主と共にある癒やしを受け止める信仰 万代栄嗣

2017年9月19日06時07分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷
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「群衆の中から、ひとりの人が叫んで言った。『先生。お願いです。息子を見てやってください。ひとり息子です。ご覧ください。霊がこの子に取りつきますと、突然叫び出すのです。・・・なかなか離れようとしません。お弟子たちに、この霊を追い出してくださるようお願いしたのですが、お弟子たちにはできませんでした。』イエスは答えて言われた。『ああ、不信仰な、曲がった今の世だ。いつまで、あなたがたといっしょにいて、あなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。あなたの子をここに連れて来なさい』」(ルカの福音書9:38~41)

悪霊につかれた独り息子を持つ父親が、助けを求めて群衆の中から叫びました。お弟子たちに、この霊を追い出してくださるようお願いしたのですが、お弟子たちにはできませんでした。イエスは嘆いて、そこに集まった群衆と弟子たちに、こう言われます。「ああ、不信仰な、曲がった今の世だ。いつまで、あなたがたといっしょにいて、あなたがたにがまんしていなければならないのでしょう」。今日は、この41節の御言葉をしっかりと受け止め、もう1度、信仰の姿勢をはっきりとしたいと思います。

1. 癒やしの御業は主イエスと共にある

この父親は、子どものことを心配し、偶像、占い、人の力、真の神・・・一生懸命でした。弟子たちに祈ってもらっても、癒やされませんでした。本物の癒やしの御業は、主イエスと共にあります。聖書は、イエスは父なる神の完全な啓示、神の現れだと語ります。だから、どんな癒やしも悪の力の解放も、すべての祝福は主イエスと共にあるのです。私たちは、人の顔色をうかがったり、人に頼ったり、人のせいにしたりする弱い者ですが、人ではなく、イエスに集中し、私の癒やしは主と共にあると、信仰の姿勢をはっきりとさせましょう。

2. イエスに喜ばれる信仰を持とう

「ああ、不信仰な今の世だ」。イエスは、祈って癒やされなかった弟子たちの信仰、人々の心、信仰の在り方を嘆かれました。2千年たった今を生きる私たちは、愛と救いの力、癒やしの恵みをもってイエスがこの世に来てくださっているのに、神を信じる以外に、人間的に当てにできるものが多く、不信仰がもっと深刻になっているのかもしれません。では、私たちがイエスの前に立つとき、あなたの信仰は立派だと言われるには、どうしたらよいのでしょうか。大きな3つの鍵があります。

(1)御言葉に立つ――イエスの御言葉をそのまま下さいと頼んだ百人隊長は、すぐにしもべの癒やしを頂きました。「あなたの御言葉は、わが足のともしび、わが道の光です」と聖書が語るように、御言葉に立ち、御言葉をいつも告白する信仰を持ちたいと思います。御言葉は神の御約束です。信頼しましょう。

(2)神はどんなことでもできると信じる――信仰は、神にはどんなことでもできると信じることです。祈るとき、心の中でできないだろうと決めつけると、悪魔の思うつぼです。神にはできると信じましょう。

(3)常に神への感謝、栄光をお返しする――どんな素晴らしい祝福にあずかろうと、すべての栄光は神のもの、主をあがめ、礼拝し、栄光をお返ししましょう。10人の重い皮膚病の人が癒やされた話では、神に栄光をお返しし、感謝するために戻って来たのは、わずか1人でした。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではいけません。

この3つのことを胸に刻み、信仰を持って、神の前に立つ者でありたいと思います。

イエスに受け入れられる、シンプルで素朴で、純粋な素直な信仰を働かせましょう。恵みを与えようとする神、それを素直に受け止めようとする「私」がいるところに、神の素晴らしい御業が起こります。

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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