Skip to main content
2025年6月16日16時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
家族の再生は人生の回復につながる

家族の再生は人生の回復につながる(2)あるがままの人生で本当にすべてが良くなった!? 田路俊章

2015年5月18日07時42分 コラムニスト : 田路俊章
  • ツイート
印刷
関連タグ:田路俊章

ありのままとあるがまま①

1. はじめに

「あなたが、あなたらしい家族スタイルで満ち足りた人生をおくる秘訣」を書いたものです。

家族の再生は人生の回復につながる(2)ありのままとあるがまま①

家族のきずなを求めてきた人のほとんどが、「一生懸命がんばったのに、親と心の通じ合う会話ができない」「みんなで笑い声のある食卓を囲めない。孤独を感じる」「迷惑をかけた両親に親孝行したいのに、できていない」「自分らしい家族のあり方が見えず結婚に踏み切れない」などなど、毎日イライラが絶えないのではないでしょうか?

「自己犠牲的に生きてしまい、最後は期待を裏切られる。自分の能力を上げて、がんばって外では成果が上がってきたのに、安心できる居場所がない」

もしあなたが、こんな悩みをもっておられるなら、私から見ればそれはあなたに大きな愛があるということです。その愛が素直に立ち上がり、自分らしい幸福になる秘訣を知ってほしいのです。

まず、家族に気を使ったり、家族に合わせたりすることなど、「家族のために」という生き方をストップしてみてください。今のスタイルをリセットするのです。そしてあくまでも、自分の生き方、本当にしたいことだけに集中するのです。

めっちゃワガママに! そして、自分が心からしたいことをしてみてください。いい意味で自分のために生きる決意をしてください。

これは、わがままな自己中心ではありません。なぜなら、自分を受け入れて自分を愛した分だけ、他者を受け入れて愛することができるからです。自分を大切にすることは、自分の人生を生きる第一歩なのです。

そうすると、あらあら不思議、自分の心が満たされます。心が満ち溢れると、相手を受け入れやすくなるのです。そして、あなたが求めておられたお互いを認め合うすてきな関係が始まります。

仕事も家庭も人生がうまくいき始めるのです。

1章 あるがままの人生で本当にすべてが良くなった!?

1. あるがままの自分でいいのです。執着を手放してあるがままに受け入れていけばいいのです。

家族の再生は人生の回復につながる(2)ありのままとあるがまま①

まず、あなたがありのままの自分を承認するとは、あなたのありのままを「いい」「わるい」とジャッジせずに受け入れることです。あるがままの自分を承認することが大切です。すると、家族や人をあるがままで受け入れることができるのです。

フィギアスケートの鈴木明子さんは、自分の容姿に対する劣等感で自分を受け入れることができず、痩せることにこだわり減量にがんばったようです。そして、とうとう160センチほどの身長に32キロの体重まで落ち込みました。いわゆる拒食症になりました。元来がんばり屋さんでしたので、自分責めで精神的にひどく落ち込んで練習どころではなくなったのです。あるとき、長久保裕(ひろし)コーチといっしょにTVで荒川静香さんが国際大会で優勝するシーンを見て、一言鈴木さんは「荒川さんのように国際舞台で活躍したい!」と言われたそうです。

その機を逃さず、長久保コーチは軽くぽそっと言ったのです。「入賞できるよ。誰がコーチをしていると思う。わたしの眼には、あなたがオリンピックで活躍している姿が見えている」と、そのコーチの一言で、一瞬で自分のとらわれていたものから解放されました。

鈴木さんは、きっとこう思ったのでしょう。「このすばらしいコーチが私にはいる! このコーチを信じていけば、自分の容姿へのとらわれは気にしなくても大丈夫!」

鈴木さんは、自分の長らくこだわっていたものを手放すことができ、あるがままになれたのです。自分の今の容姿をそのまま否定せずに受け入れたのです。そして、鈴木選手はふたたび練習に打ち込みました。長久保コーチの軽やかでそのままの鈴木さんを承認する言葉が、鈴木さんをあるがままにさせ、再起させたのです。

私たちも、何かの価値観にとらわれて、「変なガンバリ」をしてしまっているのです。

2. あるがままって、自分の喜びに集中すると、まわりの人によい影響を与えるものなのです。

家族の再生は人生の回復につながる(2)ありのままとあるがまま①

人が「気を使う」とは、「相手にコントロールされている」状態なのです。気を使えば使うほど、本来のあなたの生き方からずれて、心も体も無理をするのでストレスがたまります。それは、演じる人生、すなわちバーチャルな人生になってしまうのです。気を使うことをやめて自分の本心に集中してリアルに生きると、自分が生き生きとしてきます。

私も一時期、家族に喜んでもらおうと、皿洗いをしたり、洗濯をしたり、休日は家族に合わせて家族のしたいことに付き合っていたことがありました。でも本心ではないので、感謝されなかったり、マイナスの言葉を聞くとイラッとしたりするのです。

ある休日、家族が書店に行くといったとき、私は自分の見たい映画を見た後、合流することにしました。そのあとの会話も食事も自然な喜びに包まれ、とてもハッピーな休日を過ごすことができました。

私の言葉の定義

●ありのまま

長所も短所も、過去の傷も成功も、すべてそのままの状態を指し示す。漢字では「有りのまま」と表すように、起こっている事実をいっさいの善悪基準で決めつけずにいること。すなわち、自分のことも相手のことも、起きている事象も自然も、事実のままに見ることです。

●あるがまま

漢字で「在るがまま」と書く。人間には、本来のあり方があり、個々の人間には個々の特性がある。人間の内にある宇宙、そして人間を囲む天と地と人の関係の中にある天からの宝を、そのまま認識できる存在になっていく。自分の中にある偽りを認識し、ありのままを受け入れてみると、本来の姿が立ち上がってきます。それをあるがままといいます。

●手放し

人をジャッジして分けへだてる私だけのルール、時には偏見とも色メガネとも言いますが、それに気付いてリリースし、リセットする状況を指します。行動から存在に移る瞬間です。

●自律

人は、生まれながらにして、家系の文化からくる価値観、社会の価値観、他者の価値観に縛られています。価値観に縛られると、気になる、恐れる、イライラするなどの行動にいびつさが表れます。高じると、許せない、恨む、憎む、呪うといったブラックな思いにコントロールされます。縛られた価値観に気付いて手放し、あるがままになって、自分の価値によって魂の自由を味わっていく生き方を指します。

(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

◇

田路俊章

田路俊章(たじ・としあき)

1953年生まれ、大阪育ち。オーサカ・ユニーク株式会社前社長、ラジオ大阪「VIPアワー」パーソナリティー(2005年11月~07年3月)、経済産業省登録コンサルタント、CBMC理事(2000年、国家朝餐祈祷会を発起)、VIP関西発起人兼元副会長。2015年2月、経営と家族のコンサルタントとして株式会社家族授業を設立。

■ 家族の再生は人生の回復につながる(ブログ)

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:田路俊章
  • ツイート

関連記事

  • 合言葉はあいらぶゆ(4)つれづれなるままに、赤ちゃんのおむつネタ しらかわひろこ

  • 前のものに向かって 安食弘幸(17)

  • 心からの悔い改め 若井和生

  • 私たち人間の能力ではできない仕事を、あえてさせてくださる神(9)近代・現代に見る神の事業の実例② 森正行

  • 神様からのメッセージ―聖書は偉大なラブレター(9)神様は生きておいでです 浜島敏

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.