヒューマニストだと思っていた自分が仮面をかぶった罪人だと分かった。罪を悔い改めて受洗。しかし、真の神に出会ったのはそのあとの試練の真っただ中だった。主の奇跡を次から次にいただき今に至る。30年間家で中高生向けの英語塾を、13年間町の公民館で中高年の人たちに中級英会話クラスを担当。教会の英会話クラススタッフは38年になる。趣味は、読書。福音書を読む以外は詩、エッセイを読んだり書いたりすること。海外旅行、動物が大好き。京都府・長岡福音自由教会員。

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