Skip to main content
2025年5月18日14時40分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

アコースティックギター・メーカー創始者の信仰(1)<マーティン編>

2014年9月18日15時33分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
アコースティックギター・メーカーの創始者たちの信仰(1)<マーティン編>+
クリスチャン・フレデリック・マーティン

ギブソンと並んでアコースティック・ギターの世界的なメーカーとして知られる米国のマーティン(Martin)。クリスチャンでもあるかのエリック・クラプトンをはじめ、数多くのギタリストたちに使われてきた。その名は越川宏英ほか編『教会音楽ガイド』(日本キリスト教団出版局、2010年)にも出てくるほどだが、その創始者であった初代クリスチャン・フレデリック・マーティンの信仰と生涯は、日本ではほとんど語られることがない。

マーティンの英文サイトによると、彼は1796年1月31日にザクセン王国(現在のドイツ)のノイキルヒェンで生まれ、2月1日に幼児洗礼を受けた。14歳のときに堅信式を迎え、初めてのホーリー・コミュニオン(Holy Communion)にあずかったという。カトリック教会であれば聖体拝領、聖公会やルーテル教会であれば聖餐式と訳されるところだが、教派名は明記されていない。

父親からギター製作を学んだマーティンは、15歳でウィーンへ行き、スタウファーというギターメーカーで14年間働いた。その後、ハープの製作家の下で働き、1825年にウィーンでその製作家の娘でハープ奏者兼歌手であるルシアと結婚。7人の子どもに恵まれた。そして、1833年に家族と共にニューヨークへ移住し、ギター製作家としての人生を歩み始める。

ニュージャージー州チェリーヒルに引っ越して23年後に、彼は現在のマーティンの工場があるペンシルベニア州ナザレに移り、約11年間過ごした。マーティンギターの製造は、1839年から今に至るまでそこで行われている。

1842年に史上初めてX型ブレイシング(ギター内部に取り付けられた棒状の力木)による「Size 1」という小さなギターを作り、当時の優れた女性ギタリストであったマダム・デロレス・N・デ・ゴニから高く評価された。このブレイシング・パターンは、現在でも多くのギターに受け継がれている。

1850年代には「Size 1」より少し大きいギターを作るようになり、1859年には現在まで5世代にわたるマーティン家の土地となるところに新居を構え、小さな工場で製作を続けた。

アコースティックギター・メーカーの創始者たちの信仰(1)<マーティン編>
マーティン000−28EC エリック・クラプトン・モデル(写真:ISeneca)

マーティンは健康に恵まれたものの、晩年は脳卒中を再発。1872年に妻に病気で先立たれてからは息子の家で生活し、老衰しながらも、たとえ短時間であってもギター工房で仕事をしたという。翌年、彼は生涯を終えた。

彼の兄弟が書き残した文には、彼の信仰と生涯についてこう記されている。

「彼が宗教のことを語ることはめったになかったが、彼の行いそのものが、彼の人生が神の子への信仰の人生であったことを示すものであった。彼は自らの愛を示すとともに、『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである』(マタイ25:40)という預言に関する地上の神の子たちへの静かな証を通じて、逆に愛を受けたのである」

その行いは彼の子孫に受け継がれ、1930年代に作られ始めた「Martin D-28」や「Martin D-45」をはじめ、アコースティック・ギターの歴史に残る名器を輩出し、現代音楽に大きな影響を与えたことは言うまでもない。

マーティンのアコースティック・ギターは日本でも全国の楽器店で販売されているが、その起源には、創始者のキリスト教信仰があったと言えるのではないだろうか。

■ アコースティックギター・メーカー創始者の信仰(2)<テイラー編>

  • ツイート

関連記事

  • 星野富弘さんの世界を音楽で表現 クリスチャン歌手6組が渋谷で共演

  • 伊オーディション番組で “歌う修道女” のクリスティーナ・スクッチャさんが優勝(動画あり)

  • タンゴで賛美! 南米の賛美歌、こだわりの「原曲」アルバム・MP3・歌集(動画あり)

  • アフリカの国際的な賛美歌作家、パトリック・マツィケニリ教授

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 聖書普及事業150年記念式典・レセプションの申し込み受け付け始まる

  • ドイツの大聖堂で「世界最大の聖書のページ」展示 グーテンベルク生誕625年記念で

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • 不公平な愛 菅野直基

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(222)心を癒やす祈りと賛美 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(3)コヘレトの探求 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(5月13日):インド パンジャブ州で拡大するリバイバル

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

編集部のおすすめ

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.