Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
イスラム国(IS)

たとえイスラム教徒があなたを殺そうとしていても、あなたは彼らを愛することができる(2)

2016年4月7日15時49分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム国(IS)ベルギー
たとえイスラム教徒があなたを殺そうとしていても、あなたは彼らを愛することができる(2)+
ナビール・クレーシー氏は「ラビ・ザカリアス・インターナショナル・ミニストリーズ」の国際的スピーカーだ。

「穏健なムスリムがイライジャ・ムハンマドのクルアーンのテキストに触れるにつれ、インターネットによって何度も何度も触れることができることから、穏健なムスリムの考えは、現実的ではなくなっているように思います。それに触れるにつれ、私が本の中で語った三つの道のうち一つを選択せざるを得なくなります。無関心、背教か、過激化です」

「もしあなたが穏健なムスリムなら、『いいでしょう、イスラム教は平和的で、私はそれを実践します。そういうことです』と思うでしょう。しかしそれは、あなたがクルアーンとハディースの文章を実際に読んだことがないからだけです。あなたは、ムハンマドが言ったことに実際に触れていません。今は、あなたはモスクでの伝統に従っているか、あなたに教えた長老たちに従っているかでしょうが、テキストを読んだことはないのです。そこが私の指摘するポイントです」とクレーシー氏は強調した。

「普通のムスリムという立場から、背教、無関心、過激化という選択へと人々を押しやっているのは、文章へのアクセスのしやすさです。私について言えば、ムハンマドとその全ての暴力に従うことは到底できなかったために背教しました。しかし、私は、それでも神が存在すると信じていました」

クレーシー氏は神への強い信仰があったため、「道理にかなっている」と感じたキリスト教へと移ることができた。

「しかし、神とのそのような強いつながりを必要としない人にとってすれば、イスラム教の暴力を見ると外面的で無関心な信者となります。あるいは神と強いつながりを持っている人にしてみれば、彼らは過激化して過激派となっていきます。そしてそれが、今後外面的なイスラム教が増え、また背教、無関心、過激化のいずれかの道をたどる人が増えると私が考える理由です」

クレーシー氏は、より理解を深めるために、イスラム教とイスラム教徒の間のより明確な区別が必要だと考えている。

「私たちがこの時点でできる最善は、ムスリムとイスラム教をはっきり区別することです。私たちはまだ、公共の報道でその区別をしていません。そしてそれが、人々にムスリムへの批判と取られてしまうためにイスラム教の批判ができない理由です。反イスラム教のそしりのために、会話が終了させられるのです」とクレーシー氏は言及した。

この点を例示するため、クレーシー氏は反イスラム的な内容になるとの懸念を理由に、最近カナダのトロント大学での講演の約束がキャンセルされた事件を示した。

「私はその大学で、イスラム教を基礎から理解する一方でどのように隣人を愛すべきかについて人々に教え、話すよう依頼されていました。彼らはイベントの2日前にキャンセルしたのです。彼らは『反イスラムがあってはなりません。あなたは怒りと憎悪を創り出そうとしています』と言いました」

「ですから、今となっては政治的に非難されるために、この問題を扱うことすらできません。そしてそれほど非難される理由は、人々がイスラム教とムスリムを混同しているからです。私は、ムスリムについて否定的なことを言うつもりは全くなかったのです。そうしていれば、憎悪を招いたでしょう。私は、彼らが信奉しているこのシステムについて話そうとしていたのです。それは憎悪を招くことではありません。学術的で批判的な内容ですが、私たちがそれを混同するので会話が終了してしまいました」とクレーシー氏は説明した。

「政治家にとっての第1ステップは、私たちがこれらの問題について議論を始められるようになるために、考え始めることと、専門用語をもっと明確に使うことです。私たちはその理由から、これらの問題についての議論を始めることすらできません」

彼は、キリスト教徒ももっと愛を示す必要があると論じた。

「クリスチャンへの私の提案は、それよりも上のステップに行くことです。たとえあなたを殺そうとしている人々がいるとしても、あなたはその人々を愛せますし、自己犠牲をもって彼らを抱擁することもできます。なぜそれが応答となるかというと、それが率先して過激化を食い止めるからです。サンバーディーノの彼(銃乱射事件の実行犯、サイド・リズワン・ファルーク容疑者)の場合、彼は職場に友人がいなかったのです。なので彼は皆に向けて銃撃したのです」とクレーシー氏は主張した。

「私は、もしそこにクリスチャンがいたならばと思います。たとえ彼がイスラム過激派で、人々を殺そうという気質があったとしても、『たとえこの人が私を殺すとしても、私は自己犠牲をもってこの人を愛するつもりです』というクリスチャンがいたならば、彼が心変わりをするチャンスがあったかもしれないと思います」

「ですからクリスチャンには、自分自身の命をもって最前線で過激化を食い止めるという、さらに深いステップに進む能力があります。これこそ、主要な論点ではないでしょうか。私たちがあまりにも反応的に行動しているからです。何か悪いことが起こるのを待って、そこで『どのように直せばいいのか?』と言っているのです。私はこのキリスト教のメッセージが、率先してこのような事件を防ぐ唯一の選択肢だと考えます。でも繰り返しますが、会話が終了させられているので、このようなことについて話すことができません。世俗的な方策では、過激なイデオロギーを取り除くことはできないのです」

(1)(2)

関連タグ:イスラム国(IS)ベルギー
  • ツイート

関連記事

  • ISに「磔にされた」と報じられたカトリックのトーマス・ウズナリル司祭に生存の可能性

  • 「かろうじて爪の先で引っかかっている」シリア正教会の司祭がキリスト教徒の中東からの脱出を語る

  • イスラム急進派が公園でイースターを祝うパキスタンのキリスト教徒と子ども70人を殺害

  • ラホール自爆テロ:「標的はキリスト教徒」とタリバンが声明

  • キリスト教徒の英国下院議員、イスラム教徒の信教の自由も保護されなければと主張

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.