Skip to main content
2025年7月1日08時53分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米ムーディー聖書学院、学長ら3人が辞任・退職 元職員が私的金融取引の疑いを指摘

2018年1月21日22時20分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:ムーディー聖書学院アメリカ
米ムーディー聖書学院、学長ら3人が辞任・退職 元職員が私的金融取引の疑いを指摘+
米シカゴにあるムーディー聖書学院(写真:Son of thunder)

米シカゴのムーディー聖書学院は10日、ポール・ナイキスト学長とスティーブ・モック最高執行責任者(COO)の辞任、またジュニアス・ベヌゴーパル学部長の退職を発表した。同学院をめぐっては、元職員が最近、指導層の間で「私的金融取引」の風潮があるなどとブログで指摘していたほか、神学的方向性に対して疑問視する声が出ていた。一方で学院側は、これら3人の指導力は高く評価しているとし、一連の騒動の責任を取っての辞任かどうかについては言及を避けた。

同学院評議員会のランディー・フェアファックス会長は同日夕方、学院関係者とクリスチャンポストに送信した電子メールで3人の辞任と退職を伝え、次のように述べた。

「誤解を避けるために申し上げますが、評議員会はこれらの方々の倫理的、道徳的、霊的リーダーシップを高く評価しています。私たちが主にお委ねするこれらの方々は誉れある敬虔な人物で、キリストと当学院に忠実に仕えてこられたことに私たちは深く感謝しております。しかしながら、当学院が新たな指導部の時代を迎えることを全会一致で決議しました」

評議員会は同日、会合を開き、過去数カ月の間に学生や卒業生、職員らから懸念の声が上がっていたさまざまな問題を協議したという。当面はグレッグ・ソーントン広報担当上級副学長が暫定学長を務め、その間に正式な学長を決める。

今回の辞任劇は、同学院に私的金融取引の風潮があるとの疑いが浮上して起こった。私的金融取引とは、組織の経営的立場にある人物が、事業目的以外で貸借などを行うこと。この問題は、同学院が運営するキリスト教ラジオ局「ムーディー・ラジオ」の元司会者、ジュリー・ロイズさんが、自身のブログで取り上げ、広く知れ渡ることになった。

ロイズさんは同ラジオ局の番組「Up for Debate(議論しよう)」の人気司会者だったが、6日に解雇されていた。4日には、同学院が「前例のない危機に直面している」と題する記事(英語)をブログに投稿。聖書の無誤性を否定する教授が同学院で教えていることなどを問題視し、5日に評議員会の執行委員会による会議が行われ、これらの懸念について話し合われることを伝えていた。

ロイズさんの9日付の記事(英語)によると、同学院は2009年、学長のナイキスト氏が学院に隣接する108万ドル(約1億2千万円)の分譲マンションを購入するためとし、50万ドル(約5500万円)を貸し付けていた。貸し付けは、一定期間、金利のみを支払うタイプのもので、同学院の最新の納税申告書によると、ナイキスト氏はこの9年間、元本の返済はしていないという。ロイズさんは弁護士の話として、返済が行われていない場合、このようなケースは私的金融取引に該当すると指摘している。一方で、学院側の弁護士と会計士は、この貸し付けは法的には問題ないものだと反論しているという。

同学院は昨年11月、経済状況の悪化などから、ワシントン州スポケーンのキャンパスを閉鎖すると発表した。また、シカゴのメインキャンパスでは多くの教職員が解雇された。ロイズさんによると、約3分の1が教授が解雇され、キャンパスには緊張した雰囲気があったという。また、ナイキスト氏に50万ドルを貸し付けした09年も、同学院はすでに経済的に非常に厳しい状況だったと指摘している。

ロイズさんは当初、適切な経路を通じて内部的にこれらの問題を解決しようと試みたという。しかし一向に解決の目途が立たないことから、発見した事実の公開を余儀なくされたとブログにつづっている。クリスチャンポストとのインタビューでは、同学院では不正行為があまりにも長く隠ぺいされてきたと言い、「しきたり」に反するとの批判はあるが、「清算」すべき時だったと話した。ナイキスト氏らの辞任や退職が発表された後には、ブログの記事(英語)で次のように語った。

「私は昨日(9日)、ムーディー聖書学院の諸問題は評議員会にも及んでおり、一部の評議員も共犯の責任を取って辞任すべきだと書きましたが、評議員会による今回の行動(ナイキスト学長らの辞任や退職)に励まされています」

同学院の学生は10日、匿名を条件にクリスチャンポストの取材に応じ、事の真相やその意味合いを納得できるまでには時間がかかるだろうと語った。

「このような性質の問題が起きた場合、両者間に分裂が生じることは確かです」。学生はそう述べ、ロイズさんの主張が本当に正しいのであれば「それは必要な変革ですし、多くの学生にその変革を受け入れてほしいと思います。そして指導者たちがムーディー聖書学院を正しい方向に導くことを信じるべきです」と語った。

ナイキスト氏は2009年に同学院の学長に就任。それ以前は、ミズーリ州カンザスシティーに拠点を置く教会開拓宣教団体「アバント・ミニストリーズ」の会長兼最高責任者(CEO)を務め、ネブラスカ州とアイオワ州にある教会の牧師を歴任していた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ムーディー聖書学院アメリカ
  • ツイート

関連記事

  • 米フラー神学校、入学者減で一部キャンパス閉鎖へ オンライン受講は急増

  • ロンドン神学院で「説教大賞」 初めて説教した元高校教師の女性が優勝

  • 米プリンストン神学校、ティモシー・ケラー牧師への授賞取りやめ 女性やLGBTの任職反対への抗議受け

  • 米ユニオン神学校のコーネル・ウェスト教授、ミズリー州黒人射殺事件抗議中に逮捕

  • 米ワールド・ビジョンの理事会役員が辞任、同性婚者の雇用方針巡り

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(7月1日):スーダンのラフォファ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 賢い時間の使い方「ゆっくり、今すぐに」 菅野直基

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ワールドミッションレポート(6月26日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(1)

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本福音同盟、戦後80年で声明 日本の教会が戦時下に犯した罪の歴史と悔い改めを確認

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.