Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
同性愛・LGBTQ

米キリスト教大学、職員の福利厚生を同性婚配偶者にも拡大 チャペルの使用は認めず

2015年7月17日19時05分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカ同性愛アメリカ改革派教会(RCA、オランダ改革派)
米キリスト教大学、職員の福利厚生を同性婚配偶者にも拡大 チャペルの使用は認めず+
ホープ大学のディムネント・チャペル(写真:Trenner1945)

ホープ大学(ミシガン州)

同性婚が全州で合法とされ、州単位での同性婚禁止が破棄された6月26日の米連邦最高裁判所の判決を受け、これまで同性婚が禁じられていたミシガン州にある改革派のリベラル・アーツの小規模大学であるホープ大学が、職員の配偶者のうち、法的に婚姻関係にある同性の配偶者に対しても、福利厚生を提供することを決めた。

ホープ大学のジョン・ナップ学長は12日、学生や保護者、職員にメールを送り、同大が職員の法的な配偶者に福利厚生を提供し続けること、また連邦最高裁の決定によって、ミシガン州における結婚の定義が同性婚のカップルにも拡大されるようになったことを説明した。

ナップ学長は、同大の関係者や他のキリスト教徒である教育者と検討した結果、大学はこれまでと同じ雇用についての施策を維持し、ミシガン州が認める同性婚の配偶者に福利厚生を拡大するのが大学にとって最善であると結論付けたと述べた。

「配偶者は、ミシガン州によって法的に認可される限り、福利厚生を受ける資格があります。この施策を維持します。つまり、ホープ大学職員の同性の配偶者は、福利厚生を受ける資格を得ることになります」とナップ学長はメールに書いた。

「これは、私たちの職員の健康と福利への長期的な参画を継続することを意味します。また、ホープ大学の歩みとキリスト者としての使命に対し、職員がその能力に基づいて貢献することができるように、人々を雇い入れ、また雇用を維持することによってホープ大学がよりよく前進できることを覚えます」

「私たちは早期から、連邦最高裁が私たちの大学に新しい挑戦を提示する決定をするであろうことを認識していました。多くの祈り、そして理事会や法律の専門家、またキリスト教高等教育の専門家と検討した結果、私たちはこの施策を継続することで、大学とキャンパスのコミュニティーにより貢献できると結論付けました」

一方、ナップ学長は、同大は同性の配偶者に福利厚生を拡大するものの、同大のチャペルを同性婚の結婚式に開放するものではないと述べた。

「最近の連邦最高裁の判決に対する大学の他の応答として、大学は結婚式でのディムネント・チャペルの使用について、アメリカ改革派教会(RCA)の組織決定に従うと決定しました」とナップ学長。「この点について、ディムネント・チャペルは、アメリカ改革派教会の『一人の男性と一人の女性との間に結ばれる喜びの契約』という結婚の定義に沿う結婚式にのみ使用可能です。このことは、アメリカ改革派教会との固い関係性、また理事会の『人間の性についての態度表明』に反映された関係性を尊重した結果です」と説明した。

職員の同性の配偶者が同大から福利厚生を得ることになるとはいえ、同大の性についての声明には、「この聖書の証言は、未婚者の純潔と、一人の男性と一人の女性の間の結婚の尊厳に私たちを導きます」とある。

ナップ学長はメールで、連邦最高裁の判決があった後も、性についての課題にはまだ多くの議論の余地があると述べている。ナップ学長は、今年の秋にも同大ではそのような対話を促進すると表明した。

「これまでよりもさらに、今は愛と尊敬の霊によって互いに関わり合うべき時です」とナップ学長。「私は最近、トラスト・インデックスの以前の調査を見直しました。そして、ホープ大学の職員が、聖書がより重きを置いている性を含むさまざまな課題に対し、思慮深く真摯(しんし)な対話を強く望んでいることが明らかになりました。私たちは敬意をもって意見を表明する一方、注意深く聴くことを約束します。秋に、大学はそうした対話の機会を設ける予定です」と語った。

ベルモント大学(テネシー州)

同じく同性婚が禁止されていたテネシー州にあるベルモント大学では、法律顧問のジェイソン・ロジャース氏が取材に応じた。同大には7200人以上が在籍し、2009年まではテネシー州バプテスト連盟にも加盟していた。同大でも、同性のカップルを含む法的に婚姻関係にある全てのカップルに対し、福利厚生を提供するという。

しかし、これは大学職員の規定を変更するものではなく、ロジャース氏によれば、同大は1年前に既に、同性の配偶者にも福利厚生を拡大していたという。

「ベルモント大学は、性的指向をもとに差別しないという規定を長く持っています。これは2011年1月、文書化した規定として確認されました。私たちは数年前、法的に同性婚をした職員に福利厚生を拡大するよう初めて求められました。ベルモント大学は性的指向によって差別をしませんので、その時に私たちは同性婚のカップルに対しても福利厚生を拡大しており、それ以来、今日まで法的に婚姻関係にある同性のカップルにも福利厚生を提供しています」

ベルモント大学のビジョンと使命に関する声明には、同大が「多様なバックグラウンドを持つ男女を歓迎」し、「全ての人の尊厳を尊重し、市民としての表明と異なる見解を尊重する空気を作ります」とある。

しかし、声明には、同大が「キリスト教のコミュニティー」であり、関係者は「イエスを全てのことの基準としていただかなければならない」とも書かれている。

「大学の各学部、経営者、職員は、イエスをキリストとし、また全てのことの基準として保持します。学生は個人の成長、霊的な成熟に際してキリスト教の価値観と出会い、より高い道徳的な基準を持つよう期待されます」

ホープ大学もベルモント大学も、キリスト教主義大学協議会(CCCU)の会員ではない。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカ同性愛アメリカ改革派教会(RCA、オランダ改革派)
  • ツイート

関連記事

  • 同性婚が米国で合法化 心配しないようにしよう

  • 米同性婚合憲判決 クリスチャンができる6つのこと

  • 同性婚の結婚式用ケーキ拒否で賠償金13万5千ドル 宗教的信条の表明も禁ずる命令に反発の声

  • 米国聖公会、結婚の定義を変更 同性婚認める

  • アイルランドの大司教、教会は「否定」ではなく「現実直視」を 同性婚合法化受け

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.