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現代世界と終末論

現代世界と終末論(6)個人の終末~人生の先にある希望! 込堂一博

2018年3月16日13時33分 コラムニスト : 込堂一博
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関連タグ:込堂一博

私が高校生の時、「世界史」の授業があった。担当教師は熱心な先生だったが、授業の初めから終わりまで、板書した。私たち生徒は、それを必死でノートした。当時、まだクリスチャンでなかった私は、「世界史」の授業に疑問が湧いてきた。過去に起こった出来事を覚えてどのような益があるのだろう。また人類の歴史は、ただ偶然に漠然と動いているだけではないのか。目的も意味もないように感じた歴史の授業は、むなしかった。

ところが、間もなく聖書を通じてキリストに出会い、この世界の歴史は、創造主の神のご計画の中にあり、その歴史のゴールにキリストの再臨があることを知って本当に驚いた。そして、やがてキリストは、この世界に恒久平和を確立してくださることを知り、大きな喜びに溢れた。世界史に意味があり、私個人の人生にも、大きな目的と意味があることを知らされ、生きる大きなモチベーションを与えられた。

人類の歴史は、決して滅亡ではなくキリストの再臨に向かって進行していること。そして私個人の人生も、やがて死を迎えて終わりではなく、創造主のおられる場所に、迎えられるという大いなる希望がある。

現代世界と終末論(6)個人の終末~人生の先にある希望! 込堂一博
1993年春の聖地旅行記

私は、1993年の春に、故下川省三牧師主催の「魅力のトルコ・イスラエル聖書の旅」に参加した。団長は、福澤満雄先生。以前から、「40代半ばに、花咲き乱れる聖地を旅行したい」という夢があった。その夢が不思議に実現した。しかも旅費全額も匿名の方の指定献金で満たされた!トルコの黙示録の7つの教会跡を巡って、イスタンブール空港からイスラエルのテルアビブ空港に到着した。

大型観光バスに乗り込んだとき、ガイドのスティーブンス栄子さんが、「皆さんの故郷へようこそ!キリストを信じている皆さんは、信仰の父アブラハムの子孫です!」と満面の笑みで語り掛けてくださった。天候にも恵まれた春の聖地旅行。

旅行に行く前、ガイドブックで下調べをして行ったつもりだが、実際に訪れた聖地の大空と大地、美しい野鳥のさえずりや、アネモネなどの春の花々。そして、神の御子キリストが歩まれたイスラエルの地、宣教の舞台、ガリラヤ湖。聖地がカラーで立体的に迫ってきた。エルサレムに移動すると、イエスが十字架をかついで歩まれたヴィア・ドロローサ、十字架で死なれ、埋葬されたとされる園の墓、復活され40日目に昇天されたオリーブ山。

現代世界と終末論(6)個人の終末~人生の先にある希望! 込堂一博
イエスが埋葬されたとされる園の墓

「聖い御霊によれば、死者の中からの復活により、大能によって公に神の御子として示された方、私たちの主イエス・キリストです」(ローマ1:4)

私たちの信仰の土台は、キリストの十字架の死と埋葬、復活、昇天という歴史的事実の上に立脚している。決して思い込みでもなく、創作でもなく、神話でもない!オリーブ山から昇天されたイエス・キリストは、やがて信仰者を父の家に迎えるために帰って来られる。

私たちは、その栄光の日を待ち望みつつ、希望と喜びをもって毎日悔いのない歩みをしたい。故三浦綾子さんは、「この日が私の命日だ」と自覚して生き抜かれた。世界の終末状況に極度に恐れたり、慌てたりするのではなく、再臨のキリストにしっかりと目を向け、私に与えられた今日という1日を精いっぱい生きたい。

晩年の使徒パウロは、獄中にあり、死を目前にしていても、大いなる希望に輝いていたことに大きなチャレンジを与えられる。

「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬことも益です。しかし、もしこの肉体のいのちが続くとしたら、私の働きが豊かな実を結ぶことになるので、どちらを選んだらよいのか、私にはわかりません。私は、その二つのものの間に板ばさみとなっています。私の願いは、世を去ってキリストとともにいることです。実はそのほうが、はるかにまさっています」(ピリピ1:21~23)

「けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから、主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです」(ピリピ3:20、21)

聖書66巻の最後の書ヨハネの黙示録の最終節(22章20、21節)にいつも励まされている。20節で「これらのことをあかしする方がこう言われる。『しかり。わたしはすぐに来る。』アーメン。主イエスよ、来てください」とある。キリスト再臨の約束であり、聖徒は皆、「主イエスよ、来てください」と喜びつつ待望すべきだ。

しかし、中には再臨を極度に恐れるキリスト者もいる。「私は罪深くて、とても再臨にあずかれないのでは」と心配するのである。しかし、全聖書最後の節に目を留めよう!「主イエスの恵みがすべての者とともにあるように。アーメン」とある。私たちの救いが神の御子キリストの十字架の贖(あがな)いの恵みを土台としているように、キリストの再臨にあずかることも主イエスの恵みに他ならない。

この驚くべき恵みに感動し、感謝し、高らかに「アメイジング・グレイス」の賛美を天上で全聖徒、全天使と共に主にささげるのである。何という喜ばしき、驚くべき壮大な光景!想像して心は躍る。アーメン。主イエスよ、来てください!

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◇

込堂一博

込堂一博

(こみどう・かずひろ)

北海道室蘭市生まれ。聖書神学舎卒業。屯田キリスト教会協力牧師、三浦綾子読書会相談役。著書に『三浦綾子100の遺言』『人生の先にある確かな希望(天のふるさと)』『三浦文学の魅力と底力』『終わりの時代の真の希望とは』他。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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