「原罪」解説し現代に問う展示など 4月から三浦綾子『氷点』3連続企画展

2014年2月22日23時59分 記者 : 内田周作 印刷

北海道・旭川の三浦綾子記念文学館は、クリスチャン作家・三浦綾子の代表作『氷点』が今年で50年を迎えるのを記念して、4月から『氷点』3連続企画展を行う。『氷点』に登場する「見本林」を追体験できる展示や、『氷点』のテーマとなっているキリスト教の「原罪」について解説、またその意味を現代に問いかける展示などを行う。

三浦綾子記念文学館は今年、『氷点』50年を記念して、1年限りの「三浦綾子文学賞」創設など様々な記念企画を行う。記念行事の1つとなる3連続企画展では、「追体験で味わう “『氷点』の聖地” 見本林」(4月1日〜6月29日)、「“ゲンザイ” 自己チューの根っこにある淋しさ=原罪 / 『氷点』は現代(いま)に何を語るか」(7月1日〜10月28日)、「『一生を終えてのちに残るのは、我々が集めたものではなくて、与えたものである』 “流氷が燃える”〜『続氷点』ヒロイン陽子の逢着点」(11月1日〜2015年3月27日)の3つの展示を行う。

三浦綾子は、『氷点』で見本林を「人間の深層心理を表わす空間」として用い、過酷な自然や複雑な人間関係、微妙に変化する人間の心と人間模様を描いた。1つ目の展示では、この『氷点』の描写を展示で見ながら、実舞台を歩くことで物語をリアルに体験することができるようになっている。

2つ目の展示は原罪をテーマにし、「今、生きにくい世の中にあって『人はいかに生きるか』が見つめ直されているなかで、『原罪』の持つ意味を真正面からわかりやすく紐解くとともに、現代におきているさまざまな事象との関連を見つめる」内容となっている。

3つ目の展示は、『氷点』で示された人間にとって普遍のテーマである「罪」の解決と、「人はいかに生きるか」という問いについて、『続氷点』で主人公・陽子の生き方らから考える内容となっている。

■ 三浦綾子記念文学館
〒070-8007 北海道旭川市神楽7条8丁目2-15
電話:0166-69-2626

<休館日>
6月1日〜9月30日:毎日開館(無休)
10月1日〜翌5月31日:月曜休館(月曜祝日の場合は、翌日休館)
12月30日〜翌1月4日:年末年始休館

<開館時間>
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

<入館料金>
大人:500円、大学・高校生:300円、小・中学生:100円 ※賛助会員無料

<公式サイト>
 http://www.hyouten.com

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