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米国聖書協会、聖書に関する年次報告発表 聖書に懐疑的な見方が増加傾向 進む二極化

2014年4月14日15時43分 翻訳者 : 内田周作
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関連タグ:米国聖書協会(ABS)バーナグループアメリカ
米国聖書協会、聖書に関する年次報告発表 聖書に懐疑的な見方が増加傾向 進む二極化+
米国聖書協会は最近、2014年の「聖書状況報告」を発表した。それによれば聖書を懐疑的に見る米国人の割合が増えているという。(写真:米国聖書協会)

米国聖書協会は最近、2014年の「聖書状況報告」を発表した。それによれば聖書を懐疑的に見る米国人の割合が増えているという。

聖書は「物語を伝え、アドバイスを与える、人間が書いた教訓本の一つに過ぎない」と考える人々の割合が、2011年以来、調査対象となった人々の10パーセントから19パーセントに増加したという。

この調査は調査会社「バーナグループ」によって行われたが、聖書についての米国人の信条、社会における聖書の役割、米国人の家庭における聖書の存在、またその他の聖書に関する情報も詳細に調べている。

「4年間にわたる米国聖書協会の『聖書状況報告』の成果で、聖書に関する姿勢や行動の傾向を理解することができます」と、米国聖書協会の代表兼CEOを務めるロイ・ピーターソン氏は言う。「聖書に対する姿勢がますます二極化しているというのは、米国全体としても、教会や家族としても、あてはまることです」

8日に発表された新しい報告では、聖書をよく読んでいる米国人の割合も、懐疑的な人々の割合と同じ19パーセントであった。最新の結果は、第4回目の調査報告となる「聖書状況報告2014」で見ることができる。

「聖書に対して親しみを覚える」人々の割合は45パーセントから37パーセントに減少したものの、「聖書をよく読む」人々の割合は安定している。聖書に対して中立的な立場をとる人々の割合は、2014年は26パーセントであったが、統計的にはこれまでと同じだ。

これまでと同じく、この調査で、聖書は米国において今でも極めて重要な影響力を持っているということがわかった。しかしその一方で、聖書に関する信条や社会における役割はますます二極化している。この点は、データを年齢によって分析すると顕著に表われる。

全体的に見て、ミレニアル世代(18〜29歳)は聖書に対して不可知論的姿勢を取る傾向が強い。2014年の「聖書状況報告」のミレニアル世代に関する結果は以下の通り。

  • 聖なる経典など存在しないと考える割合:19パーセント(成人全体では13パーセント)
  • 聖書は聖なる経典であると考える割合:64パーセント(同79パーセント)
  • 聖書は人間が意義ある人生を送るために必要な教えの全てを備えていると考える割合:35パーセント(同50パーセント)

一方、聖書は社会においてほとんど影響力がないと考える人の割合は、成人全体では50パーセントであったのに対し、ミレニアル世代では30パーセントに留まった。参考までに、高齢者(68歳以上)の間では、聖書は社会においてほとんど影響力がないと考える人の割合は61パーセントだった。

また、一度も聖書を読んだことがない人の割合は、ミレニアル世代は39パーセント、成人全体は26パーセントであった。

聖書を読む頻度が減ったと答えた人々に関して、最も多かった理由は「忙しさ」だった。聖書を頻繁に読めない理由として忙しさを挙げる人々の割合は大幅に増加し、2013年には40パーセントであったのが、2014年には47パーセントになっている。

また、「聖書状況報告」によれば、米国人が聖書を読む方法も変化しているという。調査対象となった聖書を読む人々の内、44パーセントがコンピューター上で聖書を読むと答えたが、この数字は過去最高である。一方、聖書に関して印刷媒体はまだまだ健在で、調査対象となった聖書を読む人々の84パーセントが、聖書は印刷媒体で読むことが一番多いと答えた。

2月より米国聖書協会のトップを務めることになったピーターソン氏は、将来聖書に対する関心が急増するだろうと期待する十分な理由があると話す。

「米国人は年齢層に関わらず、米国全体のモラルの衰退をひしひしと感じています」とピーターソン氏。「その解決策を模索する上で、聖書がモラルの衰退を止め、人生を理解する助けとなる案内書であるということに皆気付くでしょう」

米国でモラルが衰退していると思うと答えた人の割合は、ミレニアル世代では74パーセント、成人全体では81パーセントだった。

米国聖書協会の「聖書状況報告2014」のその他の結果は以下の通り。

  • 米国人の心における存在感、本屋の売上という両方の点において、聖書は最大のベストセラーという地位をいまだ確保している。
  • 昨年、米国人の7人に1人が聖書を1冊購入している。
  • 米国人の79パーセントが聖書を聖なる本と認識している。
  • 聖書はほとんど全ての米国人にとって簡単にアクセスできる本であり、1世帯あたり平均4.7冊の聖書があることになる。
  • 聖書を毎日あるいは1週間に数回読む人の割合は、成人全体の28パーセントを占め、一度も読まない人の割合は26パーセント。
  • 聖書を読む人々の間では、聖書を1回読むのに費やす時間の平均は35分。
  • 聖書を読む人々の内、4人に1人(42パーセント)が聖書を読んだ後は心が落ち着くと答え、10人に3人(29パーセント)が希望を持てると答え、33パーセントが励まされ、精神を鼓舞されると答えた。
  • 今でも欽定訳聖書(KJV)が他のどの翻訳よりも好まれ、成人全体の34パーセントが欽定訳を一番よく読むという。

調査方法:「聖書状況報告2014」には、米国聖書協会がバーナリサーチ(バーナグループの1部門)に委託して行った全米対象の調査結果が含まれる。米国本土に住む成人1012人への電話インタビュー(携帯電話インタビューを含む)と、全米対象代表的パネル調査を使用した1024人へのオンライン調査という、2つの調査方法を使用した。2つの調査方法を使用することにより、主要な質問に対するサンプルサイズを大きくすることができ、各年齢グループにおける代表性を高めることができた。電話インタビューは2014年1月8日から20日にかけて、18歳以上の米国人成人を対象に行った。オンライン調査は、2014年1月28日から2月5日にかけて行った。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:米国聖書協会(ABS)バーナグループアメリカ
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