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いつも主にあって喜びなさい 穂森幸一(94)

2017年6月30日08時09分 コラムニスト : 穂森幸一
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来年は、西南の役から140年、明治維新から150年です。薩摩軍の総大将、西郷隆盛は西南の役で自決していますので、没後140年になります。来年はNHKの大河ドラマでも「西郷(せご)どん」が取り上げられることになり、鹿児島ではその話題で盛り上がっています。

薩摩軍は熊本まで攻め入りますが、敗北し、最後は鹿児島市に帰って来ます。9月23日に日本陸軍が西郷軍の立てこもる城山を総攻撃して2時間で陥落したといわれます。

西郷隆盛は仲間内で尊敬されるのはもちろんですが、陸軍の中にも西郷を慕う人は少なくなかったといわれます。城山総攻撃の前夜には、陸軍の軍楽隊が城山に向けて葬送曲を演奏し、周りの市民もすべての人がその演奏に聞き入ったといわれます。今でも毎年のように自衛隊の吹奏楽団がその時間に葬送曲を同じ場所で演奏しています。

西郷隆盛の子孫の方とお話しすることがありましたが、「私のご先祖は鹿児島では偉人といわれているけれども、何度も島流しになり、人生の大半を牢獄で過ごしています・・・」ということでした。

西郷隆盛は中国語で書かれた聖書を愛読していたといわれます。聖書研究に興味がある人がいると、聖書を抱えて出掛けて行き、何時間も論じていたという逸話を、西郷の教えを受けたという人の子孫が地元の新聞で紹介しています。

獄中にあっても希望を失うことのなかった西郷には、聖書の言葉が届いていたのかもしれないと思います。アメリカの南北戦争で悲劇の将といわれた南軍のリー将軍と共通するところもあります。

ネルソン・マンデラは南アフリカで人種差別運動(アパルトヘイト)で闘い、27年間、獄中にありましたが、後に大統領になり、ノーベル平和賞を受賞します。

使徒パウロがピリピ書を書いたときは獄中にあったといわれますが、ピリピ書は喜びの書とも呼ばれます。私が数えただけでも13回「喜び」という言葉が出てきます。

「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」(ピリピ4:4~7)

使徒パウロは、手足を鎖でつながれ、獄中にいるという最悪の状況下にありました。昔の牢獄は環境が悪く、いつ死が訪れてもおかしくないような状態でした。その中にあって「喜びなさい」と書いているのです。とても喜べない状況において、パウロ自身が主イエスのうちにあり、すべてを感謝し、喜んでいたのです。

今、私たちが直面しているのは、経営の行き詰まり、経済的困難、人間関係の難しさ、健康上の問題でしょうか。たとえ、八方塞がりの状況であっても、主が共にいてくださいます。主キリストが共にいてくださることが分かると、喜ぶことができるし、希望を見いだすことができます。

アメリカの信仰の友人がメッセージを送ってきました。

“Do not allow fear of the stress of life in general to hinder you from living God’s grace. Know that you are a victim of God’s Amazing Grace. Do you understand what that means? Really do you know? That means that the enemy can’t touch you. He may try but by the grace of God, he can’t have you. Our salvation was bought for a high price- our Lord’s blood. That blood poured out each of us. Even that person that you might think is so hard to love. God though they and you were with dying for. Wow, let that soak in!

「人生一般のストレスによる恐れで神の恵みを見えなくしてはいけないのです。あなたは神の恵みの供え物であることを理解してください。そのことの意味が分かりますか。本当に分かりますか。その意味はあなたの敵はあなたに触れることができないということです。触れようとするかもしれませんが、神の恵みにより、それはできないのです。私たちの救いは私たちの主の血という高い代価で買い取られたのです。その血は私たち一人一人に注がれているのです。あなたが決して愛せないと思っている人にも注がれています。神はあなたと彼らを滅ぼしたくなかったのです。何と心に響くことでしょう」

「あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります」 (詩篇16:11)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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