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心の井戸を深く掘れ 安食弘幸(13)

2015年3月22日06時07分 コラムニスト : 安食弘幸
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関連タグ:安食弘幸

「人の歩みは主によって確かにされる。主はその人の道を喜ばれる」(詩篇37:23)

古代ペルシャに古くから伝わる伝説です。昔、神さまが「幸せの鍵」をお作りになりました。これを一生懸命捜して見つけた人に「幸せの扉」を開けさせたいとお考えになりました。

そこで「幸せの鍵」をどこに隠すかという話になりました。天使たちが色々アイデアを出し合いました。「高い山の上に」「地の深い所に」「深い海の底に」。しかし、どのアイデアもいま一つでした。誰でも見出せるけれど、中々見つけられないところはないのか。

そして、とうとう理想的な場所を見つけ出したのです。それは「人間の心の中」に隠すことでした。聖書は、こう教えています。

「力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく」(箴言4:23)

「心の一新によって自分を変えなさい」(ローマ12:2)

私たちの心の中に「幸せの鍵」が眠っているのです。それを掘り出して用いる人が、豊かな人生を歩むことができるのです。この「幸せの鍵」を掘り出すためには、自分の心をいつも積極的、肯定的、前向き、創造的に用いる訓練をしなければなりません。そのために大切なことが3つあります。

① 「失敗イコール失敗者」ではないことを知る

多くの人は失敗を恐れます。なぜなら、それによって「失敗者」という烙印を押されることを恐れるからです。しかし、「失敗」とは何でしょうか。

それを端的に教える一つのエピソードを紹介します。ある時、発明王エジソンの実験室で助手が爆発事故を起こし、エジソンに言いました。「先生、また失敗しました」その時、エジソンは言いました。「それを『教育』と呼びなさい。なぜならキミはまた一ついけないことを学んだのである。キミはまた一歩成功に近づいたのだよ」

機械工学の専門家、畑山洋太郎氏は言います。「失敗から実に多くのことが学べる。新しい分野、未知の分野にチャレンジする時、99・7%は失敗する」

失敗を経験しないで偉大なことを成し遂げた人物は、一人もいないことを知るべきです。

② すべての物事のプラス面を見る

有名な話ですが、コップに美味しいジュースが半分残っているのを見て、ある人は「もう半分しかない」と言って嘆き、別の人は「まだ半分もある」と言って喜ぶのです。このように同じ現象を見ても人によって全く違う反応をします。

ニュートリノの研究でノーベル物理学賞を受賞した小柴晶俊教授は講演会で、しばしばこう話します。「私は物理学科をビリで卒業した」。スクリーンに成績証明書を映し、続いて言います。「人生は、卒業後に自分にどれだけ能動的に働き掛けたかで決まる」

私たちは絶えず、すべての物事のプラス面を見出す訓練をする必要があります。

③ 良い模範を持つ

身近に模範となる人を捜し、その生き方を真似てみることです。最初は人の真似でも、やがて自分のものとして身についてきます。

イエス・キリストの弟子パウロの偉大な生涯の秘訣は、彼がイエス・キリストの高潔な人格と愛と憐れみの満ちた人生に魅せられ、イエス・キリストを模範としたことです。パウロはこう告白しています。

「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです」(ガラテヤ2:20)

イエス・キリストの十字架の死は、人の目には一見失敗、挫折のように見えます。しかし、その死は私たちの罪の代わりの死であり、それに続く復活の土台となるものでした。キリストは十字架と復活によって、私たち人類の最大の敵である「罪」と「死」の問題を解決してくださったのです。

イエス・キリストこそ、あなたの心の奥深くに眠っている「幸せの鍵」を掘り起こしてくださるかたです。

「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る」(イザヤ書41:10)

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◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
■ 峰町キリスト教会 YouTube
■ 峰町キリスト教会 Facebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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