Skip to main content
2021年1月27日10時48分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

著名人伝道の小さな証し 込堂一博

2018年3月30日19時41分 コラムニスト : 込堂一博
  • ツイート
印刷
関連タグ:三浦綾子星野富弘

「著名ということはくだらないことですよ」との一言が

1991年4月、千歳から旭川の教会に転任となりました。その教会(旭川めぐみキリスト教会)と深い関わりのある三浦光世・綾子ご夫妻を家内と2人で表敬訪問しました。私は、著名なご夫妻と初めてお会いするということで非常に緊張していました。

ご夫妻にごあいさつしてから「著名な三浦先生ご夫妻にお会いするということで、とても緊張しています」と正直に打ち明けました。すると、それまで笑顔だった三浦綾子さんは、少し厳しい顔つきとなり、このように強く言われました。「著名ということはくだらないことです。そんなことで恐れないでください!」と。そして、こう笑顔で言われました。「私など人を食って生きていますよ」と。

著名人伝道の小さな証し 込堂一博
三浦綾子記念文学館で

子どもの頃から人見知りをし、内向的な私にとって、三浦綾子さんの一言「著名ということはくだらないことですよ。そんなことで恐れないでください」は、大きな警告でもあり、励ましともなりました。

著名人の死亡・葬儀報道に接して心がうずく

時々、著名人の死亡・葬儀報道に接することがあります。そのような時「この方は生前、キリストの福音を聞かれたことがあるのだろうか。誰か、この方に福音を伝えたのだろうか」と考えて、心がうずくようになりました。多くの場合、豪華な仏教式で葬儀が営まれますから、その著名人がキリスト者でないと推測できます。

正直、聖なる主なる神の前に、著名であるかどうか、何の関係もありません。いったい、どのように著名人に伝道できるのか、思い巡らすようになりました。ある時、創価学会が著名な芸能人に対して布教戦略を持っていることをある雑誌で目にして、驚いたことがありました。そのような中、群馬県在住の著名な詩画作家、星野富弘さんのことが思い浮かびました。

星野富弘さんが信仰に導かれたきっかけ

群馬県の中学教師、星野富弘さんがクラブ活動中、事故で頸椎(けいつい)損傷の大けがをして寝たきり状態になりました。スポーツマンであった星野さんにとって、寝たきり状態は地獄のような日々。毎日「ちくしょう、ちくしょう」と連発していました。

そのような時、大学の先輩で当時神学生だった米谷信雄さん(現在・美唄福音キリスト教会協力牧師・私の神学校の先輩)が星野さんを見舞い「僕にできることはこれだけです」と聖書を贈呈し、お祈りしました。やがて星野さんは、その聖書や三浦綾子さんの『塩狩峠』の小説を読み、キリスト者となりました。口で描いた花の絵と素朴な詩は、国内外での「花の詩画展」開催となり、その著書も多くの人々に大きな励ましとなり、証しになっています。

その後、米谷さんは、田中角栄元首相にも郵送で聖書を贈呈しました。晩年、田中元首相が病床で聖書を読んでいたことが一般月刊誌にも掲載されました。この米谷さんの贈呈伝道に刺激を受けたことが、後に私が贈呈伝道を始めるきっかけになりました。

水の上にパンを投げるような働きでも・・・

2009年、三浦綾子さん没後10周年の年、思いがけず『三浦綾子100の遺言』(フォレストブックス)を出版できました。この本は、予想以上の反響があり、何名かの政治家、俳優、歌手、ジャーナリストに贈呈しました。それに対して当時の総理大臣から(秘書を通じ)お礼のはがきを頂き、びっくりしたことがありました。

昨年末、テレビ「徹子の部屋」にゲスト出演した国民的俳優のKさんを拝見し、早速、Kさんにクリスマスカードと拙著『人生の先にある確かな希望~天のふるさと』を郵送しました。しばらくして12月28日に、そのKさんから直接お電話がありました。

「俳優のKです。お手紙でお礼と思いましたが多忙でお電話しました。ご本で、これからの人生に希望を与えられました。ありがとうございました」というお礼の電話で大変驚きました。

さらに同じ時期、プロ野球のスーパースター・大谷翔平選手には、クリスマスカードと漫画『塩狩峠』を贈りました。大谷選手は、北海道のみならず全国的に大変な人気があります。それは、長身でかっこよく、二刀流で素晴らしいということだけでなく、とてもまじめで、自分の人生目標を設定し、その夢に真摯(しんし)に立ち向かっていることと謙虚な人間性に大きな魅力があるからでしょう。飾らない正直なタイプなので、老若男女から愛される選手です。

今年、大リーグ、エンゼルスでプレーする大谷選手。野球人生のどこかでイエス・キリストに出会って救われてほしいと願っています。

このような信仰書贈呈伝道は、水の上にパンを投げるのと似ているかもしれません。一見無駄のように見える働きです。しかし、伝道者11章1節に慰めの約束があります。「あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見いだそう」と。

今日、キリスト教出版社などから、とても良き信仰書が多数出版されています。キリスト者各人が、祈りつつ信仰書を選び、勇気をもって贈呈伝道したら、日本における宣教は大きく前進するかも、と夢を描いています。

著名人伝道の小さな証し 込堂一博
大谷翔平選手公開記者会見=2017年12月25日、札幌ドームで

◇

込堂一博

込堂一博

(こみどう・かずひろ)

北海道室蘭市生まれ。聖書神学舎卒業。現在、屯田キリスト教会協力牧師、三浦綾子読書会相談役。著書に『人生の先にある確かな希望(天のふるさと)』『三浦綾子100の遺言』『終わりの時代の真の希望とは~キリストの再臨に備えて生きる!』他。

関連タグ:三浦綾子星野富弘
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • ジャスティン・ビーバー、SNSに「神を賛美するより楽しいことはない」

  • 三浦綾子原作映画「母―小林多喜二の母の物語」公開初日 塩谷瞬さんら舞台あいさつ

  • 星野富弘さんの詩画を朗読と音楽で カフェ形式の「Colors of Tomihiro Cafe」初開催

  • プロ野球選手マット・マートンが語る「人生の目的」

  • 星野富弘さんの詩画を歌に乗せて、横浜でコンサート 超満員の観客が涙

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • エチオピア北部紛争、教会で750人殺害 NGOが報告

  • 核兵器は「存在自体が絶対悪」 日本の宗教者が核禁条約発効で声明、鷲尾副外相と面談

  • 誘拐された30代のカトリック神父、遺体で発見 ナイジェリア

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(2)イエス様の愛はどんな愛?②

  • 米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?

  • 「海外宣教」と「ラディカル・リベラリズム神学」 第23回断食祈祷聖会2日目

  • 世界宣教祈祷課題(1月27日):ツワ族

  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • 誘拐された30代のカトリック神父、遺体で発見 ナイジェリア

  • 改宗禁止条例、インド各州で相次いで施行 迫害監視団体が危惧

  • エチオピア北部紛争、教会で750人殺害 NGOが報告

  • 米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 「海外宣教」と「ラディカル・リベラリズム神学」 第23回断食祈祷聖会2日目

  • 主の教えと助言 岡田昌弘

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模

  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 榊原寛氏死去、79歳 お茶の水クリスチャン・センター顧問

編集部のお勧め

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 「聖書通読、回重ねるごとに喜びがある」 『1年で聖書を読破する。』の鈴木崇巨牧師

  • 「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.