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なにゆえキリストの道なのか

なにゆえキリストの道なのか(150)何の取りえもない人は小さくなって生きるほかないのか 正木弥

2018年7月7日08時24分 コラムニスト : 正木弥
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関連タグ:正木弥

何の取りえもない人は小さくなって生きるほかないのか。

内村鑑三の著書に『後世への最大遺物』という本があります。人がこの世で生きた結果、何を後世に残せるかという問題を、古今の実例を紹介しながら国民一般に語り掛けたものです。その中で例として挙げているのは、お金をもうけて残すこと、事業を興して残すこと、著述物を書いて残すこと、いずれも多大の価値あることであるとしながら、それは誰にでもできることではない、また、時に害をなすものもあるというわけです。

よって、最大遺物は、誰にでも残すことができるものであり、益ばかりで害がないというものでなければならないというのです。そんなものはあるのか、もちろん“ある”、それは「勇ましく高尚な生涯」である、この世は決して悪魔が支配する世の中ではなくして、神が支配する世の中であることを信じること、失望の世の中ではなく、希望の世の中であることを信じることだというのです。

信じるだけでなく、その生涯で実行して、その生涯をこの世への贈り物としてこの世を去るということです。これは誰でも残すことのできる遺物だというのです。

仮に彼の考えが正しいとすれば、何の取りえもない人でも後世に良い生き方、立派な生き方を残せるわけで、存在意味の大きい生涯ですから、大手を振って生きることができるわけです。決して卑下したり、小さくなる必要はありません。

しかし結局は、人の生涯の価値は世人が決めるものではありません。世評は風のように揺れ動くものです。そうではなく、人の生涯は、人を造った神がその造った目的に照らして判定するものです。自分では小さいと思っても、もし、神を信じ、神の教えに従って雄々しく生きる生涯を残していけば、大きな、大きな意味があるのです。神を信じて、堂々と生きましょう。

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◇

正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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