Skip to main content
2025年6月16日16時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

中国人留学生、海外で救われても8割が帰国後に信仰失う

2017年2月17日20時28分
  • ツイート
印刷
関連タグ:中国
中国人留学生、海外で救われても8割が帰国後に信仰失う+
中国語と英語が併記されている聖書(写真:GnuDoyng)

海外ではクリスチャン、でも母国ではノンクリスチャン――。米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」(英語)は最近、海外留学中に救われても、帰国すると信仰を失ってしまう中国人学生が非常に多いことを伝えた。

フォーリン・ポリシーによると、2010年代初頭から、海外留学する中国人学生の数が増え始め、その多くは米国、英国、カナダ、オーストラリアなど英語圏の国で教育を受けるという。そして、この間に多くの学生がクリスチャンとなり、毎年、何万もの学生たちが中国に帰国している。

しかし、米国で中国人留学生のために働いているボランティアや宣教団体スタッフらによると、多くの学生たちが帰国後に信仰を失ってしまい、その8割ほどが最終的に教会へ行くことをやめてしまうという。

中国では、公に他人を改宗させることは厳しく制限されており、教会間のネットワークも分断されている。フォーリン・ポリシーは、「中国人の改宗者たちが母国に戻ると、多くの人は自分に合った教会を選ぶことに難しさを見いだします」と伝えている。

中国の文化もまた、海外で救われたクリスチャンたちにとって障壁となっている。ニューヨークでの留学後、米国のコンサルタント会社の北京支社で働いているイフィエ・ニエさんは、「私たちが住む環境は、最近の文化であれ、伝統的な文化であれ、私たちのキリスト教信仰とは相いれないと感じます」と話す。

英ノッティンガム大学への留学経験があり、現在は南京にある大学で教師をしているジェイソン・フーさんはフォーリン・ポリシーに対し、仕事と信仰のバランスを取ることはひどく困難だと語った。「建前としては、私たちは他のあらゆることよりも神を優先すべきですが、現実の状況はしばしばそれを許さないのです」

中国は公式には無神論国家だが、8700万人の共産党員がいるとされる国内には、6700万人から1億人のクリスチャンがいると海外の学者らは見積もっている。

キリスト教迫害監視団体「チャイナエイド」(英語)によると、中国政府は昨年、全ての宗教が「中国共産党の権威と指導に降伏する」ように強制する方針に変わった。

中国当局は、政府非公認の家の教会(地下教会)に、政府公認の三自愛国教会に加盟するよう強要。チャイナエイドによると、宗教団体や政府が危険視した牧師たちは厳重に監視されており、中国のクリスチャンたちは部外者に対して用心深く、防衛的に接するようになってしまったという。

中国では昨年10月から「改正宗教事務規定」が発効し、宗教団体に対する引き締めが一層強まっている。同規定では、▽海外での宗教的訓練、会議、活動に参加するよう市民を組織すること、▽説教、▽宗教的活動を組織すること、▽宗教的施設の設立や学校内に宗教的な場所を設けること、▽インターネット上で宗教的なサービスを提供すること、▽不認可の宗教的場所で宗教活動を組織すること――などを禁じている。

チャイナエイドはこれらの規定について、「家の教会を消散させ、チベットと新疆(しんきょう)ウイグル自治区の分離主義者たちを黙らせ、中国のカトリック教会へのバチカンの影響力を弱めることによって、全ての政府非公認の宗教活動をさらに抑圧すること」を目的とするものだとしている。

キリスト教徒に対する迫害が激しい国をまとめた米国オープン・ドアーズの「ワールド・ウォッチ・リスト」(英語)では、中国は39番目にランキングされている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:中国
  • ツイート

関連記事

  • 海外でクリスチャンになった日本人とどう向き合うか 宇都宮で帰国者支援セミナー

  • 日本人海外宣教に新しい流れ 伝道の秘訣を宮本俊一宣教師夫妻に聞く

  • クリスチャン都道府県人会、「海外の集い」設立 シンガポールJCF牧師「日本の教会と一緒に網を引き上げていきたい」

  • 中国人留学生が神学博士取得 日本で初

  • 母国に戻って宣教を、TCU06年度留学生卒業

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.