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7回連続不合格 佐々木満男

2018年11月9日15時41分 コラムニスト : 佐々木満男
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関連タグ:佐々木満男

あなたは試験に7回連続して落ちたことがあるだろうか。もしそんな体験をしたら、あなたはどうしたであろうか。

クリスチャンのA君は、日本の司法試験に3回落ち、アメリカの bar exam(弁護士試験)にも連続して4回落ちてしまった。神を信じ祈って挑戦してきたにもかかわらず、不運が続いた。

私はA君を幼い頃からよく知っている。小学校までは普通の生徒だったが、中高生の頃から生きる意味を失ったのか、悪い友達のグループに入り、遊びほうけてまったく勉強しなかった。親に注意されると、「オレ、早く死にたいんだよ!」と言って反抗した。

当然、高校では成績最低で落第するはずだった。しかし、学校としては留年されても困るので、無理やり卒業させてしまったようだ。すでに大学入試は終わっており、やむなく、ある大学法学部の通信教育課程に入った。

その時、「ボク、将来は弁護士になります!」とA君に唐突に言われた私は、「何を言っているんだ。中高で全然勉強せず、基礎がまったくないのに、弁護士なんかとても無理じゃないか」と答えた。でも彼は、そこから猛勉強を始め、通信で大学を卒業した。その間、自分から教会に行き始め、キリストを信じて洗礼を受けた。

その後、法律事務所や派遣会社でアルバイトをしながら、司法試験を受験したが、3回続けて落ちてしまった。一時は弁護士を諦め、医師の道を目指し、幾つかの大学医学部の入試を受験したが、これまた2年連続で、すべて落ちてしまった。

そこでA君は、医師ではなく弁護士になることが神の御心だと確信して、今度は米国の弁護士資格を取ることに方針を変えた。米国法科大学院の日本校に入り、英語と米国法を学んだ。大学院卒業後、働きながら、米国の bar exam(弁護士試験)に4回挑戦したが、いずれも不合格であった。弁護士試験7回連続不合格、医学部入試を含めたら、連続不合格は10回を優に超えている。

真剣に祈って挑戦したにもかかわらず不合格が続き、7回目の不合格後は、さすがに痩せ細ってしまい、落ち込んで、暗い雰囲気のA君の姿を見ると、痛々しさを感じた。

これ以上、時間と費用をかけて受験を継続することは無駄ではないか。このままいけば、仲間たちにどんどん遅れをとっていく。定職、定収もなく、結婚もできない。将来に対する不安はつのるばかりだろう。この際に転身して、会社の法務部に入り、生活を安定させた方が良いのではないか。

毎回、不合格の結果を聞くたびに、「諦めないで、もう一回挑戦したらどうか」とA君を励ましてきた私も、この時は何も言えなかった。でも、「ここで諦めたら、『あれほど神を信じ、全力を尽くして挑戦してきたのに、ついに壁を乗り越えることができなかった』という挫折感を、一生引きずっていくのではないか」と非常に心配だった。

だが、「これも神が許された人生だ。きっと彼のために新しい道が備えられているのだろう。クリスチャンには、死んでも復活する希望がある!」と思い直し、A君の今後を静かに見守ることにした。

しばらくして、A君から、「ようやく合格しました!」というメールが届いた。もう諦めてしまったのかと思っていたら、なんと、8回目も受験したのだった。事実、彼は復活したのだ。

早速、合格のお祝いに食事会に招いたが、その席でA君は、「とても疲れました。でも、試験に何度も落ちて試練が続いたおかげで、強くなれて良かったです」と言っていた。試練の連続の中でも神を信じ続ける信仰がA君の内に成長していたことが、試験に合格したことよりもうれしかった。

正しい者は七たび倒れても、また起きあがる。(箴言24:16)

主は愛する者を訓練し、受け入れるすべての子を、むち打たれるのである。(へブル12:6)

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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