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「ふたりは一体となる」 穂森幸一(45)

2016年7月22日21時58分 コラムニスト : 穂森幸一
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関連タグ:穂森幸一

日本の離婚率が欧米並みになったというあまりうれしくないニュースを耳にしたことがあります。離婚を簡単にするというよりも、結婚生活の成立と存続に困難が生じる場合が多々あるようです。

「彼らは言った。『モーセは、離婚状を書いて妻を離別することを許しました。』イエスは言われた。『モーセは、あなたがたの心がかたくななので、この命令をあなたがたに書いたのです。しかし、創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。それゆえ、人は父と母を離れ、ふたりは一体となるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません』」(マルコ10:4~9)

私は、ホテルや結婚式場でチャペル式を行うブライダルミニストリーに25年間、携わってきました。司式をお引き受けする条件の1つとして、結婚講座を受けていただくことにしました。最初の頃は、結婚講座なしで式をするほうがいいという意見もありましたが、次第に結婚講座の受講を楽しみにしていますという方々も現れるようになりました。

夫婦の在り方、夫の役割、妻の役割、家庭における人間関係、夫婦愛について聖書にどのように示されているかなどをお話ししてきました。

結婚式の前にこのような講座を受ける機会を持つということは、とても素晴らしいことだと思います。しかし、もう少し早く結婚講座を持つことができないかと思っていましたら、高校で結婚講座が必修科目になっている米国の州があるという記事を新聞で見かけたことがあります。

自分のパートナーを大切にし、家庭を築いていくということは、決して容易なことではありません。しかし、夫婦の在り方や心得などを結婚前に正式に学ぶ機会は、ほとんどの人がありません。

家庭の中で、両親がちゃんと伝えていく機会もありませんし、社会の中でもそのような機会はありません。周りの方々の結婚生活について見聞し、本で読むくらいだと思います。

ある方から、カウンセリングを受けたいという申し込みがありました。実家からかなり離れたところに住んでおられたのですが、離婚し、帰ってこられたということでした。お互いの気持ちがずれていき、些細なことで夫婦げんかになり、離婚に至ってしまったということでした。

この方のカウンセリングをしていて気付いたことは、離婚に至るほどのケースではないということです。お互いの気持ちがずれた時点でカウンセリングをすれば、修正していける状態だったのではないかと思いました。ご当人もそのように感じられたみたいですが、離婚手続きをしてから元に戻すのは難しいようです。

「人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません」とイエスは教えておられます。

この「人」とは、周りの人々だけでなく、当人同士も指しておられます。いかなる人といえども、「引き離す」ことに関わってはいけないと思います。ましてや離婚訴訟で利益を得る離婚ビジネスなど、とんでもないことです。

ある脳科学者は、男性脳と女性脳では機能も役割も違うから、男女のずれや衝突が起こるのは当たり前だと話していました。その事実を受け入れて、いかにパートナーを理解し、思いやりを示していくかが問われていると思います。

これは私の個人的な願望なのですが、日本でも中学校か高校で結婚講座を取り入れていただけないだろうかと思います。

異性を尊重し、夫婦の在り方を学ぶことは、家庭の安定になります。日本の家庭が祝福を受けることが、社会の発展と国家の繁栄につながります。

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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