Skip to main content
2021年1月27日18時09分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

「北朝鮮も参加を」アジア宗教者平和会議における日中韓の役割を議論 IPCRなどが国際セミナー(5)

2016年10月13日23時45分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:世界宗教者平和会議(WCRP)韓国中国北朝鮮
「北朝鮮も参加を」アジア宗教者平和会議における日中韓の役割を議論 IPCRなどが国際セミナー(5)+
写真中央は、「IPCR国際セミナー2016」の2日目に行われた、ACRP(アジア宗教者平和会議)セッション「ACRPにおける日本・中国・韓国の役割」でコメントを述べるパネリストのキム・グワンジュン氏(韓国宗教者平和会議[KCRP]事務総長、世界聖公会正義と平和委員会委員)。その左側は左から順にコーディネーターの神谷昌道氏(ACRPシニアアドバイザー)、スピーカーの畠山友利氏(ACRP事務総長)。その右側は左から順に国富敬二氏(WCRP日本委員会事務局長)、中国仏教協会副会長のヤンジュ法師=9月3日、神奈川県横浜市の立正佼成会横浜普門館で

韓国宗教平和国際事業団(IPCR)と韓国宗教人平和会議(KCRP)が主催する「IPCR国際セミナー2016」(世界宗教者平和会議[WCRP]日本委員会共催)が9月2日から4日までの3日間、「東北アジア平和共同体構築のための課題」をテーマに、神奈川県横浜市の立正佼成会横浜普門館で開催された。2日目のセッションⅡの後、ACRP(アジア宗教者平和会議)セッションとして「ACRPにおける日本・中国・韓国の役割」が話し合われた。

初めに、コーディネーターの神谷昌道氏(ACRPシニアアドバイザー)は、スピーカーとパネリストに対し、「(9月2日に行われた)植松(誠)先生(日本聖公会首座主教)の基調講演のあのメッセージを重ね合わせて、国境を越えたもっと根本的な人と人との関係性から言えば、中国・韓国・日本として何ができるかということに加えて、『北東アジア人として』という共通のイメージを持って私たちに何ができるかという視点を持っていただけたらいいなと思う」と留意を促した。

スピーカーの畠山友利氏(ACRP事務総長)は、ACRPについて、同組織が1976年にWCRPを母体として、アジアの宗教者によりアジアと太平洋地域の平和構築を目指し、さらに世界平和の促進を目的として発足したと紹介。その上で、ACRPが昨年に策定した行動計画の概要について、1. 平和推進への取り組み、2. 紛争解決と和解への取り組み、3. パートナーシップの構築、4. 記念行事の実施、5. 組織とその持続性の強化、と説明した。

畠山氏は、今後、中日韓3国がACRPにおいて果たす役割について、これらの行動計画を具体的に実施する場合、1. 『平和推進の取り組み』では平和教育プログラムの実施や、地域、国内におけるさまざまな社会問題に対するアドボカシー(提言)活動および、市民に幅広く問題意識を投げ掛けるキャンペーン活動の展開を呼び掛けている、2. 紛争解決と和解の取り組みでは、5地域でのプログラムのうち、とりわけ朝鮮半島における南北の和解活動が挙げられ、そのためには中日韓3国の協力によって北朝鮮との対話をいかに実現・継続させるかが重要、3. 「パートナーシップの構築」では、今後世界の平和を醸成するためには宗教者のみならず、志を共有するあらゆる分野の組織、機能との連携が不可欠で、政治、経済、学術、民間組織などとの連携を深めていく必要がある、という3つの点を述べた。

「ACRPにおいて中日韓3国の存在感は大きく、常にいろいろな意味での期待が寄せられています。平和に向けたリーダーシップを理念と実践の両面で具体的に示していただくことは、他のアジア諸国にとって大変勇気づけられるものとなります」と畠山氏は語った。そして、「東北アジアにおける諸宗教者のさらなる連携は、将来の可能性としてASEAN諸国の宗教者との対話、西南アジア諸国のムスリム、ヒンズー教徒との対話、太平洋諸国の宗教者との対話など地域間における対話が可能となり、その対話を通し各地域が抱える課題の検討やその解決を目指すことができ、これまでの中日韓3国での経験を生かし役割を果たす上で大変重要です」と続けた。

最後に畠山氏は、「IPCR国際セミナーを通じた中日韓3国の対話が深まり、他のアジア地域に向けてその成果を遺憾なく発信していただくことを願う」と提案した。

続いて、パネリストの1人で聖公会神父のキム・グワンジュン氏(韓国宗教者平和会議[KCRP]事務総長、世界聖公会正義と平和委員会委員)は、畠山氏の発題を受けて、「IPCR国際セミナーを完成させるためには、北朝鮮も参加しなくてはならない。何とかしてこのセミナーに北朝鮮も参加させることが極めて重要だ。少なくとも来年の国際セミナーは中国で開催され、北朝鮮も参加し、4カ国の宗教家が一堂に会して、北東アジアの平和について議論する場になることを望んでいる」と語り、次回のIPCR国際セミナーを北京で開催することを提案した。

続いて、中国仏教協会副会長のヤンジュ法師がコメントし、「私どもは日本・韓国の皆様と一緒に、ACRP事務局長の指導の下で、その趣旨に従い、できる限り協力していきたいと考えている」と語った。

最後に、国富敬二氏(WCRP日本委員会事務局長)が畠山氏の発題にあった3つの計画についてコメントした。国富氏は、まず第1に、平和推進の取り組みに関し、平和教育プログラムやアドボカシー活動、キャンペーン活動の提案については、「青年プログラム・オフィサー養成講座」のセッションを加えるという提案を強く支持すると述べた。

第2に、紛争解決と和解の取り組みについて、グワンジュン氏が北朝鮮との対話の実現を提案した点は「ぜひ、来年度以降のIPCRセミナーを中国で開催し、実現していきたいと思う」と語った。第3に、「各界、各分野、各階層とのパートナーシップの構築の提案を強く支持する」と述べた。

国富氏は、「(中韓日)3国の交流を進めるときに、私自身の心を高めるために、具体的に、もし私が中国に生まれていたら、どんな人生を目指していただろうか、もし韓国に生まれていたならば、どんな人生を送っていたのだろうかと、時々思い浮かべるようにしています。すると不思議に温かな感情が生まれてきます」と結んだ。

<<前のページへ     次のページへ>>

関連タグ:世界宗教者平和会議(WCRP)韓国中国北朝鮮
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 植松首座主教「平和共同体の構築は人と人との関係性の中で」IPCRなどが国際セミナー(1)

  • 「朝鮮半島における紛争解決:宗教者の役割と責務」IPCRなどが国際セミナー(2)

  • 世界宗教者平和会議日本委員会、北朝鮮による核実験に関する声明を発表

  • 「朝鮮半島における紛争解決:宗教者の役割と責務」IPCRなどが国際セミナー(3)

  • 「和解のためのプロセスとメカニズム」IPCRなどが国際セミナー(4)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • 核兵器は「存在自体が絶対悪」 日本の宗教者が核禁条約発効で声明、鷲尾副外相と面談

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • エチオピア北部紛争、教会で750人殺害 NGOが報告

  • 誘拐された30代のカトリック神父、遺体で発見 ナイジェリア

  • 米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(2)イエス様の愛はどんな愛?②

  • 世界はわが教区―ジョン・ウェスレーの生涯(9)失意のどん底に

  • 「海外宣教」と「ラディカル・リベラリズム神学」 第23回断食祈祷聖会2日目

  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • 誘拐された30代のカトリック神父、遺体で発見 ナイジェリア

  • 改宗禁止条例、インド各州で相次いで施行 迫害監視団体が危惧

  • エチオピア北部紛争、教会で750人殺害 NGOが報告

  • 米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • 「海外宣教」と「ラディカル・リベラリズム神学」 第23回断食祈祷聖会2日目

  • 主の教えと助言 岡田昌弘

  • バイデン新大統領誕生、聖書の詩篇を引用し「米国の結束」呼び掛ける就任演説

  • 米下院で「父」や「母」などの単語使用不可に フランクリン・グラハム氏「神の権威否定する」と批判

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • 群馬県太田市の教会クラスター、感染者78人に 県内最大規模

  • バイデン氏の大統領就任、米国のキリスト教指導者5人の反応

  • 群馬県内の教会でクラスター発生 40人が感染

  • 映画「聖なる犯罪者」に見るヨーロッパ的「救い」の危うさ

  • トランプ支持者が米議会占拠 米キリスト教指導者らが相次ぎ批判、祈り呼び掛け

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 米国の大統領交代、トランプ氏の功績とは?

編集部のお勧め

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • コロナと自殺、必要なのは「絆」の再形成 精神科医の山中正雄牧師

  • 「聖書通読、回重ねるごとに喜びがある」 『1年で聖書を読破する。』の鈴木崇巨牧師

  • 「母は中絶を拒否した」 アンドレア・ボチェッリの証し

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.