Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
同性愛・LGBTQ

米プリンストン神学校、ティモシー・ケラー牧師への授賞取りやめ 女性やLGBTの任職反対への抗議受け

2017年3月28日23時45分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:プリンストン神学校ティモシー・ケラーLGBTQ同性愛アメリカ合衆国長老教会(PCUSA)アメリカ長老教会(PCA)
ティモシー・ケラー/ティム・ケラー+
ティモシー・ケラー牧師(写真:ケラー牧師のフェイスブックより)

プリンストン神学校(米ニュージャージー州、長老派)は、ニューヨークにあるリディーマー長老教会の創設者、ティモシー・ケラー牧師(66)に、今年の「アブラハム・カイパー賞」を授与する予定だったが、取りやめる考えを示した。女性やLGBT(性的少数者)を聖職者に任命することに反対の立場を採る教団に所属するケラー氏の受賞に対し、同神学校の卒業生らが抗議したためで、抗議から約1週間後の22日、授賞を取りやめる決定を下した。

アブラハム・カイパー賞は、改革派神学や奉仕生活において卓越した学者や教会指導者に毎年授与されるもので、新カルヴァン主義の特徴を表す思想や価値観を政治的、社会的、文化的意義において表現することで、著しく社会に貢献した人に贈られる。受賞の条件は、受賞者がアブラハム・カイパー公共神学センターの目的に沿ったテーマで講演を行うこととされている。

プリンストン神学校のM・クレイグ・バーンズ校長は声明(英語)で、「私はこの件に関して、カイパー委員会の議長、評議会の議長およびケラー氏を交えて有益な話し合いを持ちました。今度のカンファレンスの講師としてケラー氏を招いていますが、これ(ケラー氏の招聘=しょうへい)が、聖職者の任職に関するアメリカ長老教会(PCA)の立場への支持を示すものではないことを表明する意味で、当神学校は今年、ケラー氏にアブラハム・カイパー賞を授与しないことで合意しました」と発表した。

プリンストン神学校は米国で2番目に古い神学校で、米最大の長老派の教団であるアメリカ合衆国長老教会=PC(USA)が認可する10の神学校の中で最も大きい。PC(USA)は2015年、教会規則で結婚の定義を変更し、同性婚を容認。女性や同性愛者の聖職者も認める立場を採っている。一方、リディーマー長老教会が所属するPCAは、米国でPC(USA)に次ぐ2番目に大きな長老派の教団で、同性愛は認めておらず、聖職者も男性のみとしている。

ケラー氏は、1989年に妻のキャシーさんと3人の幼い息子たちと共にリディーマー長老教会を開拓。専門職に就く若者を中心に多様性に富んだ会衆を20年余りにわたって牧会し、同教会は毎週5千人余りが集うまでに成長した。またケラー氏は、同教会の開拓伝道者養成機関「リディーマー・シティー・トゥー・シティー」の指導者としても奉仕している。同機関は、ニューヨークや世界中の都市で新しい教会を開拓し、都市文化の中で信仰を育成するため、書籍や資料を出版しており、これまでに世界54都市に381教会を立ち上げている。

ケラー氏は4月6日、プリンストン神学校のミラーチャペルでアブラハム・カイパー賞を受賞し、教会開拓に関する講演を行う予定だった。

しかし、プリンストン神学校の卒業生で、PC(USA)の女性牧師であるトレーシー・スミス氏が、女性やLGBTの任職に関してPCAの立場を採るケラー氏に授賞すべきではないとブログ(英語)で抗議した。

「ケラー牧師はおそらく、PCA内で最も影響力のある牧師ですが、PCAが女性を聖職者に任命すべきではないと主張していることは非常に明確です。ケラー氏が(また所属教団も)、LGBTの人々の任職に排他的であることも明確です」とスミス氏は書いている。

この抗議は即座にプリンストン神学校の関係者の間に広まり、校長のバーンズ氏は弁明を余儀なくされた。

バーンズ氏は初め、「当神学校は、数多くの学生組織や神学機関を有しており、それぞれがキャンパスに講師を招きます。私の執務室がキャンパスへの公式の招待状を発行していますが、私や当神学校が講演者の見解の一部に同意しないとしても、招待した組織の選択を検閲することはありません」と述べていた。

また、「私の希望は、私を含む多くの人が、公正さという重大な問題に関して強く反対している方(ケラー氏)の講演を聞けることを覚えつつ、恵みと学問の自由の精神でケラー氏を受け入れることです」としていた。

しかし抗議の声は拡大し、バーンズ氏は22日、やむなく妥協。ケラー氏の授賞は取りやめ、講演のみを行うことにした。

「ケラー氏はカイパーセンターのカンファレンスの講師として招かれており、講演していただくことに変わりはありません。寛大な心をもって、その約束を守ることに同意しておられます。当神学校が、キリスト教界内にある声を抹殺することはありません。そのような精神を持つ私たちは、聖職者の任職に関して神学的に大きく見解が異なるとしても、講演してくださる教会指導者を歓迎することのできる神学校なのです。ケラー氏の講演の主題は、レスリー・ニュービギン(英国の宣教学者)と教会の使命です。聖職者の任職ではありません」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:プリンストン神学校ティモシー・ケラーLGBTQ同性愛アメリカ合衆国長老教会(PCUSA)アメリカ長老教会(PCA)
  • ツイート

関連記事

  • ティモシー・ケラー牧師、退任を発表 リディーマー長老教会は3教会に分割へ

  • フェイスブック、女性クリスチャンのアカウント停止を謝罪 同性愛に関する投稿で

  • グラハム氏、カナダで伝道集会 イスラム教徒や同性愛者に対する発言めぐり地元で賛否分かれる

  • 米合同メソジスト教会、同性愛などめぐり保守派が新グループ 創立総会に1800人以上出席

  • 同性愛者に対して教会は謝罪すべき 教皇

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.