サンタクロースなどの世俗のクリスマス文化は危険 リック・ウォレン牧師が警告

2016年12月23日21時18分 印刷
+サンタクロースなどの世俗のクリスマス文化は危険 リック・ウォレン牧師が警告
(絵:クリスチャンポスト)

米国のメガチャーチ、サドルバック教会(カリフォルニア州)のリック・ウォレン主任牧師は最近、サンタクロースや、クリスマス・ソング「フロスティー・ザ・スノーマン」など、クリスマス時期の世俗の文化が、クリスマスの真の意味をしのぐほどになっている風潮に対して警告を発した。

ウォレン牧師は20日、自身のサイト「デイリー・ホープ」に掲載した記事の中で、非聖書的なクリスマスの伝統が、イエス・キリストの降誕に取って代わる危険性について警告した。

「私たちは非常に多くのキリスト教の伝統を持っています。それらは増え続けています。サンタクロース、ルドルフ(赤鼻のトナカイ)、フロスティー(「フロスティー・ザ・スノーマン」に登場する雪だるま)、棚の上の妖精(クリスマスまでの間、良い子にしているかを見守るサンタクロースの使い)。私たちは次から次へと新しい伝統を持ちますが、そのどれもクリスマスの本当の意味について語ってはいないのです」

「それらの伝統はどれも、あなたの人生に永続する本物の変化をもたらすことはありません。しかし神との関係は、永続する本物の違いを生むのです」

ウォレン牧師は、昨今の風潮をイエスの時代の宗教権力者たちと比較した。彼らは、神と隣人を愛するという核心から自分たちをそらせるほど、多くの伝統を作り上げた。そして、誰もイエスの降誕の場には居合わせなかった。

「イエスの時代の宗教指導者たちは、あらゆる宗教的伝統を暗記していました。しかし彼らは、神の御子の降誕を目撃するために、エルサレムからベツレヘムまでの5マイル(約7キロ)を歩くことをしませんでした」とウォレン牧師。「今日の人々は、イルミネーションを飾り、パーティーを開き、プレゼントを渡し、カードを送ります。彼らは12月に詰め込むことのできるどんなクリスマスのイベントにも参加します」と続けた。

このような警告をするのは、ウォレン牧師だけではない。トリニティー教会(アリゾナ州)のマーク・ドリスコル牧師は、12日に公開したメッセージ動画の中で、親は子どもに対し、サンタクロースの代わりに、サンタクロースの起源とされる4世紀に実在した聖ニコラスについて話すべきだと語った。

「私たちは、過去の歴史の中に、私たちが今、サンタクロースとして知っている男性(聖ニコラス)が本当に存在し、彼はイエス様が本当に大好きで、イエス様に仕えていたこと、また彼は聖職者であり、敬虔な人だったという真実を子どもたちに話すのです」

「私たちは、その男性(聖ニコラス)が、どのような人であったか、また実際に何をしたのか、それに基づいて彼を本当に称賛してあげたいのです。そして、(サンタクロースに関する)その他のことは、興味深く、面白く、必ずしも悪いものではありませんが、実際には事実ではないのです」

一方、医学誌「ランセット精神医学」には最近、サンタクロースの存在について子どもたちにうそをつく親たちは、子どもたちの不信を助長する可能性があるとする論文が掲載された。

英ガーディアン紙によると、論文の共著者であるキャシー・マッケイ氏は、「サンタ神話は、両親と子どもたちの間のとても込み入ったうそ、またとても長く続くうそであり、両者の関係がもろく傷つきやすいものである場合、これはとどめの一撃になるでしょう」と語った。

「もし親たちがとてももっともらしく、とても長い間、(サンタクロースが存在するという)うそをつくことができるなら、彼らは他のどんなことについてうそをつけるでしょうか?(どんなことでもうそをつけるでしょう)・・・これらのうその中に、子どもたちが傷つけられる潜在的可能性があるのです」

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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