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ようこそ!みのり農場へ

ようこそ!みのり農場へ(25)弱さの中に見いだす恵み 星野敦子 

2016年2月8日14時30分 コラムニスト : 星野敦子
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関連タグ:星野敦子
ようこそ!みのり農場へ(25)弱さの中に見出す恵み 星野敦子

ようやく、いつもの景色となりました。四季がはっきりしているここ片品村。やっぱり冬には雪が積もっていないと、落ち着きません。

確かに、雪が無い生活は、除雪の心配や、道路の凍結などの心配もなく、通勤や買い物も楽にできます。

が、4月から11月下旬くらいまでの間に、農作業や農家レストランに宿泊と、集中して仕事に当たる私たちとしては、この雪の中で過ごす4カ月の間は、春からの仕事について話し合ったり、計画したり、またゆっくり聖書の勉強ができたりと、とても貴重な時間となります。

ようこそ!みのり農場へ(25)弱さの中に見出す恵み 星野敦子
ようこそ!みのり農場へ(25)弱さの中に見出す恵み 星野敦子

激突・・・

ようこそ!みのり農場へ(25)弱さの中に見出す恵み 星野敦子
ようこそ!みのり農場へ(25)弱さの中に見出す恵み 星野敦子

またまた、犠牲者です。「ド~ン!!」という大きな音がして、ガラスに何か当たったような・・外に出て見ると、こんな小鳥たちが落ちています。

さまざまな鳥たちがやってくる「みのり」。気持ち良く晴れ渡った日には、よくこんなことがあります。庭の木々が大きな窓ガラスに映るのか、建物内に使っている太い梁や柱が庭の延長に見えるのか・・・。凄い勢いで飛んでくるのでしょうね。ちょっとかわいそうです。

ちなみにこの鳥は「うそ」ということです。
うそじゃありません・・・。

弱さの中に見いだす恵み

先月の夕礼拝の説教より。

すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(Ⅱコリント12:7~10)

目の前にいる論客を大胆に論破するほどの、いかにも強い伝道者パウロが、肉体的に一つのとげを与えられたことについて、この痛みであり弱さを取り去ってくださるように繰り返し祈ったときに、神様が下さった言葉。3度の祈りの中から神様の思いを受け取り、弱さを通して神様の恵みを知ることができるということを知らされた。

自分の中にある弱さを認めるということ、正直になるということ。自分が、自分が、という人にならないように、高ぶらないように、謙遜になるということ。簡単なようで、なかなか難しいことです。

自分の弱さを知っている人は、他人の弱さを見ることができるといいます。現代社会は強さが求められがち。弱さや痛み、悲しみを知ることが成長につながる。世の中の価値観では計り得ないこと、神の恵みを知ることへの旅が私たちの人生。

たった一人でも神を知ることができる村人が、ここでも現れてほしいと願う日々です。そのために私たちができることは、どんなことなのでしょうか。あらためて考えさせられました。

『ギリシャ語の響き』

ようこそ!みのり農場へ(23) 星野敦子

片品村伝道所の渡辺俊彦牧師が最近出版された本です(発行元:イーグレープ)。その中から。

「弱り果て」

私たちは、日常生活の中でさまざまな人間関係を通して疲労困憊(こんぱい)することが多々あります。そのため、精神的に弱くなってしまうことがあります。立ち上がることができる程度ならよいのですが、立ち上がれなくなるときもあります。

しかも、もっと深刻なことは、霊的欠乏状態に気が付かないことです。霊的欠乏を抱えたままの生活は、どこかスッキリしないものです。人間は、身体・心(魂)・霊が弱り果ててしまうと生活の質(QOL)が低下してしまいます。

この「弱り果て」は、ギリシャ語の「エスキュルメノイ」です。この言葉の意味は「皮をはがれる」という強い意味を含んでいます。そして、この言葉の背景は「追いつめられて疲れ果てる」姿です。

イエス様は、町々、村々を巡回され会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいを癒やされました。その後、イエス様は、群衆をご覧になり「羊飼いのない羊のように弱り果てて倒れている彼らをかわいそうに思われた」のです(マタイ9:35~38)。

ここで使われている「倒れている」はギリシャ語の「エスキュルメノイ」です。この意味は「投げ倒される」「打ちのめされる」です。イエス様のご覧になった群衆は、彼らの人生を導く者がいない人々です。そして、生きることに追いつめられ、逃げ場を失い打ちのめされている者たちの姿でした。

この状態は、単に精神的に打ちのめされているだけではなく、霊的虚脱状態、混乱状態を表しています。人間が自分の存在をかけるほど「弱り果てる」ということは少ないかもしれません。しかし、私たちを打ちのめす出来事は、人生の方から挑戦者のように何度かやってきます。

そんな私たちをイエス様は、「深くあわれまれた」のです。この言葉は、ギリシャ語で「スプランクニゾマイ」で内臓を意味する「スプランクナ」からきています。ヘブル思想では、内臓は人間の深い感情の宿る所とされています。イエス様は、断腸の思いで群衆をご覧になっていたのです。これが、弱り果てている者に対する神の愛です。

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◇

星野敦子

星野敦子(ほしの・あつこ)

1955年栃木県宇都宮市生まれ。父の転勤により、東京、山形を経て再び東京へ。最終的には吉祥寺に落ち着く。趣味のスキーが縁で、夫と知り合い、83年に群馬県片品村に嫁ぐ。夫が農家なので、全くの未経験だったが、一緒に農業を始める。義父からの経営委譲をきっかけに、それまでの出荷型の農業から、直売型に転換し、87年頃から、リンゴ狩り直売を始め、約10年かけて農地を約8000坪に集約し、その中に94年には農家民宿、2000年には農家レストランを建設。4年前からは、レストランの料理も担当。

2005年、東京の上馬キリスト教会の渡辺牧師により、受洗。夫もクリスチャン。上馬キリスト教会片品伝道所として、現在に至る。

■ 「ようこそ!みのり農場へ」ホームページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:星野敦子
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