Skip to main content
2022年5月26日19時03分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

教会で生まれた「母の日」今年で110年 創設者アンナ・ジェービスと母アンの生涯

2018年5月13日10時47分
  • ツイート
印刷
関連タグ:母の日アメリカ
教会で生まれた「母の日」今年で110年 創設者アンナ・ジェービスと母アンの生涯+
母アン・ジェービス(左)と「母の日」の創設者であるアンナ・ジェービス

今日5月13日は「母の日」だ。日付は世界でさまざまだが、米国の「母の日」に由来する日本では、毎年5月第2日曜日がその日として祝われている。今年は「母の日」を祝う最初の礼拝が行われてから110年、創始者のアンナ・ジェービスが亡くなってから70年となる。

米国の「母の日」は、アンナが1907年5月12日、亡き母アン・ジェービスを偲び、母が日曜学校の教師をしていたアンドリューズ・メソジスト監督教会(ウェストバージニア州グラフトン)で記念の礼拝を行ったのが起源とされている。この日はその年の5月第2日曜日で、アンが亡くなってから2年後のことだった。

翌1908年には同教会で、日曜学校の生徒と母親たちが大勢集まり、最初の「母の日」が祝われた。アンナの積極的な働き掛けもあり、日頃の母の労をいたわり感謝するこの日は、14年には米国で、15年にはカナダで公式の記念日として定められた。

日本では、米国から来日した女性宣教師たちが定着させた。日本で初めて「母の日」の行事が行われたのは1913年。当時、青山女学院で教えていた女性宣教師マイラ・E・ドレーパーが同学院で記念の礼拝を行った。その後、元同学院院長のファニー・G・ウィルソンが、日本各界の著名人に働き掛け、32年に日本で初めて「母の日」の公式行事が行われた。

アンナの母アンは、南北戦争中に敵味方にかかわらず負傷した兵士を助ける活動を行った人物で、アン自身も「母の日」の先駆けとなる言葉を用いてきた。

まず初めに、衛生環境の改善と乳幼児の死亡率を下げるための働きとして、1858年に「母の仕事の日クラブ」を組織した。当時は多産の家庭が多かったが、麻疹や腸チフスなどの病気で亡くなる子も多くいた。アン自身もその生涯で13人の子どもを産んだが、大人になるまで成長したのはわずか4人だった。

1861年に南北戦争が始まると、アンがいたバージニア州西部は南北で対立し、63年にはウェストバージニア州として独立するなど、激戦地の1つとなった。アンは中立を宣言し、南北両軍の負傷者を支援するためにクラブを用いた。戦後には「母の友情の日」を作り、戦争で傷ついた兵士やその家族たちを癒やすための働きを行った。そして1905年、その年の5月第2日曜日である5月9日に72歳で亡くなった。

アンナは、母アンを偲ぶとともに、それぞれの家庭が母の日頃の労を覚え、純粋に感謝する記念日として、「母の日」の創設に力を入れた。1908年にアンドリューズ・メソジスト監督教会で最初の「母の日」の礼拝が行われた際、アンナ自身はフィラデルフィアでの講演のために参加できなかったが、この日の重要性を説く電報を送り、500人近くいた礼拝参加者全員に、母が好きだった白いカーネーションを贈った。

一方でアンナは、この運動が広がるにつれ、「母の日」が次第に商業的、政治的に利用されていくことに気付いた。特に「母の日」に白いカーネーションの値段を上げる花屋に対してはボイコットを呼び掛け、ニューヨーク市が計画していた大規模な「母の日」の記念行事にも反対し、中止させるなどした。

残念なことに、晩年には「母の日」を創設したことを後悔するような言葉も語っていたという。アンナ自身は結婚せずに子どももなく、1948年に84歳で天に召されていった。「母の日」を創設しつつも、その商業・政治利用に反対することに生涯をささげ、現在はペンシルバニア州にある墓地で、母アンと共に眠っている。

関連タグ:母の日アメリカ
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 日本の「母の日」は青山学院から 日本に「母の日」を定着させた3人の女性宣教師

  • 母の日に思う 父と母を敬う祝福 菅野直基牧師

  • 刑務所伝道シリーズ(19)お母さん、産んでくれてありがとう

  • 昭和初期の宣教師のエッセイ集『東京がたり』全訳、明治学院歴史資料館が刊行

  • 『横浜の女性宣教師たち』 日本に生涯をささげた48人の軌跡

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 菊地功・東京大司教が新型コロナウイルスに感染 教区が発表

  • サンフランシスコ大司教、ペロシ米下院議長の聖体拝領を禁止 中絶権の支持めぐり

  • しっかりと韻を踏んだスカイアクション大作の続編にして贖罪の物語!「トップガン マーヴェリック」

  • 米合同メソジスト教会、保守派が新教団「グローバル・メソジスト教会」を発足

  • 破顔一笑で一生幸せ 安食弘幸

  • 「イスラム国」系グループ、キリスト教徒20人の処刑映像を公開 ナイジェリア

  • 福音は力である?(その1)

  • すみれ時計(6)とげのむち

  • ルカ福音書を読む(8)「ナザレでの宣教」―イザヤ書の朗読を通して― 臼田宣弘

  • アルケゴス社のビル・ファン氏、逮捕・起訴される 無罪主張

  • アルケゴス社のビル・ファン氏、逮捕・起訴される 無罪主張

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • 「イスラム国」系グループ、キリスト教徒20人の処刑映像を公開 ナイジェリア

  • 菊地功・東京大司教が新型コロナウイルスに感染 教区が発表

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • サンフランシスコ大司教、ペロシ米下院議長の聖体拝領を禁止 中絶権の支持めぐり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(147)献身的な信仰者を求める日本社会(3)広田信也

  • 燃えない症候群 佐々木満男

  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • しっかりと韻を踏んだスカイアクション大作の続編にして贖罪の物語!「トップガン マーヴェリック」

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • シンガー・ソングライター、牧師の小坂忠さん死去 73歳

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 16歳の高校生、洗礼受けた数時間後に銃弾受け死亡 米フロリダ州

  • 世界最高齢の田中カ子さん死去、119歳 戦後クリスチャンに 教会で幼稚園開設

  • 「悪」はいかに伝染するか 「心の闇」描くサイコサスペンス映画「死刑にいたる病」

  • 米教会銃乱射、牧師や信徒が命懸けで容疑者取り押さえ 犯行動機は台中関係への不満か

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

編集部のお勧め

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「妥協しない」テーマに ジーザス・レインズ、終戦記念日の8月15日開催へ

  • 「必ず日本にリバイバルは起こる」 首都圏イースター、高木康俊牧師がメッセージ

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.