聖書をメガネに 2015年2月沖縄訪問・宣教(その2)

2015年3月21日11時57分 執筆者 : 宮村武夫 印刷
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教会と大学、キリストにある相互関係

1月31日から2月27日までの沖縄訪問・宣教の日々。この1カ月余りの間に、絶えず関心を払い、見聞きした課題の一つは、沖縄における教会と大学の関係です。そうです、キリストにある、その相互関係です。

これは今回に始まらず、1986年4月からの25年間にわたる沖縄滞在の間も一貫して思索し、小さな実践を重ねてきた課題で、それなりの聖書の基盤と自らの経験の備えがありました。

聖書の基盤は小さなピレモンへの手紙の9節で、手紙の送り主パウロが「キリスト・イエスの囚人」と自覚し、宣言している事実です。

もちろん、パウロはローマの絶対的権力の下で生死の権を握られている一介の老囚人です。この点から目をそらすことなく、しかもより根源的な事実をしっかり受け止め、「キリスト・イエスの囚人」と大胆に宣言しているのです。

同じです。沖縄にある私立や公立、国立の大学のいずれをも、「キリスト・イエスの大学」と受け止め、それに基づく実践的な聖書の基盤を与えられていたのです。この聖書の基盤に対する確信は、25年間の沖縄滞在で深められ、今、クリスチャントゥデイでの働きに参与する中でより豊かなものとされています。

さらに私なりの歩みの中で、ハーバード大学と上智大学の神学部で学んでいる間に、本来のあるべき総合大学に対する神学部の役割について心に刻まれたものがありました。

大学に神学部がない沖縄における教会の責任と役割を、琉球大学で極小の聖書研究会を20年近く継続する中で思索し、実践しました。

これらのさらなる根源は、恩師渡邊公平先生を通して教えられた、三位一体論的認識です。つまり、救済の恵みだけでなく、創造の恵みに立つ聖書の受け止めです。この視点に立ち、沖縄の教会と大学、キリストにあるその相互関係について、何を見聞きし考えたか、次回報告します。(続く

(文・宮村武夫)

■ 2015年2月沖縄訪問・宣教:(1)(2)(3)

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